『たんぽぽ』 あたり一面の花だった。 黄色にピンクに白に赤に…緑の茎や葉の中に綺麗な花が咲き乱れていた。 風は優しく花を揺らし、花々は歌うように揺れている。 花がこれだけ見事に咲き誇るのは、高地でありながらも気温がそれなりに高いのだろうか。 高原の花々は小さいものが多いにも関わらず、ここの花々は平地のもののように大きな花をつけていた。 その花の中を金色の髪の少女がきゃっきゃと嬉しそうにはしゃいで走り回っている。 色々な花を覗いてみたり、触ってみたり、時々蝶に出くわすと追いかけてみたり。 一人きりだというのに十分楽しそうだった。 それをぼんやりと見つめる青年が二人。 「……確かに花は綺麗だとは思うけど、あそこまではしゃぎまわるのは理解できねえなあ……」 さも不思議だと言わんばかりに茶色の髪の青年が呟く。 花を見て綺麗だという感覚は持ち合わせているものの、それ以上の感情はあまり持っていない。 好きかと聞かれれば好きなんだとは思うが、無いと困るというほどのものでもない。 そんな彼の言葉にもう一人の細身の青年がくすくすと笑う。 「女の子っていうのは花が好きな子が多いんだよ。 ジェシカも花が好きでさ…砂漠では滅多に花なんて見かけないから、たまに見つけると凄く喜んでたな。 お土産に持って帰ったときも、満面の笑みで喜んでくれたっけ……」 楽しそうにはしゃぐ少女を見つめながら、思い出すような視線で懐かしそうに言った。 だが、その懐かしそうな顔はすぐに曇り、そしてまた元の表情に戻る。 ……おそらく気を使わせないようにしたのだろうという事は分かった。 彼の大切な幼馴染の少女は、囚われの身と同じような状態だった。 少女は幼馴染の彼が自分の兄を殺したのだと思っている。 そしてその事実を告げることなく旅をする彼の目的は、彼女を救い親友の敵をとる事。 その心境は一体どれほど辛く複雑なものなのだろうか。 デュランはホークアイを見る。その視線に気がついたホークアイはにこっと笑って見せた。 ひょうひょうとした彼の表情からは、その真意は図りとることが出来ない。 自分がその立場だったら、とてもじゃないがじっとなんてしていられないだろう。 きっとこうして寄り道をする心の余裕だって持てそうにないように思う。 あまり気が長いほうでは無いし、楽観主義でもない。 ただ、それを言うならば、向こうではしゃいでいる少女も同じだろうか。 彼女の憧れの人は攫われ、唯一の肉親である祖父は倒れて危険な状態だ。その心中は穏やかではないだろう。やはり、普通はあせったり急いだりするように思う。 だが、ここに来たいと言い出したのは彼女だった。 ローラントのこの花畑には一度だけ足を運んでいた。 ここに咲く、人を眠らせる花の花粉をローラントへと送るためだ。 あの時は、ちゃんと花を見ている余裕も無かったからと、少しだけという約束で寄ったのだ。 どのくらいその心情を理解できるのか怪しげではあるものの…確かに休息にはなるだろう。 何だかんだひっきりなしに行動している。たまにはこういう時間も良いのかもしれない。 シャルロットは花と戯れて楽しそうだし、ホークアイはそんな彼女を見つめながら何か思い出に浸っているようだった。 「……花、ねえ」 そういえば叔母や妹も花を生けたり、花壇の世話をしているのを思い出す。ホークアイの言うように女性は花が好きなものなのだろうか。 花を見てはきゃあきゃあ言っているシャルロットに視線を移す。やっぱりあそこまではしゃぐのは分からない。 そういう風に楽しめる感覚があるのは羨ましい気もするし、理解できなくても良い様な気もした。 もう一度シャルロットに視線を移したときに、デュランは彼女の異変に気がつく。 きゅうにふらふらとしたかと思うとそのまま倒れこんでしまった。 「シャル?」 慌てて彼女の傍に駆け寄って抱き起こす。 「大丈夫か?」 少し遅れてやってきたホークアイが二人を見下ろして、心配そうに尋ねた。 それにデュランは半ば呆れた顔でホークアイを見上げる。 「ああ、大丈夫だよ。眠り花の花粉がまだ残っていただけみたいだ。 ほら、つついたって起きやしねえ」 そう言ってデュランはシャルロットの頬を指で軽く突付く。それに少女は軽く顔をしかめ、邪魔そうに手で払いのけると、再びすやすやと寝てしまった。 それを見てホークアイも思わず笑ってしまった。 「ふふ、本当だ。良く寝てるね」 「だろ?」 二人に笑われているとも知らず、小さな少女はすやすやと深い眠りに落ちていった。 「おじーちゃん、おじーちゃん!たんぽぽでち!」 黄色い花を見つけてシャルロットははしゃぐ。この花が咲き出すと春の到来を示していた。 ウェンデルは気候穏やかで温暖のため、普通の所よりも春の訪れが早い。 寒がりの少女は冬の寒さが緩んでくる春を心待ちにしていたので、この花を見つけると何よりも喜びであった。 神殿の周りにもたんぽぽの群生地があり、そこ一帯は黄色の絨毯で敷き詰められる。 シャルロットは両手を地面につけてたんぽぽの花を嬉しそうに見下ろした。 そして、シャルロットに歩み寄ってくる祖父の方に顔を向けると手招きをする。 「見て見て!きれ〜でち!」 同じ感動を味わってもらいたくて、シャルロットは祖父にしがみついて、たんぽぽのもとに誘導する。小さな孫娘に連れられて、光の司祭はたんぽぽの集落に辿り着いた。 「ほら、一面黄色で……。 ……あれ?」 祖父に説明しようとしたシャルロットは、一面黄色の中に白いものを見つける。 それが何か確認しに出かける。 白いものはたんぽぽの綿毛だった。 「はりゃ〜、もう綿毛さんになってるでち」 シャルロットが綿毛に触れようとすると、それはふわっと浮き上がり、風に乗って空へと舞い上がった。 「……飛んでいっちゃったでち」 シャルロットは舞い上がる綿毛を見つめる。そして、綿毛が見えなくなるまでじっと見ていた。 綿毛が見えなくなると、シャルロットは祖父の下に駆け寄る。そして、優しく微笑む祖父を見上げた。 「ねえ、おじいちゃん。あの綿毛さんたちはどこに行くんでち?」 不思議そうに尋ねる孫娘に祖父は優しい笑顔でその金色の髪を優しく撫でた。 そして、孫と同じ視線の高さになるようにしゃがんで、綿毛が飛んでいった方を見つめる。 「そうだね、どこに行くんだろうね。森を越えて遠くまで飛んでいくのかもしれないし、海を渡るかもしれないね」 祖父の言葉にシャルロットは瞳をきらきらと輝かす。 「遠く?海を渡ったりもするんでちか?うらやましいでち」 本当に小さな頃、彼女は遠い海の向こうのエルフの里からやって来てはいるのだが、その記憶は無い。彼女の記憶は全てウェンデルにあるために、海も未知の世界だった。 その未知の世界へ小さな綿毛が旅立っていくのだというから、それはどきどきするような事だった。 「そうだね。お母さんの下から離れて、一人で旅立っていくんだよ」 一人で旅立っていく。祖父のその言葉にシャルロットの瞳の好奇心の光が消えた。 確かに海を渡って旅をするのは羨ましいけれど、一人ぼっちは嫌だった。 自分が海を渡るなら、当然大好きな祖父は一緒じゃないといけない。一人で旅なんて出来るはずもない。 「……やっぱり羨ましくないでち。一人は嫌でち」 シャルロットは祖父の腕にぴったりとくっつく。祖父の温かい体温を感じて寂しくなった心は少しは落ち着いた。大好きなおじいちゃん。ずっと一緒にいるのだから。 そんな孫娘を見て、祖父は優しく微笑み、頭をなでてやる。 「ははは、シャルロットはまだ一人旅は無理だな」 祖父はたんぽぽの花にそっと触れ、孫娘の顔を見る。 「だけどね、シャルロット。いつかは大人になって旅立っていくものなんだよ。 このたんぽぽがやがて綿毛になり飛んでいくように」 「その綿毛しゃんは最後にどうなるんでちか?」 祖父に不安げな顔でシャルロットが尋ねる。 司祭はあやすように彼女を抱きしめると、彼女をたんぽぽの花のほうに向けた。 「綿毛はね、旅をして辿り着いた新しい土地で芽をだして、新しいたんぽぽになるんだよ。 そして、花を咲かせて子供達を旅立たせるんだよ」 シャルロットは驚いたように目を見張る。 「綿毛しゃんはたんぽぽしゃんになるんでちか?」 不思議そうに綿毛とたんぽぽの花を見比べる。 真っ白なふわふわの綿毛と、鮮やかな黄色の花。どう見ても同じものとは思えなかった。 だけど、大好きな祖父が言う事なら間違いない事実である。シャルロットはその不思議さに、その大きな瞳をくるくるとさせた。 「……じゃあ、今のシャルロットはたんぽぽでいうと、どのへんなんでち?」 シャルロットは祖父の顔を覗き込むようにして尋ねる。 「……そうだね、綿毛になる前だろうね。綿毛になる準備をしているんだよ」 「綿毛になる準備……」 シャルロットはかみ締めるように呟く。 そして綿毛とたんぽぽの花を代わる代わる見た。 いつか、空に舞い上がる日が来るのだろうか。 そして、新しいたんぽぽになるのだろうか。 それは想像すらつかなかったけれど。 シャルロットは優しく微笑む祖父を再び見上げた。 おじいちゃんの下から離れる日が来る。そんなことは考えられない。 出来たら、そんな日は来ない方が良い。 シャルロットはまた祖父に抱きついた。 ずっと一緒に居たいから。大好きなおじいちゃんの傍に居たいから。 綿毛なんかにならなくてもいいんでち。 シャルロットはそう心の中で呟いた。 目が覚めると、そこは見覚えのある洞窟だった。 手入れも行き届き、ベットもあればランプも十分に用意されている。そう、ここはローラントの兵士が潜んでいた隠れ家だ。 何故ここにいるのだろうかとシャルロットは頭をひねる。 おじいちゃんと一緒だったのは夢の中の話のようだ。 じゃあ、その前はどこだったのだろう。 確か、花を見ていたような気がする。 それから…それから? シャルロットは周りを見回す。ベッドの置かれた寝室なのは分かったが、一緒に居るはずの二人の姿は見えない。ランプがついているあたりからして夜なのだろうが、隣に空いているベッドに居る訳でもない。 一人だけだった。 急に寂しさが襲う。 おじいちゃんと離れるつもりもなかったのに離れてしまった。 そう、おじいちゃん。今はウェンデルで臥せっているという。本当なら傍で看病してあげたいのに。 そして追いかけてきた大好きなヒースもどこへ行ってしまったかも分からない。 そして…一緒に旅をしている人達まで居なくなってしまったら……。 シャルロットはベッドから降りて部屋から出る。 大丈夫、きっとどこかに居るはずだ。置いて行ったりなんてしない。 ……きっと。 耳を澄ます。 向こうの方から話し声のようなものが聞こえてきた。明るい光も灯っている。 誰かが居る。シャルロットはそちらに進んでいく。そして、入り口からひょこっと中を覗き込んだ。 中ではデュランとホークアイが、残っていた道具で剣の手入れをしていた。 良かった。 シャルロットは安堵の息を漏らす。 信用していない訳ではないけれど、大好きな人達が消える世の中で、彼らがこつぜんと姿を消す事だって十分にありえると思うからだ。 そう、彼らよりずっと強いヒースだって攫われてしまったのだから。 「あ、シャルロット。起きたんだ?」 ホークアイがシャルロットに気がつき声をかける。 それに気がついて、後ろ向きだったデュランも振り返った。 「よお、やっとお目覚めか?今、夜だけどさ」 からかうようにデュランが笑う。 シャルロットは二人の声を聞いてより一層安堵した。 そう、大丈夫。二人はここに居る。 シャルロットはぽてぽてと歩いて、二人の近くに腰を下ろした。 「どう?なんか夢でも見てた?」 ホークアイが優しく声をかけてくる。シャルロットは彼にこっくりと頷いた。 「たんぽぽの夢を見たでち」 「たんぽぽ?」 花の夢を見たという少女に、どんな夢だかさっぱり想像のつかない二人は顔を見合わせる。 そんな二人を気にすることなく、シャルロットは先程の夢を思い出していた。 故郷のウェンデルを離れ、おじいちゃんの下を離れ、シャルロットは今ローラントに居た。 勿論、この先どこへ行くのかも分からない。 なりたくなかったけれど、なってしまったのだろう。 「……シャルロットは綿毛しゃんなんでち」 シャルロットは一人ごちに呟き繰り返す。 「シャルロットは綿毛なんでち。ウェンデルから…おじーちゃんの傍から離れて…飛んでいっているんでち」 シャルロットはひざを抱えてうずくまる。祖父の事を思ったら、また寂しくなってしまった。 一方、何の話だか分からなかった二人も、何となく話の概要を理解する。 たんぽぽの花が綿毛となって親元から旅立つように、シャルロットも今自分がそうだと言っているのだろう。 彼女は普通に見てもまだ幼いし、体つきも精神的なものも、同い年の子に比べればかなり幼いだろう。そして彼女は今まで祖父達の保護の下に温かく護られて生きてきた。それが突然そうではない世界に来てしまったのだから不安に感じるのも当然だった。 「まあ、風と一緒だから寂しくないだろ、綿毛だってさ」 どう声をかけるべきか悩んでいたデュランはそう呟く。 「風…?」 シャルロットは顔を上げてデュランの方を見る。 デュランは剣を磨く手を止めて、シャルロットの頭をかるくなでた。 「ほら、綿毛が舞い上がる時、風に乗って飛ぶだろう? 綿毛は自分だけで飛んでる訳じゃなくて、風と一緒だから飛んでるんだしさ」 シャルロットは目をぱちぱちさせる。 よく思い出す。 そう、デュランの言うとおり、風に乗って綿毛は飛んでいた。 親から離れていってしまうけれど、その旅路は一人ぼっちではない。 新たな地に辿り着くまで、綿毛は風と一緒に旅をするのだ。 シャルロットの顔に笑顔が戻る。 「そう…そうでちね。風しゃんが一緒でち」 シャルロットは確認するようにそう呟く。そう、一人ぼっちの訳ではない。 そう、今も。 シャルロットはデュランとホークアイを代わる代わる見て、にっこりとした。 自分が綿毛なら、きっとデュランとホークアイは風なのだ。一緒に旅をしてくれる優しい風。 急に安心感が襲ってきて、シャルロットは再び眠たくなってきた。 シャルロットはすくっと立ち上がる。 「それじゃあ、シャルロットはこのまま寝るでち。おやすみなしゃい〜」 ぺこっと頭を下げると、再びベッドのある部屋に足を運ぶ。 「おやすみ、シャルロット」 「おやすみ〜」 二人の声に送られてシャルロットはそのままベッドに辿り着き、ふと思い出してまた引き返す。 「デュランしゃん、デュランしゃん」 ぱたぱたと引き返してきた彼女に、デュランが振り返る。 「どうした?」 尋ねられてシャルロットはちょっと困った顔をした。どうしても上手い言葉が出てこなかった。 シャルロットははにかむ。 「……えっと、その、ありがとでち」 そう言うとシャルロットはくるっと回ると再びぱたぱたとベッドの方へ走っていった。 だが、突然唐突に礼を言われた方は何が何だかよく分からない。 デュランは首をかしげた。 「……何かしたか、俺?」 「ほら、さっきの風のことじゃない?」 さっぱり思い当たらないデュランに、ホークアイが助け舟を出す。 「ナバールじゃ、たんぽぽだって珍しいからね。綿毛が飛ぶのは知っていたけど、風の事までは思いつかなかったよ」 ホークアイにそう言われて、デュランは困ったように頭をかく。 「……いや、昔っからそう思ってただけなんだけど」 気候が安定しているウェンデルと同様に、草原の国フォルセナも多少乾燥気味ではあるが穏やかな気候の国だ。たんぽぽの群生地も多く、春の風のある日には舞い上がる綿毛の集団も目にすることが何度もあった。 風に乗り、遠くに旅立つ綿毛に、いつか遠くにいってみたい自分の思いを乗せたものだった。 そういう点ではむしろシャルロットの言うような『親元から離れて一人になる』という印象の方が無かったのかもしれない。 ウェンデルよりは風が強いフォルセナにいたからこその発想なのだろうか。 「……でもシャルロットがたんぽぽの綿毛なら、俺達も似たようなものだよね。 自分の国から飛び出して、色んな所に出かけてさ……。 で、沢山の人に会って…沢山の風を貰っているのかもしれないね。 で、一緒に旅をしているデュランとシャルロットが俺の一番大きな風かな?」 ホークアイが楽しそうにそう言った。 周りの人が自分を包む風。それは確かに的を射ているような気がした。 「……お前とシャルロットが俺の風ってのはちょっとなあ……」 「悪かったね、役不足で」 ホークアイの言葉に影響されたデュランが自分と当てはめ、目の前の人物を見てため息をついた。それを見てホークアイが苦笑いを浮かべる。 そう、もし周りの人間が風ならば。 不安を抱えている少女の周りにいる自分達も彼女の風なのだろうか。 デュランは先程のシャルロットの言葉を思い出した。 ありがとうと言った彼女の思いはきっと……。 「……だけど、俺達がシャルロットの風なら、もう少ししっかりしてやんないとな」 デュランは寝室のある方を見て、そう呟く。何も物音のしないから、再び眠りに落ちているのだろう。 デュランもホークアイもシャルロットについて来たと言った方が正しかった。 彼女には妖精がついていて、大きな運命を任されていた。光の司祭、彼女の祖父がその事実に衝撃を受けるほどの大きな事を。 だから、少しでも頼れる存在であったほうが良い。 小さな彼女が少しでも不安ではなくなるように。 「そうだね。しっかりしないとね」 ホークアイも頷く。 様々な国が大きく動いていた。きっとこの旅は簡単には終わらないだろう。 だから。 小さな希望の種を少しでも支えてあげられるように。 そして、小さな休日は幕を閉じていったのだった。 おわり。 シャルロットの話のつもりなんですけど…というか元はシャルロットとおじいちゃんの話だったのですけど…なんかそれだけではなくなりましたね(^^;)。 元はシャルロットが夢を見て、たんぽぽの話を思い出して、ひとり立ちしているんだという話だったんですよね。だけど、どちらかといえば一人じゃなくてみんな一緒、という話ですね。でもこちらの方が良かったかなとか思ったりしてます。 たんぽぽは季節柄、丁度合ってますね。書きながら、舞い上がる綿毛を思い出していました。シャルロットやデュランは土地柄、よく馴染みのある花だと思いますね。他のメンバーはあんまり縁がなさそうですけどね。気候的に。 あと、本当はシロバナタンポポもあるんですけど、色の対比として黄色が花、白が綿毛にしたかったので…こんな感じです。 私自身の綿毛のイメージはデュランの方と一緒なんです。あの風に飛んで、風と一緒に飛んでいくのが好きで。風と一緒に旅するんだろうなと思っていました。小さい時から。だけど、一人ぼっちだという考え方もあるんだなと知ることもあり、それを混ぜ合わせたらこんな感じになったのですよね(^^;)。 シャルロットっておじいちゃんっ子だと思います。彼女は生い立ちこそ辛いものの、その分沢山の愛情を注がれて生きてきたのではないでしょうか。 メンバーの時はヒースとおじいちゃんのために頑張る彼女ですが、NPCの時はおじいちゃんを救うために一人で本当にエルフの森まで来てしまうくらいなんですよね。やっぱりおじいちゃんが大好きで仕方ないんだなと思います。 とりあえず、シャルロットの護り役はデュランとホークアイということで(笑)。そんな感じの話でした。 温かい話にしたかったので、それは達成できたかな、と思ってます。 しかし、聖剣の新作の更新って本当に久しぶりですね(^^;)。 書きたい話は色々あるので、のんびり頑張ります〜。 |