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なぜ高原直泰選手なのか
なぜ高原直泰選手なのか。
オーバーエージ枠を使わないですむほど日本のアンダー23は安定していない。
勘違いはしないことである。
それはFW、MF、GKすべてにおいて補強しなければならない。
キーパー曽ヶ端準選手はましである。
キャッチングに安定感があり、ぼんくらミスは比較的少ない。
MFには小野伸二選手を起用しなければなるまい。
一番に補強すべきFWは高原直泰選手できまりのようである。
が、ここはやはり久保竜彦選手を起用するべきである。
久保竜彦選手をこえるゴーラーはいまのところわが国にはいない。
それなのに、高原直泰選手にこだわるのは、山本昌邦コーチと高原直泰選手のあいだに個人的な密約があるのか、さもなくば選者自身の目がくもっているか、のいずれかである。
大会に間に合えばよいというのか。
それでは遅すぎる。
致命的に。
対戦チームを考慮する。
予選から全力であたらなければならないはずである。
緒戦からピークでいどまなければならないはずである。
危機管理。
一大事が起きてから対応するばかりが危機管理ではない。
だからいつも対応がおくれ、すぐに浮き足だつ。
危機は管理できるものと管理できない事柄があり、危機を管理する、ということが単なるおもいあがりである、という認識。
危機管理の心得はここにはじまり、この域をけっして出ない。
勝利へのヒントは、つまり、予選のなかから得たもの、予選のなかで足りなかったもの。
その裡にかならずある。
にもかかわらず、その予選の整理がなされていない。
そこを危惧する。(6.18.04)
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