『She is the sparkling
girl』 辺りには緊張が漲っていた。 撃退せねばならない敵の大きさと強さに、六人がかりとはいえ不安がある。 ここは闇のプレーン。そして彼らの本拠地だ。 分かっていて乗り込んだが、やはり続けて戦い続けるのは厳しい。 今、目の前に立ちはだかるエニグマは果たして何体目だろうか。 これまでの戦いで、傷ついている。 そろそろ限界なのだ。 そんな中で、前衛で戦っていたレモンが一気に飛び出す。 「こんのぉ!!ナメんなよ!!」 そう叫ぶと彼女の小柄な身体が浮き上がる。そしてそのままエニグマに向かって魔法を直接たたきつけた。 激しい電撃がほとばしる。 その電撃に耐えかねて、エニグマは大きく崩れ落ちた。 「……よし、これで片付いたぜ」 エニグマが動かなくなったことを確認してから、レモンはパンパンと手を払う。 「サ〜スガ!」 「レモン、大丈夫?」 「本当に無茶するなあ。でも、お陰で助かったけどね。ありがとう」 レモンの元に仲間たちが心配して集まってくる。感心している者、心配している者、様々だ。 そんな仲間たちに対してレモンは笑顔で答えた。 「大丈夫、大丈夫!」 笑って答えるが、実際はそうではなかった。 無茶をするのはいつもの事なのだが…今の攻撃でかなりの魔力を消費してしまっていた。 体力的には大丈夫な範囲だが、魔法に関しては不安が残る。もう強力な魔法はそうは使えない。 かといって、その事を話して周りに心配をかけたくはない。 もともと、クラスでは年上だ。 しっかりしないと、護ってやらないといけないといけない、そういう意識が強かった。 ここはエニグマの森だ。 なおさらしっかりしないといけない意識が先行していた。 だから多少は無茶をしても、頑張らないと。 しかし、その事に気が付く者は気が付いてしまうものだ。 「いい加減にしろよ!そんな無茶ばかりしてたら身がもたないだろ! 今のだって、倒せなかったら危なかったじゃないか!」 銀色の髪の少年が明らかに怒った口調で言う。 普段はひょうひょうとした人物だけにそういう口調は珍しい。 その的確な指摘に、金色の髪の少女はカチンとした表情になる。 その点は正直に言って、衝かれたくない。 それに倒したのだから、文句は言われたくなかった。 そうなると短気な性格ゆえに食ってかかってしまう。 「倒したんだからいいだろ!」 「そういう問題じゃない!魔力だって尽きてきているんじゃないのか?」 「それならミミズグミがあるからいいだろ!」 「そんな事してたら先がもたないじゃないか!」 激しい言い争いを繰り広げる二人に、周りは止めるすべもなく困惑していた。 マロンとシードルは顔を見合わせため息をつく。 本来なら調停を努めてくれるはずの年上二人組がケンカになってしまうと、どう止めていいのか分からない。 隣にいるカフェオレに頼みの視線を送ってみる。 だが、当然のことながらカフェオレは首を必死で横に振った。 「オレガトメルノハ無理ダ!トバッチリ食ラッタラ、オレガ動ケナクナル…」 カフェオレは必死の様子だった。 マロンはため息をつく。 確かにレモンのとばっちりを食らったら、古代機械であるカフェオレが動けなくなるのは明白だ。 「……マロンは?」 シードルが最後の頼みだというような顔で見る。 だが、マロンはゆっくり首を振った。 属性は水だから、きっとそういうのは平気だろう。とはいえ…彼女とカシスの両方をなだめる方法なんて考えもつかなかった。 シードルもそれは同様なのだろう。深いため息をついた。 向こうではレモンとカシスが火花を散らしている。 ……こうなったらとるべき手段は一つしかない。 「ほっておこう……」 不安が残るが、それしか浮かばない。 一同は亀裂が入ったまま進むことになったのだった。 「それにしても良かったね」 シードルが枯れ木を集めながらマロンに話しかけた。 マロンもそれに頷く。 「あれからすぐにツリーマンの集落があったのは不幸中の幸いだったね」 レモンとカシスがケンカをしてから、ピリピリした空気のまま先に進まざるをえなかったのだが、その先で安全なツリーマンの集落に辿り着いたのだ。 ツリーマンの集落には宿こそないものの、エニグマに襲われる心配が無いというだけで十分だった。今夜はその一角を貸してもらってキャンプをする事にしたのだ。 実際、みんな疲れていたのですぐに休むことが決まった。 そこまでの流れはまあ良かったのだが、ピリピリとした空気はあまり変わっていない。 泊まる事が決まってから、カシスはすぐに周りの様子を見てくると離れてしまっていた。 今、集落にいるのは薪集めのシードルとマロン、キャンプ張りをしているカフェオレ、食事の支度をしてくれているレモンだけだった。 カシスがいなくてもレモンはピリピリしているようで、ほとんどしゃべらないし、どうにも居心地が悪い状態だった。 こうなると、明日からの事もあるし、早めに仲直りをしてもらいたいのだが…そのままにしておいても解決は難しそうだった。 とりあえず、調停を努めるしかないだろう。 「……マロンはどっちがいい?」 シードルが話しかける。 どちらを説得に行くかという事だ。 マロンは考え込む。 シードルはカシスと仲が良い。それに女の子と話すのも上手だ。彼はどちらにも適しているといえる。 自分はどうだろう。 ……どちらも上手く話せる自信が無かった。 「……シードルはどっちがいいの?」 「ん〜、僕はどちらでも良いけどね」 マロンは肩を落とす。予想通りの答えだ。 あまりにも悩んでいるマロンにシードルが助け舟をだす事にした。 彼にもマロンが悩んでいる理由がなんとなくつかめたからだ。それならば、答えを早く出した方が良いだろう。 「じゃあ、僕がレモンに話してみるよ。 それに、カシスは外にいるから攻撃範囲が広いマロンが行った方が良いかもしれないし」 シードルの提案にマロンは大きく頷く。 彼の言うとおりだと思った。もし戦闘になっていたとしたら、攻撃に富んでいるマロンの方が助けになるだろう。 「じゃあ、行って来るよ。シードルも頑張ってね。 あ、それと薪も宜しくね」 マロンはシードルに自分の集めた分の薪を渡すと、カシスが向かっていった方に駆けていった。 シードルはその姿を見送ると、随分と重くなってしまった薪をなんとか抱えて、レモンの元へと向かっていったのだった。 「大丈夫か、シードル。重かっただろう?ありがとな」 よたよたと薪を運んできたシードルを見て、レモンは慌てて受け取りに行く。 シードルはどう見ても力があるタイプの少年ではないので、心配になったのだ。確か一緒にマロンもいたはずなのに、何故力の無い方が薪を抱えてきたのかは分からなかったけれども。 「……ふ〜、最初に持ったときにはこんなに重たくなかったんだけどな〜……」 今まで抱えていた大荷物が無くなって、シードルがへたへたと座り込む。 シードルが必死の思いで持ってきた薪をレモンはひょいっと持ち上げると、簡単に火を起こしていた焚き火に薪をくべていく。 その軽がると運んでいく様子に、改めてレモンの力強さを思い知った気がした。 多分、このメンバーの中では唯一の女の子である彼女が一番力があるに違いない。 そう考えるとなんだか情けなかったが、彼女のお陰で随分助かっているのも確かだった。 頼りになるお姉さん的存在だった。 そう思うと、なんだか言い出しにくくなる。 頼りにしている相手に、意見するというのは難しい。 シードルはどう話しかけるか悩みながらレモンを見ていた。 彼女は黙々と刻んだ野菜類を鍋に入れて、火力の強くなった焚き火と鍋をにらめっこしながら、難しい顔をしていた。 やっぱり機嫌が悪いんだな、と思う。 もともとおしゃべりなタイプの女の子ではないけれど無口では決してない。 このままじゃ駄目なことは分かっている。 シードルは意を決して話しかける事にした。 「あ、あの……」 「……悪いな」 話そうとしたシードルの言葉にレモンの声が被さる。 レモンは振り返ると、バツの悪そうな顔でシードルを見た。 「私のせいで、気まずくなっちまってさ。 ……わかっちゃいるんだけど、ああ言われるとどうも……ね」 「……だけど……普段は人を食ったような態度しかとらないカシスが怒るんだから、本当に心配してるんだよ……」 気まずそうな顔で頭をかくレモンにシードルは心配そうな顔で言った。 普段のカシスはあまり人に干渉することはない。とはいえ、面倒見の良い性格ではあるので、そこそこは関わってくるのだが…怒っているのは珍しいとしか言えなかった。それだけ心配だったのだろう。上手く言えないから、ああいう風な態度になってしまったのかもしれない。 レモンは苦笑いを浮かべる。その事は分かっているらしかった。 「……分かってはいるんだけどね。 どうも……あいつに言われるのはね……なんか素直に受け取れなくてさ」 そう、上手く受け取れなかった。 そうなってしまう原因は…やはり嫉妬に近い感情があるからだった。 強くなりたいと思う自分があるから、それが邪魔をするのだ。 クラスの中で、攻撃に長けているのは実技でトップの成績を誇るガナッシュの他に、カシス、キルシュ、そしてレモンがそうであった。 そして、光のプレーンで一人でもエニグマ相手に平気だったのはガナッシュとカシスだけだった。 実力は認めている。 だけど、それ以上に悔しい気持ちがあった。 負けられないという気持ちがあった。 だが、分かっている。この険悪な空気にしているのは自分自身だ。正直な所、そういう空気は嫌いだ。 分かっている。いい加減に意地を張るのは止めないといけない事は。 心配そうにしているシードルを見て、レモンは微笑んだ。 「迷惑かけて悪かったな。 とりあえず、大方出来たし……謝りに行って来るわ。 飯の方、頼むな。先に食っててくれていいからさ」 レモンの言葉にシードルは笑顔になる。 説得に来て、それをしたとは言えなかったのだが、これで良い方向に風が吹いてきた。 走り去っていくレモンを見送りながら、キャンプを張り終わって一息ついているカフェオレの方に向かって声をかけた。 「カフェオレ!食事の準備するから手伝ってよ!」 心が軽くなって、元気のいい声がカフェオレに届いた。 その事がカフェオレにも感じられたのだろう、大きく手を振って返した。 とりあえず、機嫌が悪かった。 見回りといっても、特にする事も無くて、カシスは気持ちを持て余しながら、ぶらぶらと歩いていた。 選ぶ言葉を間違えたのは確かだ。 だが、湾曲させて言ったところで、聞くようなタイプではない。きっと軽く流されるのがオチだ。 だから、どう言うのか悩んでいた。 しかし我慢しているのにも限界はあって、さすがに耐え切れなくなって結局は怒るというような結果になってしまった。 年上だから、戦闘に向いているから、護らないといけないという気負いがあるのだろう。それは理解していた。 自分にだってその気持ちは強い。実際、いつも肝心な所でショコラを助けてやれなかった。ふがいない自分に腹が立つ。それ故に、今はしっかりしてみんなを護っていこうという気持ちが強かった。それはレモンに負けない気持ちだと思う。 だからって、自分だけが危険な目にまであう必要はない。一人だけではないのだ。無茶することは無い。 皆が自分の出来る範囲の事をしていれば、きっとそうは危険な目には合わない筈だ。 実際、皆、確実に魔法の力も付いてきているし、経験も積んでいる。 一人で背負い込む必要はないのだ。 そう伝えたかっただけだったのだが…どうにもそういう事には慣れていない。 しかもそれをストレートに伝えないといけない相手だとさらに困る。 「……なんでブルーベリーはあの突撃娘を止められるんだろうな〜」 レモンと仲が良いブルーベリーはレモンの行動を容認しながらも、ちゃんと無茶な事はしっかりと止めている。レモンも素直にブルーベリーの言うことは聞くのだ。おそらく彼女の言い分には理が適っているのだろう。 ……どう考えても真似は出来そうに無い。 もともと独りでいる方が好きなタイプの人間だ。 こうやって人と深く関わるのは苦手なのだ。だから茶化してしまうし、一定距離から先は立ち入らない。 でも、それでは駄目なのだろう。分かっていた。 「……苦手だ〜〜〜、どうすりゃいいんだろう……」 とりあえず、レモンを怒らせてしまったのは確かだ。 しかし、いつもの調子でいって通じる相手ではないし、難しかった。 「あ〜!カシスやっと見つけた〜!」 可愛らしい声が聞こえる。その聞き覚えのある声に、カシスは声のほうに振り返る。 そこにはふわふわのやわらかい茶色の髪と、大きな帽子が特徴の可愛らしい感じの少年が必死で走ってきていた。 その姿を見て、カシスは辺りを見回す。 考え事をしながら歩いていたせいで、随分キャンプ地から離れている。 「うわ!ごめん、マロン。探させたな」 「ううん。見つかったから良いよ」 慌てて謝るカシスにマロンは笑顔で答える。 彼が見つかって、本当に嬉しかったという顔だ。 「良かった〜、どこに行っちゃったのかと思って心配だったんだよ。 このままいなくなっちゃったらどうしようかとまで思っちゃった」 「……いや、さすがにここで単独行動はしようとは思わないって」 マロンの言葉にカシスは苦笑いを浮かべる。 だが、心配をかけた事は確かだった。 おそらく光のプレーンでは独りで行動していたから、それが余計な心配をさせる結果になったのだろう。 本来なら護ってやらないといけないはずなのに、かえって心配をかけてしまったのは反省しないといけなかった。 「……だって、カシスが機嫌悪いのってほとんど見た覚えが無いから……やっぱり不安になっちゃって。 ……まだ、怒ってる?」 マロンが様子を伺うようにびくびくした目でカシスを見た。かなり不安げな様子だ。 「怒ってないって。悪かったよ、気にすんなって」 そう言ってカシスはポンポンとマロンの肩を笑顔で叩く。 これ以上心配をさせるのは気が引けるし、そもそも彼らに対して怒っていた訳ではないのですまない気がした。 それにしても…レモンがマロンくらい素直に反応してくれるのだったらやりやすいのに。そう思ってしまう。 むしろ、自分が言うよりマロンの方が上手くレモンに伝えられるのかもしれない。 レモンは結構マロンを可愛がっているし、マロンはマロンで不思議な雰囲気で人を信頼させてしまうような人物でもある。上手くいくに違いないだろう。 「……なあ、マロン。頼みがあるんだけど……」 「何?」 カシスの言葉にマロンは首をかしげる。頼みというものに検討がつかないらしい。 「お前の言うことだったら聞くような気がするんだよ。 あの突撃娘でも」 「……誰が突撃娘だよ」 恐ろしく聞き覚えのある声がした方向にカシスは恐る恐る視線を移す。 そこには金色の髪のニャムネルトの少女が立っていた。 ……明らかに怒った顔をしている。 なんて、タイミングが悪いんだろうか……。 「あ、レモン!」 マロンは驚いた顔でレモンを見る。 レモンの所へはシードルが行っていたはずだ。 でも彼女はここにいる。 それはつまり……。 「マロン、先に行って飯食ってていいぜ。 ……私はちょっとコイツと話があるからさ」 レモンの言葉にマロンは笑顔になる。 上手くいったんだ。その思いが確信に変わった。 だったら、ここにはいない方がいいだろう。 「じゃあ、早く戻ってきてね」 マロンはそう言うと足早にその場を去っていった。 一方のカシスは、本当はマロンには居て欲しかったのだが、止める事が出来ずに蒼白の顔をしていた。 ……何を言われるか、もう想像がつかない。それよりタダで済むのだろうか。 そんなカシスをレモンはじろっと見た。 視線がかなり怖い。 たじたじとするカシスだったが、レモンはそんな彼を気にすることなく話しかけた。 「……心配かけて悪かったな。 ……気をつけるよ」 そう言うとレモンはぷいっと横を向いてしまった。 そのバツの悪そうな顔からして照れくさいのだろう。 そんなレモンの態度にカシスは微笑む。 不器用なその態度はなんだか自分と表現方法は異なっても近い気がした。 似た者同士なのかもしれないな、そう思った。 そう、なんだかんだ言っても良く似ているところがあった。特に不器用で素直ではない所が。 「そうしてもらえると助かるよ」 そう言ってカシスは笑った。 やっぱり、本当に思っていることは言葉に出来ない。それでも、このままで十分だと思った。 なんとなくでも伝わるものがあった。それは似た者同士だから故なのだろうか。 そして、レモンという少女について、もう少し分かった気がしていた。 自分に近いような気がした。 カシスの態度にレモンはバツの悪い顔をしていたが、とりあえず言うことは言ったので切り替えることにしたらしい。くるっと後ろに振り返り、彼にも聞こえるくらい大きな声で言った。 「さあ、飯もできてるし行くとするか!」 「そうだな、行くか」 レモンの言葉に答えるようにカシスはそう言うと、先に歩き出したレモンの後を追った。 キャンプへと行く道すがらでカシスがにこにこしながらレモンを見ている。 すっかり、いつもの彼の顔に戻っている。楽しそうな顔だ。 その視線にレモンが苦い顔をして振り向く。 「なんだよ……。さっきからジロジロと……」 その様子をカシスは面白そうに見ている。 「いや、レモンにも可愛いところがあるんだな、とか思ってさ」 「……なんだよ、それ……」 にこにこしているカシスにレモンはさらに苦い顔をする。 ……なんだか、からかわれているような気がする。まあ、いつもがいつもなだけに、普段どおりになったというところなのだろうか。 「なあ、レモン」 「……なんだよ」 楽しそうなカシスにレモンは気の乗らない返事を返す。しかし、カシスにはあまり関係ないようだ。楽しそうな表情のまま続ける。 「今度、デートしないか?」 ビキッ。 何かが切れるような音がしたような気がした。 ……こういう奴だとは分かっている、分かっているけれど……。こういうときにはからかわずにはいられないような奴だとは分かっているけれど……。 バチバチッ! 魔法の零れる音がする。 「……人が真剣に謝ったっていうのに…… ……そういう態度しかとれないのか〜〜〜〜?!」 「うわ、待てレモン!冗談だって!」 怒りの形相になった少女に気が付いてカシスが慌てて止めようとする……が、もう時は既に遅かった。 ドッシャーン!! 辺りは激しい電撃で照らされて明るく輝いたのだった。 その音は遠くのキャンプで先に食事にしていたマロン達にも聞こえていた。 その方向に目をやると森が輝いていた。 「……駄目だったみたいだね」 呆れた目でシードルが呟いた。もうどうにでもなれといった顔だ。 「……アシタガ不安ダ」 カフェオレはうなだれた。 マロンは頭を抱える。 何があったのかは分からないが、再び決裂した事だけは確かだった。 明日からの事を考えると頭が痛い事態になってしまったことに、深々とため息をついたのだった。 とりあえずおしまい★ ええと…これで終わりです(苦笑)。続きはちょっと考えてますので、もしかしたらお披露目できるかもしれません。 ……どんなもんでしょうね?マジバケ好きさんの中で、このカシス&レモンの組み合わせが好きな方ってどのくらいなのかなあ…。ちょっとでも楽しんでもらえたのなら嬉しいのですが。 考えている本人は書いていて楽しくて、周りは大変だろうな〜なんて思ったりしてました(笑)。特にマロンちゃん、頭抱えてます(笑)。苦労症だから、余計に大変そうな……。 ところで、カシスとレモンってかなり似た者同士だと思うのですが、どうでしょう?性格的に、結構根本が近いのではないかと思います。面倒見が良いところとかね。 |