細野不巡 スタジアムで会いましょう
2007年
敬称略
2007年12月5日
  ジェフ千葉、アマル・オシム監督解任

「いまはとまどっている。」
「びっくりしている。」
 
 ジェフ千葉、アマル・オシムさんが解任。
 ジェフ千葉での経験は、かれにとっては素晴らしいものであったにちがいない。
 実績がないにもかかわらず、異国とはいえ、プロチームのマネージャーとなる。
 異例である。
 かれは父上に感謝せねばなるまい。
 
 で、冒頭の言である。
 アマル・オシム解任をつたえきいたジェフ千葉主力選手の弁である。
 
 筆者はおもった。
 なにをいっていやがる。
 まだピンぼけていやがる、と。

 筆者は選手諸君に、まず、こういいたい。
 すべてはきみたちのせいではないか。
 アマル・オシムさんについてのコメントをもとめられたのならば、
「あすはわがみ。」
 そういえるだけではないのか。
 
 12月1日、ホームでの最終戦、対名古屋グランパスはみにいかなかった。
 行く気がしなかった。
 テレビすらみなかった。
 つまらない試合になる。
 結果は予想の範囲をこえなかった。
 
 ああ、これで、シーズンをおえた。
 無策。
 ただその一言につきる。
 
 筆者がスポンサーならば、即、おりる。
 筆者が強化担当ならば、サポーターに土下座。
 そして、ほとんどの主力選手を解雇するだろう。
 
 いきおいチームは危機に瀕するだろう。
 降格もありえるだろう。
 が、それくらいの対処をしなければ、中位のメンタリティーからは脱せない。
 その覚悟なくして変貌はとげられないのである。
 
 根は深い。





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