当然の帰結 北京五輪アジア最終予選C組、対カタール戦
10/18日カタール2-1全日本
勝ち点7で並んだが、総得点差でカタールが首位。
腹もたたない。
当然の帰結。
これが実感である。
李忠成選手(柏レイソル)のワントップ起用はいいアイディアなのだろうか。
そもそも李忠成選手をはじめ、ニッポンに、ワントップを理解しているフォワードはいるのだろうか。
ポストプレーのなんたるか、みないちように把握しているのだろうか。
すべての戦術はそこから始めなければならない。
「ワントップでいく、わかってるな。」
「はい、わかっています。」
で、すましてしまうからいけない。
ここはイタリアではない。
ルカ・トニ・ヴァルケッタはいないのだ。
まるでジェフ千葉。
負けをかさねているときの状況とうりふたつである。
ワントップがまったく機能しない。
そのときは巻誠一郎選手のワントップであった。
森島康仁選手、李忠成選手の2トップでよかったのではあるまいか。
なによりも、ゴールキーパーと1対1の場面で、シュートを打たず、パスを選択、そしてミス。
そんな名ばかりのシャドウ・ストライカー(?)本田圭佑選手(名古屋グランパス)他多数、を重用する反町康治監督に問題がある、といわねばなるまい。
菅沼実選手(柏レイソル)、梅崎司選手(大分トリニータ)を起用していたのならば、すくなくともあと5本(すくなくとも3本)シュートは放たれていた。
そのシュートをキーパーがかろうじてはねかえす。
はねかえってきたボールを、
ニッポンで一番のボレーキッカー李忠成選手がハーフボレーできめる。
柏レイソルではあたりまえのプレーである。
その、
あたりまえのプレーをしようじゃないか。
勝負はまだ、
おわってはいないのだし。