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更新日:2021年1月6日
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〜〜 2021年に映らなくなったSwitchの液晶を交換してみる 〜〜
なかなか手に入らなかったNINTENDO Switch。
たまたま安かった中古を購入したが、液晶が映らずショックを受けたけど、これも何かの縁と思いセルフ液晶交換をしてみた。
このページは新品の液晶パーツを入手、何とか自分で液晶交換をしてみた記録である。
●主な更新内容●
●用意するもの
↓まずは通販で買った「Switchの交換用液晶パーツ」。
簡易包装で送られてくる。
・AmazonのSwitch液晶パネル特集:https://amzn.to/38jz6xv
↓本体分解などに使う工具。
Y字ドライバも必要。
・AmazonのSwitch工具特集:https://amzn.to/2XesPgf
1、本体を分解する(裏ふたの撤去)
↓まずは裏ふたを外す。
裏のネジ4つはY字の山になっているネジになっている。
ドライバーは通販で入手可能。
・AmazonのSwitch工具特集:https://amzn.to/2XesPgf
↓本体上部の排熱口横にある+ネジを外す。
↓本体下部電源コネクタの左右の+ネジ2個、SDカード挿入口の+ネジ1個を外す。
↓JOYコン左右のスライド部、真ん中が裏ふた固定+ネジになっている。
左右の真ん中、計2個を外す。
↓本体裏の黒いふたを外すと、内部にシルバーのシールド盤が見れる。
各所のネジを外し、SDカードスロット基盤のコネクタを静かに外す。
2、液晶を外す(細かな部品とタッチパネルの撤去)
↓何よりまずはバッテリーコネクタを外す。
非伝導体のもので上にはね上げると外れる。
↑写真左側のコネクタを外し、ネジを外していくとゲームカセット挿入基盤が外れるようになる。
↓CPUなどの放熱板横にある白いコネクタを外す。
これは液晶のケーブル。
↓CPU放熱板とヒートシンクを外すとゲームカセット基盤が外れ、液晶用のコネクタが現れる。
跳ね上げて外す。
3、タッチパネルを外す(両面テープ固定を剥がす)
↓フロントのスピーカー穴2ヶ所に平たい傷がつかなそうな固いものを入れてテコの原理で少しずつ力を入れて剥がしていく。
少し浮いて隙間ができてきたらヘラみたいなもので両面テープを少しづつ剥がしていく。
この際、タッチパネルについている信号ハーネスを破損しないように注意すること。
ヘラみたいのはテレフォンカードみたいなものでも代用できる。
↓剥がすと下の画像になる。
傷がつかないようにホコリにまみれないように保管しておく。
両面テープを付け替えたい場合は大体の位置を剥がして張り替える。
4、液晶を交換する(ハーネス2つをうまくはめる)
↓液晶ハーネスが外れていることを確認して新しい液晶に交換する。
新しい液晶の信号ハーネスは新品なのでクセがついていないので軽く曲げつつ各コネクタに接続。
ここが一番難関かもしれない。
コネクタの固定ハッチはちゃんと止める事。
バッテリはー試し繋ぎにて。
↑新しい液晶の位置をちょうど真ん中に水平にしておくこと。
忘れるとタッチパネル設置後に斜めになっていることがある。
無事液晶が映ったら次へ進む。
5、本決めと組付け
↓液晶が動作したらタッチパネルをホコリが入らないように戻していく。
両面テープは強力なものが付いていたけど変えたい場合は変えておく。
見栄えが良いように設置していく。
バッテリーはふたを閉める最後に接続。
無事組み上げることができたら、タッチパネルの動作チェック、変更はないけどコントローラーのチェックをしておくと良い。
●●Switchの液晶パネル交換の考察●●
今回は液晶パネルの不具合にてパネル交換してみた。
液晶、及びタッチパネルの破損による交換もこの手順でできると思う。
本来であればNINTENDOに修理に出すという方法もあるが、時間と値段の兼ね合いからセルフ交換を決行してみた。
手先に自信がある方や手慣れた方は試す価値があると思う。
作業時間的には1時間も見れば大体終わると思う。
作業的には中度ぐらいだろうかと思われるが、人によっては大作業になるかもしれない。
ただ、慣れてくると特に問題ない作業だろうとは思う。
ゲーム機本体、特にSwitchのメンテナンスが簡単にできる時代ということはすごいことと思う。
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