午後8時、本日最後の組、40代男子の試合が始まった。本番前に5分間の練習時間がある。私を含む8人のスケーターは、氷上にとびだした。 ウォームアップのため数回リンクを周回したあと、私はもっとも不安のループジャンプを跳んでみた・・・。うまく着地した。 スピン、ステップをやってみた。まずまずだ。氷もこの前の整氷後に、2組、20人以上が滑ったにしては、きれいでよく流れる。 練習時間が終わり、1番の選手から演技が始まる。私の出番は最後の8番めだ。 |
当文章は私が、2004年5月15日に行なわれた「フィギュアスケート・マスターズ・チャレンジカップ」に出場したときの体験記である。 |