たまたま『月刊カノープス通信』ではなく日記で紹介したサイトさんですが、とってもオススメなのでログをひっぱってきて紹介集に加えてみました。とにかく雰囲気のある作品ばかりなのです!
(この日記は2002年6月現在の状況で書かれたものですが、その後、このサイトさんは、活動を再開し、中世ラブロマンス『永遠の恋人』を連載中です(2003年4月現在)。私がここでおすすめした『黄金林檎を護る竜』などの旧作も、いったん取り下げられていましたが、再アップされています\(^o^)/


2002年06月06日(木)の日記より
『 勝手(^_^;)に宣伝! お薦めサイト『ロマン倶楽部』さん 』

 実は私、ZERO-ZEROさん@TEAR DROP.の更新案内メルマガ取ってるんですけど、今日の号に、響子さん@ロマン倶楽部の『塔の中の姫君』が紹介されてて嬉しかった。
 自分が入れあげてる作品が他の人にも誉められてると、なんか嬉しいですね。
 『やっぱり? ね、良いですよね? 私も前から良いと思ってたんだ! さすがZEROさん、お目が高い!』という感じ。
 特に響子さんの作品は、かなりマニアックな作風なので、あれを好きだと言う人がいると、失礼ながら、『あ、同志だな!』と感じてしまうのです。

 ロマン倶楽部さんは、私が読み専時代から作品に惚れ込み、サイト開設後は真っ先にリンクさせていただいたサイトさんなのですが(リンク集に入ってます)、その直後から、かなり長く、小説サイトとしての活動は半休止状態だったんです。
 が、最近、ぼちぼち創作活動を再開なさったようで、嬉しい限りです。
 ZEROさんお薦めの『塔の中の姫君』もいいけど、私の一押しは『黄金林檎を護る竜』かな。

 それにしても、あそこは、かなり長いこと全く更新がなく、管理人さんがネットに顔を出さない状態だったにもかかわらず、その間も、ちゃんと、あちこちで作品が読まれ続け、じわじわとリンクが増えていってたのがすごいです。
 『あ、ここでも』という感じで、知り合いのところなどで偶然にロマン倶楽部さんへの新規リンクを見かけることが一度ならずあって。
 ほんとに面白い作品って、ただ置いてあるだけでも、趣味の似たもの同士のリンク集伝いなどで、おのずからじわじわと広まっていくものなのですねえ。

 私がこんなとこでよそのサイトさんの宣伝をするのもなんですが(しかもご本人に無断で……^_^;)、好きなものは宣伝したくなるタチなので、ZEROさんに便乗して(?)思わず宣伝しちゃいました。こんなとこで宣伝しても、たいした効果はないでしょうけど。


……というわけですが、これ、ぜんぜん作品を紹介してないですね(^_^;)
リンク集から紹介文を転載します。

 童話風の小品『黄金林檎を護る竜』、美しくも残酷な『塔の中の姫君』は、小さいけれどキラリと光る宝石のような物語。こっそり自分のコレクションにしておきたいような、マニアックな(?)傑作です。
 旧作『永遠の誓い』を改題、改稿しつつ連載中の『永遠の恋人』は、切なく美しい中世ラブロマンス。プロローグはまるで一編の詩のようで、ことに最初の一行のカッコよさは感涙モノ。
 簡潔にして詩的な研ぎ澄まされた文体、透徹した中にも甘やかで、そっけないほど抑制が効いていながら濃密な情緒が匂い立つ独特の作風は、余人の追随を許さない独自の境地を感じさせます。
 ファンタジーに対する造詣の深さ、熱い思い入れも魅力!

サイト名:夢紡ぎの歌(2005年10月、『ロマン倶楽部』より改名・移転)
作者名:響子さん

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