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なぜ高等学校のヘッドコーチがJリーグによばれないのか
たとえばラモス瑠偉さんが監督のジュニアユースチームがあったとしよう。
まちがいなく、わたしはそのチームを目指すように子供たちに伝えるだろう。
でもラモス瑠偉さんは、どうやらJリーグの、それもトップチームのヘッドコーチになりたがっているようである。
そりゃそうだ。
だって日本代表のヘッドコーチを目指しているのだもの。
でも、ほんとうにラモス瑠偉さんを必要としているのは、プロチームの大人たちではない。
サッカーのたのしさをどのように子供たちに伝えるべきか、日々悩んでいる良心的育成担当コーチのお兄さんたちなのである。
国見高等学校のヘッドコーチが、なぜJリーグのコーチとして呼ばれないのか。
市立船橋高等学校のサッカー部コーチが、なぜ15歳の代表チームのヘッドコーチにしかなれないのか。
評価とは、評価をくだされる側ばかりについて語られる。
が、評価をくだす側の資質もそれと同等に問われてしかるべきである。
発想が貧困なままなのである。
それはひとえに、
疑問を持つ力がないから、でしかない。(6.19.04)
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