岩井不巡 スポーツコラム
スタジアムで会いましょう

  中田英寿選手がいなかったから勝てた、チェコ戦

 ハンガリー、そしてチェコ。
 ひとむかしまえなら到底勝てる相手ではなかった。

 チェコ戦。
 中田英寿選手が不在。
 だから勝ったのではあるまいか。
 事実、中田英寿選手はどちらの試合にも出場していない。

 たとえば、小野伸二選手を起用するときは、中田英寿選手を起用しない。
 なんでもかんでも、ごちゃまぜにして考えるのは悪い趣味である。
 たまたまだとはおもう。
 しかし、それで結果がでたいじょう、オプションとして無視できまい。
 ではそれをどのように再確認するか。
 たぶん、意図をもって試されることはないだろう。
 が、ふたたび中田英寿選手不在のケースはありえる。
 そのときになって動じないよういまから訓練しておくべきである。

 両雄はならびたつのか。

 イタリアやアルゼンチンでは、甲の選手をつかうときは乙の選手を使わない。
 しばしば見られるのはなぜか。
 トップ下、ボランチ、デフェンシブハーフの意味の再確認をふくめ、整理されるべきものと考える。
 いかがであろうか。(4.30.04)





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