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遊行寺すすき念仏会 参拝の旅（平成19年9月15日〜16日）
１日目 ９月１５日（土）天気晴れ 山形→遊行寺→江ノ島（泊）
９月１５日、檀信徒会皆様の企画によりまして、総本山遊行寺すすき念仏会
への参拝旅行に行ってまいりました。この度は同じ町内にある光玉寺の皆様と
合同で企画いたしました。すすき念仏会は、総本山の伝統行事で、御上人様と
修行僧が鉦を叩きながら念仏をとなえて輪になって回る法要です。
時宗独特のさまざまな念仏を聞き、参加された皆様は言葉では言い表せない
たいへんな感動を受けられたようです。
弥陀の十八願になぞらえた１８個の提灯の明かりが灯る、厳かな本堂の中で
法要は勤められていきます。途中から念仏の行道が始まると堂内は次第に
騒がしくなり、カメラのシャッターがあちらこちらで切られています。
かつては遊行上人が旅する先々で、時宗の念仏は人々の目を釘付けにして
いました。今日もお参りに来ているたくさんの人々が注目しています。
時宗の念仏の魅力は今も変わりません。
 
総本山では御上人様よりお話を頂き、宝物館も見学してきました。総本山を出たのは
夕方４時半。それからバスで江ノ島へ。
道の途中で『一遍聖絵』に出てくる「片瀬の浜の地蔵堂」跡に立ち寄りました。
今日は江ノ島の中にある旅館に泊まります。
２日目 ９月１６日（日曜日）天気快晴 江ノ島→都内→山形
 
翌日、１６日は江ノ島の中をゆっくり散策しました。実は江ノ島には、宗祖一遍上人が
開かれたと伝える井戸があるのです。２日目は江ノ島神社詣り、銭洗い弁財天、
一遍上人成就水道、そしてお土産も買いながら島内を巡りました。
 
 
帰りは片瀬海岸から横浜・湾岸方向へ。京浜工業地帯と都心を通り、横浜東京土産も
買い足して（？）の帰路でした。皆様の日頃の行いの成果か、お天気に恵まれてとても
良い参拝旅行になりました。
たくさんのお土産と思い出を持ち帰ることができて皆様たいへん喜ばれていました。
企画に携わりました皆様に厚く御礼を申し上げて終わります。（副住職記）
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