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見渡せる眼、正確なインサイドキックが世界を制する
小学3年生が年長のこどもたちとフットボールを楽しんでいる。
たまたま4,5年生数人が練習試合をした。
ハーフタイムにである。
上手であった。
嫉妬してしまった。
同僚とのレベルの違いが厳然としてあった。
が、それは遊びである。
だからリラックスしてできるものである。
それを試合で発揮するには、なにか絶対値が足りないと感じた。
そのままではいけない、と。
中田英寿選手、ルイ・コスタ、バル・デ・ラマ、に在る共通を見出した。
それは、
まずスペースを視る目。
そこが素晴しいのではないか。
次に、スペースへの位置の取りかたが素晴しいのではないか。
自分の活かしかたとでもいおうか。
そして、正確なインサイドキックがある。
いままで、テクニック、一辺倒の考えに陥っていたが、それをもっと掘りさげると、この結論に達する。
左右のキックを練習するのではなく、むしろ得意な足でのキックをもっと、もっと正確に、どんな状況下でも適切なインサイドキックが蹴られるように訓練するべきなのである。
そして、ルックアップの癖は、しつこくしつこく練習し、習性にまで高めなければならない。
こどもたちに教えるべきことは、戦術ではない。
システムでもない。
見渡せる目と、正確なインサイドキックなのである。(2.1.04)
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