観戦系スケートファンの一生


「趣味がスケート」とか,「スケートが大好き」といっても,これには大きく分けて二つのタイプがあります。
自分で滑って楽しむ,「スケートを滑るのが趣味」というタイプと,もう一方のスケートファンは,「競技,演技としてのフィギュアスケートを見て楽しむのが趣味」な,タイプです。
私はこの二つのタイプを,「実践系」と「観戦系」と名づけました。
当ホームページで,ここまで書いてきたことは,主に「スケートを滑ることが好き」な人に関する内容でした。実践系です。
私自身が実践系スケートファンだからです。
でも当ホームページのメイン・タイトルは,「スケート大好き!」ですから,ここで「観戦系」スケートファンについても,ふれておきたいと思います。

「実践系」と「観戦系」,どちらもいわゆる「スケートファン」なのですが,その実態は異なっています。
そもそも,あるスケートファンが,「実践系」か「観戦系」のどちらなのかが,いろいろです。
スケート好きになった始まりは,どちらかだったとしても,何年かスケート好きを続けているうち,滑るのも見るのも,両方とも好きになる場合もあります。
実践系は長く続けるうちに,観戦するチャンスが巡ってくるので,見るファンにもなりやすいものです。
観戦系には,「絶対に見るだけ,自分でやるものではない」という方も,かなりいます。
しかし,「見ているとやってみたくなる」というケースで,始めてみることも多いようです。
ひとことで「スケート好き」といっても,観戦系と実践系では,別の趣味とさえいえるものです。
それが,一人の人物の中で,両方実行されるのは,その両方ともが「楽しい」からでしょう。
その楽しさを分析して,片方のファンであっても,他方のおもしろさを味わうことは,意義のあることではないでしょうか。

「観戦系スケートファン」の不思議な生態

観戦系スケートファンの中には,私には理解できないほど,熱狂的なマニアがいます。
私は「滑るほう」から入った人間なので,熱狂的な「観る」スケートファンの行動は,いつも不思議な視線で眺めてきました。
やがて少しずつ,自分の観戦の機会が増え,熱狂的な「観る」スケートファンの友人ができはじめました。
話しを聞いているうちに,少しずつ分ってきました。
ですから,私なりに理解したことを,記載しておきます。
あっている部分と,間違っている部分があるでしょう。
もし,この文を読んで,感想や意見があったら,聞かせてください。

 1. 始まり 
 2. 理 由 
 3. 熱 情 
 4. 行 動 
 5. 人生が変わる
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壮大なもくろみをもって始めた、観戦系スケートファンの一生。
開始後、10年は経っていますが、原稿はなかなか進みません。
現在、公開している部分は、1998年の長野オリンピック直後に執筆したものです。