真理に媚びず 虚偽を蔑まず 知識に諂わず 無知を侮らず



  閉塞

 いきぐるしいのは、いきぐるしい言葉のつかいかた。

 なによりも、そのいいかたに、いきぐるしい。

 いきぐるしいのは、
 いきぐるしいいいかたをするからさ。

 そこにだぁれもきづかない。


 いきぐるしさは、
 そこからしかうまれない。

 不況だ、なんて、

 かってに不況にしておいて。
 みんなで、不況だ、不況だ、っていってるんだもの。
 そりゃぁ、不況にもなるだろう。

 ことばづかいをまちがっている。

 そのいいかたをまちがっている。


 そこにだぁれもきづかないから、やっかいなだけ。

  なつかし、安治之介の詩でした。





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