第一回イルファーラン・キャラ人気投票結果発・おまけ
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この座談会の後半は、もともと、ボツネタ公開として日記の方にアップしてあったものです。
が、コンテンツ作成後一年近くたっても稀にその日記にアクセスがあることから、
こんな下らないものを見てもらうために
いちいち一年前の日記を掘り返す手間をおかけするのを心苦しく思い、
今更ながらhtmlページを作って日記を転載してみました。
今までご不便をおかけした皆様、申し訳ありませんでしたm(__)m
(2003年12月22日)

 <人気投票記念・キャラ座談会> 続き 


『イルファーラン・キャラ人気投票』結果発表ページを、やっとアップしました。
結果発表ページのおまけにキャラ座談会をつけたのですが、その後半が、書いてみたら思ったほど面白くなかったので(&あまりにもアルファードをコケにしすぎていて、いくらなんでも問題ありそうだったので)、削りました。
でも、せっかく書いたのに完全にボツにするのはもったいないから、ここに載せときます。
はっきりいって、くだらないです……(^^ゞ

これが頭に浮かんだ時には、自分ですごく面白いような気がして、セルフ・ツボ押し状態で、しばらくひとり笑いが止まらなかったんですけど……、あの時、私は、酔っ払ってたか、寝ぼけていたか、したのでしょうか?
なんでこんなものが、あんなに面白いような気がしたのでしょう……。
なんか、すごくヘンなノリなんですけど……(^_^;)
とてもシラフで考えたものとは思えません(^_^;)


日記限定・ボツネタ公開!
『第一回人気投票記念イルファーラン・キャラ座談会・続き』
(警告・アルファードのイメージが落ちるのが嫌な人は読まないでください!)


里菜
「あ、あのね、そうだ、忘れてた、作者さんが私に、腕立て伏せをやれって」
ローイ
「腕立て伏せだぁ? なんでまた……」
里菜
「なんかね、作者さんが座談会の内容をつらつらと想像してるとき、なんでだか、あたしが腕立て伏せを始めたんだって。でも、後になったら、なんでそういう話になったのか忘れちゃったんだって。でも、あたしに腕立て伏せをさせると面白そうだから、やれって。投票のお礼に、みんな一つづつ、芸をしなきゃいけないんだって。だから、あたしの芸は腕立て伏せにしろって。やだなあ、あたし、出来ないのよ……」
ローイ
「はあ? 出来ないって、一回も?」
里菜
「うん、一回も」
ローイ
「なんだ、そりゃあ? ホントか? あんた、いくらなんでも、そりゃひどいぜ?」
里菜
「だって、出来ないんだもん、しょうがないじゃない」
ローイ
「しょうがないって、あんた……。まあ、やってみろよ」
里菜
「うん(腕立て伏せをしようとする……が、一回腕を曲げた後、起き上がることが出来ず、しばらく苦しんだ後、そのままべちゃっと潰れる)」
アルファード
「……(無言で呆れている)」
ローイ
「うわあ、こりゃひどいや! あんた、今の、ほんとに本気でやったの? いくらなんでも体力無さすぎ! なんだあ、この細い腕は!(←里菜の腕を掴んでる) ひとかけらも筋肉ついてないじゃん。なにも筋肉もりもりになれとは言わないけどさあ、いくらなんでも、もうちょっと身体鍛えた方がいいぜ」
里菜
「だって……。運動、きらいなんだもん。ちょっと喘息があるから、運動すると息が苦しくなることがあるし」
ローイ
「でも、それって、もう治ったんだろ? 前にそう言ってたじゃん」
里菜
「うん、たぶんね。でも、やっぱり、運動は嫌い!」
アルファード
「いや、リーナ、持病があって運動できないのならしかたがないが、そうでなければ、君は少し、運動をしたほうがいい。基礎体力がないと、後々、自分が損をするぞ。なんなら俺が、指導しても良いが。良ければ、俺が、君のような筋力のない女性でも無理なく少しずつ身体を鍛えられる合理的なトレーニングメニューを……」
ローイ
「おっ、アルファードがなんだか嬉しそうだぞ。顔が輝いてるぞ」
里菜
「ええ〜! やだ、やめて! トレーニングなんてしたくない……。あたし、運動、苦手なんだってば! 運動なんて、時間と体力の無駄使いよ!」
アルファード
「苦手だからといって逃げていてもはじまらない。それに、運動をすることは、体力の無駄ではない。若いうちは、体力は、使えば使うほど増えるんだ。また、時間の無駄でもない。体力があれば、多少の無理も利き、いろいろな面で効率よく生活することが出来て、結果的に時間を節約できる。この先の長い人生の中で、体力が無いことによって無駄になる時間を考えれば、運動に費やす時間は無駄ではない! さっそく、明日からでもトレーニングを始めよう!」
ローイ
「リーナちゃん、アルファードと一緒に体操してやれよ……。ほら、すっかりその気だぜ?」
里菜
「うわあ……。あたし、ほんとに運動きらいなのに……。なんでこうなるの……(涙目)」
ローイ
「いいじゃん、あんた、アルファードの役に立ちたかったんだろ? 一緒に腕立て伏せをしてやることが、ヤツの気晴らしになるんだよ。あいつ、あんたが来てから、家で筋トレ出来ないから、運動不足でストレス溜まってたんだぜ?」
里菜
「ええっ? なんであたしがいると腕立て伏せができないの?」
アルファード
「いや、出来ないわけじゃないが……。別に君のせいじゃない。気にしないでくれ」
ローイ
「だって、あんた、リーナちゃんが来る前は、家でも毎晩せっせと筋腕立て伏せとかやってただろ? 牧場では毎日剣を振り回してたしさ。リーナちゃんが来てから、遠慮して、やめてたんだぜ?」
里菜
「ほんとなの、アルファード? 何でそんな、遠慮なんかするの? 自分の家じゃない、そんなヘンな遠慮なんかしないで、腕立て伏せくらい、いつでも好きなときにすればいいのに。あたしがいるせいで好きな腕立て伏せが出来ないなんて、申し訳ないじゃない」
アルファード
「いや、失礼かと思って……」
里菜
「ええっ!? なんで? なんで腕立て伏せが失礼なの? ねえ、ローイ、イルファーランでは、腕立て伏せって、何か失礼なことなの?」
ローイ
「いいや、別に」
里菜
「じゃあ、アルファードは、なんで失礼だと思ったの?」
アルファード
「いや、汗臭かったりすると失礼かと……。それに、狭い家の中で、身体の大きい俺が乏しい床面積を占領してそんなことをしていては、場所ふさぎだろう?」
里菜
「ええ〜! アルファードが、自分の家の中で、そんなに遠慮をしていたなんて! もしかして、あたし、アルファードの邪魔になってた? そんな、あたしのことなんか気にしないで、腕立て伏せくらい、自由にしていいのよ! 邪魔になるなら、あたし、隅っこに避けてるから!」
ローイ
「でもさあ、一緒に暮らしててさ、こいつがその辺でいきなり腕立て伏せ始めたら、やっぱり、ヘンじゃねえ? 『リーナ、俺はこれから腕立て伏せをするから、ちょっとそこをどいてくれ。ふんっ、ふんっ、ふんっ……(←アルファードの口真似で)』ってか?」
里菜
「あはは〜、それ、やっぱり、ヘンかも! やだぁ……(笑いこける)」
アルファード
「……そういう風に君に変に思われるのが嫌だから、やらなかったんだ」
里菜
「あ、ごめん! ごめん、ごめん、遠慮しないで。これからはいつでも好きなときに腕立て伏せをしてね? ……プッ(吹き出す)」
アルファード
「…………(憮然)」
ローイ
「で、リーナちゃん、今の腕立て伏せがあんたの芸ってわけ? あんなのが芸なんて、しかもぜんぜん出来てないのに、ずるくねえ? まあ、いいか。リーナちゃんだし。べちゃっとつぶれたところが、ちょっと可愛かったしな。よし、許す」
里菜
「うん、あたしはあれでいいの。だって、作者さんから、わざわざ腕立て伏せって指定されたんだもん。さあ、みんなも何か芸をしてね。ミュシカ、何やろうか? 『鼻パク』、やる? これはアルファードじゃなくてあたしが教えた芸なのよ。ね、ミュシカ。じゃあ、さっきの、賞品のササミジャーキーを一本、取り出して……ミュシカの、鼻の上に載せます。ミュシカ、待て〜。……ヨシ!」
ミュシカ
「パクっ!(鼻の上に載っていたジャーキーを投げ上げて、口でぱくっと受け止める)」
里菜
「よ〜し、上手上手! いい子ねえ、ミュシカ。じゃあ、次、ローイ」
ローイ
「おう! 俺は多芸多才だからなあ。芸はいくらでもあるが、今日は、本編中や『イルファーラン観光ツアー』では披露しない特別な芸をやってみるとするか。最近習得したんだけどさあ、コサック・ダンス。見てな、ほら!(コサック・ダンスを始める)」
里菜
「うわあ、すごい! 面白〜い! パチパチ……」
ローイ
「えっへん、どんなもんだい。これ、けっこう、体力いるぜ?」
里菜
「うん、すごい、すごい!」
ローイ
「さあ、今度はアルファードの番だぜ。普段やってないことをやるのが面白いんだから、あんた、剣を振り回すとかじゃ駄目だぜ。そうだ、歌でも歌えよ」
里菜
「うん、聞きたい、聞きたい! あたし、アルファードが歌を歌うの、聞いたことないもん」
ローイ
「だろ? 俺も、ない」
アルファード
「いや、俺は、歌はちょっと……。勘弁してくれ」
里菜
「なんで? もしかして、アルファード、音痴なの?」
アルファード
「さあ……。俺は歌を歌ったことがないので、自分が音痴かどうか、わからない」
里菜
「え……? 歌ったことがないって、一回も?」
アルファード
「ああ」
里菜
「うそぉ。そんなこと、あり得る? だって、学校の音楽の授業とかは?」
ローイ
「あんたの国じゃ、学校で音楽を習うのか? ここにはそんな授業、ないぜ」
里菜
「え、そうなの? じゃあ、ほんとにぜんぜん? 一回も? 鼻歌も?」
アルファード
「ああ。記憶のない子供時代はどうだか知らないが、ここへ来てからは、本当に、全く、一度も歌ったことがない」
里菜
「そうなんだぁ。じゃあ、アルファード、せっかくのチャンスだから、ためしに、歌、歌ってみれば? 声はいいんだもの、きっとステキよ? ね?」
アルファード
「いや、歌はやはり……」
ローイ
「歌わないなら裸踊りだぜ。あんた、歌と裸踊りと、どっちがいい?」
アルファード
「…………(←頭の中で両方のケースをシミュレートして、どっちがマシか比較検討しているらしい)」
ローイ
「(小声で)なあ、なあ、リーナちゃん、あんた、いつも、俺がアルファードのこと変わってるって言うと、そんなことないって言い張るけど、やっぱりアルファードって変わってるよな。あいつ、真面目にどっちがいいか考えてるぜ? 普通、ここで、考えるか? 歌と裸踊りだったら、普通は歌がいいに決まってるじゃん?」
里菜
「……うん、やっぱりちょっと変わってるかも……(^_^;)」
アルファード
「……歌にする」
里菜
「(ローイにひそひそと)ああ良かった。裸踊りにするって言ったらどうしようかと思った……」
ローイ
「(里菜にひそひそと)俺も……。ちょっと本気で心配しちまったよ」
アルファード
「だが、俺はあまり歌をしらないんだが」
ローイ
「あれなら覚えてるだろう、いつも俺が宴会で歌うやつ。何度も聞いてるじゃん。あれ歌え、あれ」
アルファード
「ああ、それなら知っている。あー……。あ、あ〜……。……………………」
里菜
「ど、どうしたの、アルファード。喉が痛い? 歌、忘れた?」
アルファード
「……いや。……あー、あー…………」
里菜ローイ
「…………(なんとなく固唾を呑んで見守っている)…………」
アルファード
「…………駄目だ、やっぱり、俺には出来ない!!」
里菜
「ええ〜!? なんで?」
ローイ
「歌わないなら裸踊りだぞ! あんた、自分に投票してくださった皆さんに、なにもお礼の芸を披露しないつもりか!?」
アルファード
「…………ちょっと待て。よく考えてみたら、何で俺だけ、歌か裸踊りなんだ? リーナが腕立て伏せなら、俺も腕立て伏せでもいいじゃないか!」
ローイ
「だってそりゃあ、もともと体力系じゃないリーナちゃんが、出来ない腕立て伏せをして見せるから面白いんであって、もともと体力系のあんたが腕立て伏せなんかしても、芸にも何にもなりゃしないんだよ」
アルファード
「じゃあ、片手腕立て伏せならどうだ」
ローイ
「はあ? 同じようなもんじゃん!」
里菜
「いいじゃない、ローイ、もう、腕立て伏せでいいわよ。よく考えてみれば、今まで一度も歌ったことないのにいきなり人前で歌うなんて、やっぱり無理よねえ。歌は、今度、1人でこっそり練習してから聞かせてもらいましょうよ。今日は腕立て伏せでいいじゃない。アルファード、腕立て伏せをやりたがってたんでしょ?」
ローイ
「ちぇ、しょうがねえなあ。まあ、あんまり追い詰めて、じゃあ裸踊りをするって言い出されても困るしな。じゃあ、やんなよ、腕立て伏せ」
アルファード
「ああ。………(黙々と片手腕立て伏せを始める)…………(いつまでもやっている)……………」
里菜
「……あのう、アルファード、もういいわ」
アルファード
「いや、まだまだだ……(腕を替えて続ける)……」
ローイ
「おっ。記録に挑戦か! 何だ、俺もやるぜ! 競争だ! 体力なら負けねえぞ!(隣で腕立て伏せを始める)」
里菜
「あの……、二人とも? ねえ、もう終わりにすれば? みんな、飽きちゃうよ?」
ローイ
「リーナちゃん、止めてくれるな! これは、男と男の真剣勝負なんだ!」
アルファード
「…………(何も聞こえていない)…………」
里菜
「……えっと…………。それでは、今日は、アルファードとローイの腕立て伏せを見ながらお別れです。それでは皆さん、また今度。……ねえ、ミュシカ、この二人、なんとかしてよ……。なんか、ヘンなことになっちゃったなぁ……。ねえ、二人とも、もう帰ろうよぉ(T-T)」


……以上です。
最初に座談会の展開を頭の中で考えていたとき、どういう話の流れで里菜が腕立て伏せを始めたのか、今となっては、さっぱりわかりません……(^_^;)
そのときは、何か、ごく自然な流れでそうなったはずだったのですが……。
しかも、ローイはなぜ、いきなりコサック・ダンスを……?
やっぱり、私は、これを考えた時、酔っ払ってたのでしょうか?
それとも、座談会の内容を考えているうちに寝てしまって、夢で座談会の続きを見たのでしょうか?

(2003年1月24日の日記 『ボツネタ公開・イルファーラン・キャラ腕立て伏せ大会』より転載)


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