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JEF市原千葉の練習をみる シュートミスについての考察
JEF市原千葉の練習を見た。
はじめてである。
JR姉崎駅を降り、練習場をめざした。
案内には15分とある。
が、15分以上かかってしまった。
選手諸君はすでにアップをおえたのだろうか、ボールゲームに興じていた。
オシムヘッドコーチがのっしのっしとうしろでに歩いていた。
選手諸君が、近所のあんちゃんのような、身近な存在におもえた。
天気もよく、のんびりしていて、たのしいひとときであった。
おとなしい。
淡々と、といえなくもない。
が、もっと工夫があってよいのではあるまいか。
ただ、こなしている、そんな消極的な印象をえる。
とにかく、シュートミスの雨あられである。
低い弾道のシュートはほとんど見られず、ゴール横、ゴール上へふかしてしまうばかりであった。
ときにはDF、ゴールキーパーともに不在にもかかわらず、シュートがはいらない、という珍事をくりかえす。
これには閉口した。
公式戦の試合開始まえ、アップどきのシュートの精度があまりにも低く、それでも練習のときはまだましなのだろうとおもっていた。
が、実際は試合前も、練習のときもかわりない。
なんたることか!
著者は我慢ならず、おもわず、市立船橋高校の練習のほうがましだ、と野次ってしまった。
シュートが枠内へいかない。
そのわけをなにも考えていないからである。
精度の底上げに奮闘するのではなしに、ただシュート数をこなすことで気を紛らわし、それに充足してしまうからである。
シュートが枠内へいかない理由は、そんなに複雑なことなのだろうか。
スウィートスポットか?
軸足が蹴る方向を示しているのか?
軸足の位置はボールの真横か?
こどもたちに基礎として教えていることがなされていないからではないか。
プロフェッショナルならば、キックを正確に蹴るための筋肉はどこか。
そこを補う筋肉はどこか。
どこを鍛えるべきなのか。
そういう疑問が出てくるはずである。
あとは強化、そして実践、修整、再強化。
フィジカルコーチとつきっきりでシュート練習されるべきである。
いままでフットボールサッカー関連の記事を目にしてきたが、とりわけシュートミスについての省察をうかがうことは1度だけ(!)である。
二宮清純「唯我独論」第106回、鉄のWillが究極のSkill支える、での釜本邦茂さんのコメントである。
それは、腹筋の締め方について、の考察である。(4.22.05)
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