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VIVA アルヘンチノス(アルゼンチン代表)
技術的な問題ではない。
気持ちの問題だ。
ジーコはいう。
それはあきらかに、異質であった。
共通のボール、おなじルールでありながら。
まるでちがう競技であった。
緩急のありよう。
ここぞ、というときの集中力。
いい手本にちがいない。
ジーコは技術的な問題ではないという。
かれのいう技術が、選手の技術なのか、ジーコの采配技術なのか、さて、どちらがノープロブレムなのだろうか。
問題点は基礎技術の低さである。
ただ、かれら代表選手諸君は、問題点はシステム、能力、身体能力にあると思っていよう。
だとすれば、いまの代表選手に、これ以上をのぞむのは酷であり、見当違いである。
なぜか。
そも、修正とは、どこがまちがっているか、どこが問題か、この基本認識がチーム全員になければならない。
かれらのうちほとんどの代表選手は、基礎技術がかけているとはおもいもしないであろう。
そうした雰囲気のなかで、基礎技術を繰り返しても退屈なばかりで、なぜ?こんな練習ばかりするのか、と不平をもらすにちがいない。
決定的な欠陥は、(速くて低い弾道の)パスの精度、強いパスを受けるトラップの確かさ(次のプレーのための)、である。
一般にテクニックというものである。
テクニックがあれば、スピードはいらない。
正確なパスをフィードできれば、それで済む。
得点はゴールにパスしてはじめてなるのだし。
これはシステムや戦術の問題ではない。
テクニック不足。
それにつきる。
まだまだだ、ということである。
中田英寿選手のコメントを聞き流してはいけない。(6.9.03)
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