恥ずべき試合
A3チャンピオンズカップ2006、蔚山現代対ガンバ大阪
恥ずべき試合。
A3チャンピオンズカップ2006、蔚山現代対ガンバ大阪戦。
それはまるで鯨の尾(ホエールテイル)であった。
ゴールをめざすはずが、最後はサイドに流れ、不発におわる。
期待の左サイド、家永昭博選手はまったく機能せず、前半で交代。
加地亮選手も戻るのをおそれ攻撃への参加を怠る。
宮本恒靖選手も山口智選手も仕掛けない。
チームの方針はあるのだろう。
が、あんな無様な試合運びに、方針もへったくれもありゃしないのではないか。
「恥ずかしい。」
そうおもい奮闘するのがあるべき姿なのではなかろうか。
これではサポーターならずとも、
「なめているのか。」
と、問いたくなる。
結果は、
「恥。」
以外のなにものでもない。
これがJリーグのディフェンディングチャンピオン。
これがJリーグ。
両チームのエース、蔚山FCのイ・チョンス選手とガンバ大阪の遠藤保仁選手との違いは一目瞭然であった。
ポジション、テクニック、それ以前の問題として、シュートを打つか打たないかではっきりわかれるとは(!)
遠藤保仁選手はワールドカップドイツ大会で、いったいなにを学んだのか。
使われないのは、使われない理由があるはずで、そのことについて、きみはどうおもい、どう考え、どうすべきなのか、ジーコだけの問題なのか。
きみはもうすっかり水に流してしまったのだろう。
まったく顧みていないことが察せられた。
宮本恒靖選手も元代表選手とはおもえなかった。
むしろ、あなたがどうして代表チームのキャプテンでありえたのか。
それについてだれも疑問をもたなかったのはなぜか。
ワールドカップドイツ大会での惨敗の理由が評価する側にこそあるのだ、ということを納得せざるをえなかった。
ただ、宮本恒靖選手が以前、右サイドバックで起用されたときのパフォーマンスの高さは加地亮選手にひけをとるものではなかったことは記しておく。(08.07.06)
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