真理に媚びず 虚偽を蔑まず 知識に諂わず 無知を侮らず



  アジアンカップ カタール 2024をふりかえる

得点をおおくとったほうが勝った。
あたりまえのことではある。
けれど、
それを忘れてしまう。

どうすれば得点できるのか。
サッカーの本質はそこにつきる。
忘れかけていたことを、
ふたたびおもいおこさせてくれた。
それがアジアンカップ カタール 2024である。

アラブ諸国の健闘、
アセアン諸国の奮闘でおわった。
ぞくぞくと、
てごわい相手になってゆく。

アラブ諸国の健闘は、
ワールドカップ カタール 2022で、
モロッコの4強入。
アルゼンチンをゆいいつ破ったのはサウジアラビア。
モハメド(エジプト)サラがプレミアリーグで得点王。
われわれとておなじアラビアン。
ならぬはずはない。
自信の質がかわってきたことはまちがいない。

それはモダンなサッカーではない。
そもそもモダンなサッカーなど詭弁である。
得点したチームが勝つ。
それだけのこと。
そんな力強いサッカーをみせてもらった。

ニッポンチームは、
フランス リーグ アンで絶好調であった伊東純也選手。
そのかれを、
のびのびと走らせてあげることを怠ったがため、
チームは自沈。
伊東純也選手のかわりはいなかった。
かれを欠き、
かれがもつ攻撃への意欲とアイディア、
そのいずれをも、
ニッポンチームはなくしていたのである。





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