真理に媚びず 虚偽を蔑まず 知識に諂わず 無知を侮らず



  それはズルガシコサでも、マリシアでもない
  卑怯という
  非紳士的行為、そのものだ

 報復行為として注意、警告、退場処分を受ける。
 筆者はおもう。
 では、その行為のもととなった相手選手にたいして、なにもない、というのはおかしいじゃないか。

 エースがうけたのは、あきらかに、いやがらせであった。
 エースとは、もちろん攻撃の要(かなめ)である。
 そのかれを止める。
 防御の必定である。

 執拗に、執拗に、からだをあわせる。
 エースは絡みつく相手を手ではらいのけた。
 その瞬間、2枚目のイエローカード。
 攻撃の要(かなめ)は退場する。
 非紳士的行為。

 挑発にのったのが悪いという。
 が、それは嘘である。

 挑発はもはや紳士的行為ではない。
 問題はそこにやどる精神である。
 挑発して得るメリットに何程の価値があろう。

 それはズルガシコサでも、マリシアでもない。
 卑怯という。
 非紳士的行為、そのものだ。

 密着すぎるマーク。
 はたして、これはフェアープレーなのだろうか。

 ぼくは、報復とともに、それを誘発したプレーにたいして、
いや、むしろ、
誘発プレーにこそ重きをなした注意勧告をすべきであると考える。





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