アマル・オシム監督に告ぐ 工藤浩平選手をアッタカーで起用せよ
前回、ジェフ千葉、工藤浩平選手を褒めた。
リーグ戦再開。
3月31日対ジュビロ磐田戦。
磐田1-0千葉。
アマル・オシム監督は工藤浩平選手をデフェンシブ・ハーフにさげ、マークを命じた。
10日まえ。
3/21日のヴィッセル神戸戦(神戸1-4千葉)、工藤浩平選手は攻撃の軸として2得点。
3/25日のサンフレッチェ広島戦(千葉2-1広島)では1得点と結果をだした。
にもかかわらず、
アマル・オシム監督は工藤浩平選手の位置をさげた。
その際、敵チーム中盤選手のマークを命じたにちがいない。
「・・・工藤浩平ならできる。」
アマル・オシム監督は過信した。
案の定、工藤浩平選手の攻撃参加は激減。
試合内容もお粗末。
ナビスコカップ戦まえの状況に逆戻りしてしまった。
試合後アマル・オシム監督はいう。
「いい試合だった。」
と。
この瞬間、著者は確信した。
これままではだめだ。
いったい、どこのどこがいい試合なのか。
むしろ内容は最低である。
すくなくともイヴィツァ・オシム監督のころはこういうお粗末な試合は稀であった。
ナビスコカップ戦。
工藤浩平選手の活躍は発見なのだ。
工藤浩平選手はもともとその技量をもっているにせよ、実際の公式戦で結果をだしたのは初めてであった。
ブルペンエースは所詮ブルペンエースでしかない。
が、工藤浩平選手はブルペンエースにとどまらなかった。
エース工藤浩平の誕生であった。
工藤浩平選手はアタッカーでこそ力を発揮する。
アマル・オシム監督はそう感じるべきであった。
ならば、工藤浩平選手をディフェンシブなハーフで使ってはいけない。
そう決めるべきである。
羽生直剛選手が好調ならば羽生直剛のサブスティテュートとして競わせるべきであり、それ以外のポジションで使うべきではない。
だれもがポリヴァレントに稼動するはずがないのだ。
それは希望的観測にすぎぬ。
Jリーグの攻撃陣。
外国籍選手が圧倒する。
そのなかで国産のおおいなる可能性を見出したのだ。
工藤浩平選手は、アタッカーである。
ゆえにゴールに近いポジションに置く。
攻撃に専念させるべきである。