これは、私の祖父が親友の渡辺錠太郎氏から送られた書である。
「慎始敬終」と書かれている。
「慎に始まり、敬いに終る」という友情の意味だと思ったらおおまちがい。
正しくは「物事を、最初から最後まで気を抜かず、手抜きもせずにやり通す」という内容だ。

goo辞書で「慎始敬終」を見る。