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優勝をめざすチームのみが
その副賞としてオリンピックの出場権を得るにすぎない
体格で劣る。
ならば綿密な対策を講じる。
核心はひとつ。
相手の得意な攻撃を阻む。
チャンスは三度あるだろう。
ことごとくものにする。
それが条件。
相手に四度の好機をあたえない。
引いて守れるほど、チームは熟成していない。
攻撃こそ最大の防禦である、という認識の徹底。
その具体的な方策。
女子サッカーがアテネオリンピック出場をかけるという。
今回は地元開催である。
最高のアドヴァンテージである。
北朝鮮を破ることがオリンピック進出にかかせないという。
ただ、そこへ行くまでに、足元をすくわれないようにしなくてはいけない。
どうもわれわれは長い目で見るのが苦手なようで、準決勝に進出し、勝つ。
これでいい、この空気、風潮になってはいまいか。
このメンタリティーがいけないのである。
優勝が目的にならない。
ということは、はじめから負けている。
ここに気づかなくてはいけない。
優勝を目指すチームのみがその副賞としてオリンピック出場権を得るにすぎないのである。
優勝する。
それよりほかないじゃないか。
そのために、中国と練習試合。
仮想北朝鮮という。
なんたることか。
胸を借りるから返される。
最初から負けるとおもうなら、試合などせず、即刻家へ帰るべきである。
体格がよくたって、なぁに相手だって超人ではない。(4.14.04)
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