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予想どおりの活躍と予想以上の活躍と、この歴然たるちがい
レッジーナのデ・カニオヘッドコーチは中村俊輔選手に物足りなさをかんじているのではないか。
中村俊輔選手は期待され、そのとおりの質を見せている。
それでも物足りない、というのではない。
それだから物足りないのだ。
期待することと期待されること。
期待され、予想以上のプレーをみせている中田英寿選手とのちがいはここにある。
ヘッドコーチが指示をだす。
試合は負けた。
指示通りの選手、
「いわれたとおりにプレーしたじゃないか。」
負けたのはおれのせいだ。
ディ・ミケーレ、きみのシュートミスはおれのパスの回転が悪いからだ。
ボナツォーリ、きみのゴールはゴールを決めたきみのテクニックがまさったからである。
この責任。
この自覚。
これがエースなのだ。
つぎがんばるよ、では、物足りない。(3.27.03)
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