いでよ、サッカー選手のものまね芸人 　たとえばプロフットボールサッカー選手の仕草を真似てみよう。 　横浜の奥大介選手はかれの歩き方。 　両手を水かきするように、すこし猫背で歩いてみる。 　カッパのイメージで。 　磐田の名波浩選手なら、右足で蹴ればいいものを左足でわざと蹴る。 　このイメージで。 　大げさにチップキック。 　前髪をパラパラと揃えるのもいい。 　カズならば、あの走り方だ。 　独特。 　中田ヒデ選手ならば、どうだろう。 　蹴ったあとのフォロースルーか。 　それとも蹴るときのルックアップを真似するか。 　これなどはこどもたちにぜひとも真似てもらいたい。 　ディエゴ・マラドーナの胸をパンパンにしながらドリブルする姿。 　中村俊輔のＦＫのときのフォロースルー。 　カール・ハインツ・ルンメニゲがゴールしたボールを片手で抱えて陣地へ戻るときの鼓舞する姿。 　ときに写真のことをイメージという。 　なるほどヒーローたちの勇姿は写真のように記憶されている。 　松井秀喜を真似る芸人はいても、フットボール選手を真似る芸人はいないのだろうか。 　つまり、フットボールサッカーは、まだまだということなのだろう。 　中山ゴン雅史選手や川淵キャプテン三郎、ラモス瑠偉さん、井原正巳さん。 　ネタは山ほど埋もれているのに。 　残念である。 　いでよ。 　フットボールサッカー選手を真似る、ものまね達者。（1.29.04）