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田中マルクス闘莉王選手はなぜ攻撃にでるのか
得点したほうが勝ち。
田中マルクス闘莉王選手はそのことをしっている。
ぼくは勝ちたい。
ボランチ菊地直哉選手は菊地直哉選手本人が攻撃に出るよりもセンターバック田中マルクス闘莉王選手に攻撃してもらったほうがいい、という。
それならばボランチははじめから田中マルクス闘莉王選手にまかせるべきである。
菊地直哉選手の守備はたしかに楽しそうで、安定していた。
なるほどかれの希望はボランチであるか。
だが、かれのメンタルはむしろディフェンシブハーフとするがよろしい。
攻撃に自信がないのか田中マルクス闘莉王選手よりも敵ゴールに近いポジションをあたえられながら攻撃についてエクスキューズをするとは。
情けない。
菊地直哉選手のようなメンタルを引分け主義者という。
負けか、せいぜいが引分けである。
それは守備だけできれば合格点だ、などといっているようなもの。
守備がよければ、そりゃぁ失点はしにくいであろう。
が、得点は永遠になされない。
ということは負けか、よくて引分けである。
それゆえ勝ちを奪取しようとはしない、引分け主義者となる。
田中マルクス闘莉王選手はなぜ攻撃にでるのか。
それは攻撃陣が攻撃をサボり、シュートを打たないからである。
もし、田中達也選手がチャンスは一度しかこない。
この信念のもと、そのチャンスを逃すことがなければ、田中マルクス闘莉王選手はセンターバックのポジションにとどまっていよう。
シュートを打たないで得点できるはずがない。
田中マルクス闘莉王選手はそのこともしっている。
ほかの奴が打たないのだから、俺が行ってシュートを打つより他ないじゃないか。
なぜ、だれもこのことに気づかないのか。(7.30.04)
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