『花冠』
穏やかな日差しが照らす、ある日の午後の時。
春の日差しが優しく少女の淡い金色の髪を照らしていた。
少女は、何かに呼ばれたような気がして、読んでいた本から目を離し、ふと顔をあげる。
ナンナは懐かしさを覚えて、本を机に置いて立ち上がり、窓まで歩み寄ると窓を開け放った。
窓の外にはツメクサが一面に生えた野原が広がっていた。
さあっと春の香りのする風がナンナのいる部屋に吹き込んでくる。
新緑と花々の香りを連れた風はナンナの心を弾ませた。
昔から、春は新しい始まりを感じさせる。胸の高鳴りを与えてくれる。
……そして切ない思い出を思い起こさせた。
いたずらな春風はナンナの読みかけの本をパラパラとめくっていく。
それに気が付いき、ナンナは慌てて本を開き、読み進めていたページに戻し、近くに置いてあったしおりに手を伸ばした。
赤と白のツメクサの押し花が貼ってあるしおり。
裏にも同じように赤と白のツメクサが貼ってある。ただしこちらは表と違って元が悪かったのかヘロヘロとしていた。
……そう、あの時もこんな春の日だった。
ナンナは懐かしくしおりを見つめた。
それは……もう十年以上も前の事。
レンスターから逃れ、ターラにいた頃だった。
春ののどかな日だった。
一面のツメクサの野原が赤と白の絨毯を作っていた。
その絨毯の上に三人はいた。
「うわ〜!お母様、ありがとう!!」
幼いナンナは、その柔らかい金色の髪に赤と白のツメクサで作った花冠を母親から乗せてもらって満面の笑みを浮かべた。
「ふふ、ナンナよく似合っているわ」
大喜びで母親にくっつくナンナにラケシスは優しくその髪を撫でた。
「ね、ね、リーフ様、似合う?」
母親にくっついたままナンナは一緒にいたリーフに笑顔で問いかける。
彼女が期待している答えは誰の目にも明白で、それは小さいとはいえリーフにも分かった。
しかし、リーフはラケシスとナンナを交互に見つめ、複雑そうな表情を浮かべた。
だが、すぐにナンナに頷いてみせた。
「リーフ様にも花冠、作ってあげましょうか?」
ラケシスはリーフに微笑み、そう声をかけた。
リーフは軽く頷きかけたが、少し考えてから首を横に振った。
仲の良いナンナとラケシスをリーフは黙って見つめていた。
しかし、リーフの様子に気がつかずナンナはラケシスに甘えていた。
「じゃあ、2人に花冠の作り方、教えてあげるわね?」
そんなリーフの様子に気がつき、ラケシスは新しい話題を提供する。
ラケシスはナンナとリーフを近くに寄せ、ツメクサを摘んで編みこみ始めた。
それを2人はもの珍しそうに、じっと見つめていた。
ラケシスの手から、花が次々と冠の一部になっていく。
じ〜っと見つめている2人にラケシスは愛しそうに見つめ撫でてやった。
それからリーフとナンナはたどたどしいながらもラケシスから教えてもらったとおりに花冠を完成させた。
「えへへ、出来た〜♪」
リーフに比べてずっと器用なナンナは可愛らしく仕上がった花冠を母親に見せた。
「あら、可愛くできたわね」
ラケシスはにっこり笑う。ナンナは母親の笑顔に嬉しそうに満面の笑みを浮かべた。
「お母様にこれ、あげる〜!」
「あら、ナンナ、いいの?ありがとう、嬉しいわ」
嬉しそうに仲良く笑う母娘をリーフは形も悪くボロボロな花冠と見比べて悲しい顔をした。
どこかでラケシスを呼ぶ声がする。セルフィナだろうか。
そして、ラケシスはナンナからもらった花冠を手に2人にすぐに戻るから、と伝えてその場を離れていった。
ナンナとリーフは2人っきりになった。
ナンナはくるっと振り返るとリーフに向かって笑いかけた。
「ねえ、リーフ様はできた?」
その言葉にリーフはひきつった顔をする。
手元にはお世辞にも綺麗とは言えない花冠らしきもの。
リーフが見上げた先にはナンナの髪の上の鮮やかな花冠が輝いていた。
それは、一瞬の事だった。
ナンナの頭から花冠が奪われ、リーフの手によってそれは無残に叩きつけられた。
「……ナンナなんか……だいっきらいだ!」
そう言い放つとリーフは屋敷の方に向かって走り去ってしまった。
一人残されたナンナは、何が起きたのかさえ分からず呆然としていた。
何故リーフが怒ったのか分からなかった。
ただ…叩きつけられた花を拾い上げ、泣かないようにこらえるのが精一杯だった。
「ナンナ?どうしたの?」
母の呼ぶ声がする。その声を聞いてナンナは抑えていた涙が堰を切ったように流れ落ちた。
「ナンナ、ケンカはするものだし…あまりリーフ様を責めては駄目よ?」
寝室で横になった時、一緒に寝ていた母がナンナにそう言った。
花冠は母が綺麗に直してくれた。
でもリーフは夕食でもナンナの前に現れず、あれ以来、口をきいていなかった。
ナンナには分からなかった。何がリーフをそこまで怒らせたのか。
花冠は戻ったけれど、もっと大きなものが壊れた気がした。
それは戻るのかさえ検討がつかなかった。
ラケシスはそんなナンナを優しくなでた。
「大丈夫よ。きっと仲直りできるわよ。私とお父様もそれはよくケンカしたけれどいつも仲直りしたもの」
「……本当?」
母の言葉にナンナの瞳は力を持った。希望を得た瞳だった。
それを見てラケシスは優しく笑う。
「そうよ。だから早く仲直りできると良いわね」
ナンナをラケシスは優しく包み込む。
母の腕に包まれて、ナンナはひどく安心した。
心の中にある不安も全て消えていく気がした。
母さえいれば……それで良かった。
温かさに包まれてナンナは眠りに落ちていった。
翌朝、目が覚めると隣に母はいなかった。
ナンナは起き上がると一人で身支度を整え、食堂に歩いていった。
もうすぐ朝食だから、母もそこにいるだろう。
……リーフも今日は一緒に食事をしてくれるかもしれない。
夕べの母の言葉を思い出す。ナンナはゆっくりと深呼吸した。
リーフがいたら、昨日の花畑に誘おう、一緒にまた花冠を作ろうと誘おう。
そう心に決めた。
ナンナは勇気を出して食堂の扉を開ける。
大きな食堂は朝日で照らされ、テーブルには作りたての温かな食事が並べられていた。
リーフがいた。
ナンナは声をかけようとしたが止めた。
リーフは誰かを探していた。
ナンナを見ても気にも止めず、周囲をきょろきょろと見回していた。
ナンナは不思議に思い、周囲を見回した。
父がいた。ドリアス卿がいた。セルフィナがいた。
……母がいなかった。
その事を言おうとした時、セルフィナがやってきてナンナとリーフに先に食事をとるように勧めた。
なんだか分からないままにリーフとナンナはセルフィナに勧められるまま朝食をとった。
ナンナは不思議に思ったまま顔をあげると、父が気まずそうな顔をしていた。
ナンナはふと夕べの母の言葉を思い出した。
母とケンカでもしたのだろうか?
だったら、自分と同じなのかな?と思った。
リーフとナンナが食べ終わると、フィンが深刻な表情で近寄ってきた。
そのただならぬ雰囲気にナンナとリーフは黙ってしまう。
「リーフ様、ナンナ、大事な話があります」
やっと言いだせたというような表情で父は切り出した。
「…ラケシスは、朝早くにイザークに向かいました。ナンナの兄のデルムッドを迎えに行くために。
どうしても…デルムッドに会いたい、そう言って。
……だからしばらく戻ってはきません。
……ナンナやリーフ様にはとても辛い事だと思います。
でも…止める事は出来なかった……」
父はそこまで言うと苦い表情を浮かべたまま、押し黙った。
父が母の事を心配し、自分たちを心配している事が良く分かった。
だが、ナンナは状況が理解できなかった。
母は今はいない。しばらく戻らない。
でも永久に会えなくなる訳じゃない。父もそう言った。
また、すぐに会える。
分かっていても…昨日包んでくれた優しい腕も笑顔も今は無い。
……どうして良いのか分からなかった。
涙がこみ上げてきそうになった。
だが。
ふと気が付き隣を見るとリーフの顔が蒼白になっていた。
その真っ青な顔にナンナは驚き、涙が止まってしまった。
そして、リーフはナンナの視線に気が付くと、その表情は一層蒼くなり、ばっと後ろを向き走り去ってしまった。
いつもなら、父がリーフの後を追いかける。
だが、今日は違っていた。
父はリーフの後を追おうとはしなかった。
父は優しい瞳でナンナを見つめ抱きしめた。
「……ナンナは大丈夫かい?」
……父が気遣ったのは走り去ったリーフではなく、母を失い泣くことも無く立ち尽くしているナンナだった。
リーフはしばらくしても戻ってこなかった。
さすがに心配したフィンが探しにでかけて行った。
ナンナはセルフィナに付き添われ、今朝まで母と一緒だった寝室に戻った。
寝室には昨日、母に直してもらった花冠が飾ってあった。
ナンナはそれをセルフィナに頼み、赤と白一つずつだけ花を外してもらい、押し花を作ってもらった。
何でもいい。母から貰ったものをずっと残る形にしておきたかった。
ナンナは、その後は何もする気が起こらず、セルフィナにも離れてもらい、母と共に眠っていたベットに身を埋めていた。
どうしていいか分からなかった。
でも……兄は……ナンナの知らない兄はずっと母に会っていないのだ。
それに母が戻れば兄にも会える。
それからは、ずっと一緒にいられる。少し我慢すれば良いのだ。
……そう、我慢すれば良いのだ。
身を丸めて布団にうずくまる。
どうして良いのか分からなかった。
……それからどの位の時間が流れたのだろうか。
廊下から足音が聞こえる。2人分の足音。大きな音と小さな音。寝転がっているせいか、やたらと大きく聞こえた。
しかし大きな足音は途中で遠ざかり、小さな足音だけがこちらにやって来た。
そして小さな足音は、ナンナとラケシスの寝室の前で止まった。
ナンナは身を起す。誰かが来たのだ。
だが、一向に部屋に入ってくる気配が感じられなかった。
ナンナは不思議に思い、ベッドから降りた。誰だか分からないけれど、扉の向こうに人がいる。誰なのか気になった。
……きっと母ではないだろう。そんなに早く帰れるはずがない。
そう思うと扉を開けるのが怖くなった。じっと扉を見つめていた。
ギイイイイイイイ。きしむ音がした。
……扉がゆっくりと開く。
そこにはリーフが立っていた。その手には昨日ナンナが見たのと同じかろうじて冠の形をしているツメクサの花冠が握られていた。
リーフはどうしたら良いのか分からない顔をした。
そして、ずいっとナンナに向かってその歪んだ花冠を突き出した。
ナンナは訳がわからないまま花冠を受け取る。
「……ごめんね……ナンナ」
リーフが小さな声でそうささやいた。
「……今朝、起きたらきっとラケシスは僕を叱ってくると思ってた。
そして…いつもみたいに怒った後で笑って抱きしめてくれると思ってた。
だけど……今朝起きたらラケシスはいなくて……僕は……ラケシスが作ったナンナの花冠を壊してしまって……。
……僕は……僕は……」
泣いていた。リーフば目を真っ赤にしてボロボロと大粒の涙を流して泣いていた。
ナンナはその時初めて気が付いた。リーフが昨日怒った訳を。
リーフは羨ましかったのだ。母と一緒にいる自分を。
だからナンナに当たり、母の気を引こうとしていたのだ。
「……ごめん……ごめんね……」
泣きながらリーフはナンナに謝り続けていた。
ナンナの瞳にも涙が溢れてきた。
ずっと抑えていたものが溢れてきた。
泣きじゃくるリーフを抱きしめてナンナは泣いた。
確かにナンナはラケシスの実の娘でラケシスはナンナの母だった。
だけど……血のつながりは無くても、リーフにとってラケシスはリーフの母だったのだ。
リーフもナンナと同じ悲しみを感じていた。
それが分かった時、ナンナは初めて素直に思いっきり泣けたのだ。
その夜、セルフィナが傍にいて寝かせてくれたが…どうしても目が覚めてしまった。
ナンナは一人では大きすぎるベッドから起き上がった。
一人では本当に広くて大きかった。
ナンナはふと気が付いた。リーフはいつもこんな広いベッドに一人で眠っているのだ。
初めてリーフの気持ちが分かった気がした。
ベッドから下り、ナンナは廊下へ出た。
薄暗い廊下で光の漏れている部屋がある。ナンナはその部屋に向かって歩いた。
その部屋の扉を開け、机のある方を見る。
いつもならそこに部屋の主がいるのだが、今日はいなかった。
ナンナは期待が外れてがっかりした。その時、違う方向からナンナを呼ぶ声がした。
「ナンナ、眠れないのか?」
その優しい声にナンナは振り返る。
父はベッドにいた。その布団で眠っているのは…リーフだった。
ナンナはちょこちょこっとフィンに歩み寄りその膝の上に乗った。
「……リーフ様も眠れなかったの?」
後ろを見上げながらナンナは父に話し掛けた。そんなナンナに父は笑顔を見せた。
「そうみたいだ。ナンナも同じだろう?」
ナンナはその言葉にこっくりと頷く。それを見て父は苦笑いを浮かべた。
「……ナンナは怒っているのか?ラケシスを行かせてしまった事を……」
ナンナは父の腕の中に身体を預ける。力強い父の腕。母とは違い、たくましさを感じた。
「ううん。怒ってない。だってお兄様と一緒にお母様帰ってくるんでしょう?
だったら……待ってる。平気だもん。
お父様もリーフ様も一緒だから待っていられるもん」
ナンナの答えにフィンは笑顔を浮かべた。
「……ナンナは強い子だな。私のほうが支えられている気がするよ」
ナンナは父の笑顔が嬉しくて、にっこりと笑い返した。
朝からずっと父の笑顔は見ていなかった。だけど今は自分に向かって笑ってくれている。
父がこうやって笑ってくれるのは自分にだけだという事をナンナは知っていた。
もしかしたら母にも見せるのかもしれないが見た事は無かった。
ナンナはリーフよりもずっと沢山の父の素顔も母の素顔も知っていた。
ナンナにしか見せない顔も知っていた。
……自分はリーフに比べてずっと恵まれていると思った。
「今日はリーフ様とお父様と一緒に寝てもいい?」
ナンナは懐っこい笑顔でフィンに甘える。そんなナンナをフィンは抱き上げて笑った。
「最初からそのつもりなんだろう?」
ナンナは満面の笑顔を浮かべた。
ナンナはまだ大丈夫だと思った。
母がいないのはとても寂しいけれど、自分には父がいる。
優しく守ってくれる父がいる。
リーフとは母親が傍にいないという事では同じになった。
だから、これからはあまり父に甘えすぎないようにしようと思った。
リーフはナンナにとって大切な友達であり家族だった。
ずっとずっと仲良しでいたかった。
少しでも多くの気持ちを分かりあいたかった。
よれよれの押し花はリーフがあの時くれた花冠のものだった。
ナンナはあの時の気持ちを忘れないようにと、両方を一つのしおりにしたのだ。
今ではもう懐かしい思い出だけれど。
「ナンナ?何してるの?」
よく知ったその声に、ナンナは振り返る。
大地の色をした髪と瞳を持つ少年が笑っていた。
「何もってるの?」
リーフはナンナの持っているものに気が付き覗き込む。
そしてすごくバツの悪そうな顔をした。
「……ナンナ、まだそれ持ってるの?僕にとっては消してしまいたい過去なのに……。
でもラケシスの花も一緒だから捨てろなんて言えないし……」
困ったを絵に描いたような顔でリーフはブツブツと言っている。
そんなリーフにナンナは微笑を浮かべた。
「駄目ですよ。これは私の大事なものなんですから」
「……そう言うのはわかってるんだけど……」
ナンナの言葉にまだリーフはブツブツと言っている。
確かにリーフにとってはあまりいい思い出ではないだろう。だけどナンナにとってはとても大切なものだった。
自分が多くの人に思われている証だった。
「……ラケシス……どうしてるのかな」
リーフの言葉にナンナはうつむく。
あれから……母は帰ってこなかった。どこにいるのか行方もわからない。
兄の所にそのままいるのかと思っていたのだが、皇子セリスと共に現れた兄は母が自分の元に向かった事を知って衝撃を受けていた。
兄もまた、母はナンナの元にいるのだと信じて疑っていなかったのだ。
ナンナ達親子の再会はまだ果たされていなかった。
「ラケシスといえばさ……僕、この戦争が終わったらイード一帯でラケシスの事探してみようと思うんだ」
突然のリーフの言葉にナンナは驚く。
ナンナの驚いた顔を見て、リーフはさらに嬉しそうに続けた。
「だって、ラケシスはナンナのお母さんだけじゃなく僕にとってもお母さんだから。
トラキアを統一して、素晴らしい国にしてラケシスを招待するんだ!」
リーフはそう言うと満面の笑みを浮かべた。
あれからリーフはためらうことなくラケシスを母と呼んだ。いなくなってしまった事で、それまでのわだかまりが無くなったのだろう。
それがナンナには、とても嬉しかった。
「……それにラケシスには言いたい事もあるしね……」
「言いたい事?」
ナンナに尋ねられてリーフは真っ赤になる。
「な…なんでもない!なんでもないよ!!」
大慌てでリーフは叫ぶが顔は真っ赤なままだった。ナンナはなんだか分からず不思議そうな顔をする。
「ナ、ナンナ!あのさ!フィンが呼んでるんだ!ほら、行こう!!」
どうやら本来の目的はそれだったらしいが、今の状態では逃げているようにしか見えない。
慌てたままリーフは一人で先に行ってしまい、ナンナは訳が分からず呆然としていた。
少しして、ナンナが来ない事に気が付いたのか、またリーフが廊下からナンナの部屋に顔を覗かせる。
ちょっとは落ち着いたのか、いつもと同じ顔に戻っていた。
「ほら、ナンナ。行こう」
リーフはナンナに手を差し伸べる。
……自分は恵まれている。
ナンナはそう思った。
母はまだ帰って来ないけれどナンナには沢山の大切な人がいる。
そして、物静かだがいつも見守ってくれる父がいる。
沢山の知らない事を教えてくれる優しい兄がいる。
そして…今、手を差し伸べてくれる大切な人がいる……。
ナンナはしおりを大事に胸にあるポケットにしまい、大好きなその手を握った。
終わり。
どうも小さい子供達の話を書きたがる傾向にある私。リーフ×ナンナのつもりらしいです(謎)。いや、ラストはそれっぽいじゃないですか!…という事にして下さい(^^;)。
リーナンネットワークへの投稿作です。そちらにはこれと全然違うコメントと管理人さんのもったいない感想を戴けてます…。感謝ですv
ええと…一応これ、トラ7ベースでございます。フィンを父、父と連呼してますが書いた本人実の父でも義父でもなんでも良いや(なんでもいいのか?)と思ってますので……。だから書き方が微妙にフィンラケっぽい書き方してないんですよ(^^;)。私はフィンラケ派ですけどトラ7は仲良し親子してたので血が繋がってようといまいとあんまり関係なし…。
ラケシスはデルムッドにとにかく会いたくて一緒にいたくて仕方なかったんでしょうね。
親側の話は前々から考えていたんですが、それをベースに子供側を先に書くことになっちゃいましたね。親側も機会があったら書きたいです。オンラインかオフラインか悩み中…。
さて、リーフとナンナ、どちらが恵まれている?と聞かれると私はナンナだと思っています。リーフはかえって身分が邪魔して難しいんじゃないかなと。
実際、トラ7でもフィンはリーフの父親代わりであるにも関わらす、徹底して家臣としてリーフに接していますよね。セリスとオイフェの関係とかなり違うので驚いたくらいです。なのにナンナはお父さんと仲良しな感じで…。…リーフ可哀想(正直な感想)。むしろエーヴェルの方が第二のお母さんでしたよね……。
リーフとラケシスの関係はやっぱり母と息子じゃないかな〜と。リーフとセルフィナの会話で思いました。
そういう複合要因も重なってます(^^;)。
お付き合いくださりありがとうございましたv
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