メッセージ
震災以降、スポーツ界から、とりわけ現役選手からのメッセージで、わたくしの心にきざまれるものはなにひとつなかった。
どれも平均的な言動に終始する。
ことは甚大で、しかも未曾有なのだ。
やむをえないことなのかもしれない。
が、そこにはあきらかな欠落がある。
選ばれしものの責任、がまったくない。
どういうことなのか。
スポーツとはたんなる戯事にすぎぬのか。
あたまを抱えているのは、わたくしだけではあるまい。
3月18日【セルジオ越後コラム】すべての日本人へ「倒れた人の分まで走るのがサッカーだ」。
ニッポンのスポーツ界からの、唯一のメッセージである。
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