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なんのためのライセンス、公認S級コーチ
日本サッカー協会公認S級コーチライセンス。
この資格をもっていなければJリーグのヘッドコーチにはなれない。
そんな馬鹿げたことがまかりとおっていいのだろうか。
試験は日本語でおこなわれるともいう。
なんたる時代錯誤。
採点者に外国語の不得意が多いからなのだろうか。
講師は適格なのか。
国がおこなう資格試験とはいっても通ってしまえばそれでいい。
そこが問題である。
(日本サッカー協会公認S級コーチには毎年の義務研修がある。)
医師免許には、日々変化する医療だのに、定期的な高水準の再研修、再審査もない。
ろくな診察もせずただ薬をだす緊張感のない医者のなんと多いことか。
ただの風邪に抗生物質はきかないにもかかわらず多くの医師は薬として抗生物質をだしてきた。
抗生物質はウイルスにきかないことすら知っているのだろうか、とかんぐってしまう。
こんな程度なのである。
しょせんこの国の医師国家試験とは。
なんたることか!
それに医学部の入学試験になぜ「生物」が必修とならないのか。
医療は病気の初期段階で高度の治療が受けられるかどうか。
自然治癒力を高め、維持することこそが健康のイロハのイであるという認識に立てば今の医療で変らなければならないところは自明である。
フットボールとて、こどもに教えるものにこそS級ライセンスを義務づけるべきである。
なぜならばこの国の代表チームが確固たるものになれないのは、
代表チームへ選手を輩出すべきその下のユース世代の育成が貧弱であるからであり、
ユース世代の貧弱はその下のジュニアユース世代の育成が脆弱であるからにすぎず、
ジュニアユース世代が貧相なのはその下のジュニア世代の育成がてんでばらばらだからであり、
ジュニア世代に個性が認められないのは育成すべき指導者の恣意によるからである。
鉄は熱いうちに打つ。
しかも名匠によるべきなのである。(12.16.03)
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