岩井不巡 スポーツコラム
スタジアムで会いましょう

  相当にエレガント、ロシア代表

 相当にエレガント。

 ロシア代表の印象である。

 ユーロ選手権の予選では、開催地ポルトガル、スペイン、ギリシャというきびしい組だが、ダークホースになるだろう。

 それにしてもビクトル・オノプコ34歳。
 みごとな復活である。
 ヘッドコーチがビクトル・オノプコの復帰を前提にチームを練ったともいう。
 反対する者もいよう。
 しかし、ビクトル・オノプコは、かれゲオルギ・ヤルツェフにとっては欠くことのできない存在なのである。

 年齢や運動量、一対一の強さ、といったわけのわからない判断基準で云々するべきではなく、簡潔に、ロシアにたりないもの、それがビクトル・オノプコなのである。
 その割り切りもさながら、キッチリと結果を出してもいる。
 本番を控え、ますます濃密になっていくであろうことは間違いない。

 負ければ、もちろん若手に切り替えられなかったゲオルギ・ヤルツェフが責任をとらなければならない。

 が、まさに瀕死のロシアを救い、なんとかプレイオフにもっていき、最後の最後、しかも敵地で勝利を獲得し同時に出場資格をえる!などという芸当は、そう簡単にできるものではない。

 本大会ではロシア旋風を期待したい。
 対戦したU-23もロシアに見習う点、ロシアとおなじように出来る点はわんさとあった。
 いいテストマッチであった。(2.11.04)





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