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見透せる目、よく見える目をもつ方法
あたまのうしろに目がついている。
ジーコもディエゴ・マラドーナも現役の時分、よくそういわれた。
かれらはもちろん見ていないのではなかった。
見ていないようなふりをしているが、それはわれわれがかれらを見るとき、そう見えるだけで、かれらは、それよりもまえにルックアップし、状況を把握、完了している。
あたりまえさ。
かれらとはいえ神様じゃないんだから。
視野。
目。
見る。
けっきょくはここにつきる。
いきとどいた目、よくみえる目、みとおせる目。
生まれ持った才能である。
しかし、目をつかさどるところ。
それは脳である。
ならば、その目をもつために訓練し鍛錬すれば、かぎりなく、その目にちかづけるはずである。
いいコーチとの出会い、よき先輩との出会い、むさぼり読んだ資料のなかにあった片言隻句。
出会いたい、出会いたい、とおもうこころに出会いが訪れる可能性は高いものだ。
ジーコやディエゴに、どうしてきみたちの目は素晴しいのだ、と質問したとしよう。
ディエゴはまじめに答えてくれないだろうが、ジーコなら、きっとこういうさ。
練習のおかげさ、って、ネ。(9.8.03)
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