3.譜面台(Music Stand)

 約10年前に3台作ったものを、最近オイルフィニッシュ(グロスクリア)で完成。
 すべてバラせるように、接着剤は使っていません。譜面をのせるところの丸棒(10ミリ)は市販のチーク。他はすべてナラ。
 試作を(すべてホームセンターで手に入る材料で)2台作り、そのうち1台は衣類掛けやノートパソコンをのせてかなりハードに酷使して痛み具合を確かめま した。アリ組のところは緩みましたが、アリ凸部分平面にテープを貼れば使用に問題なし。
 シェーカー家具本にあった譜面台を参考に(というか譜面台はみなほとんど同じ)デザインしました。10年使ってますが飽きはこなくって気に入ってます。
musicstand
 
a)10年前にホームセンターで10ミリチー ク丸棒購入。曲がりなどなく質はグッド。
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b)幅14ミリ板に深さ25ミリ〜30ミリ穴 を開けるので気を使います。ドリルガイドでまっすぐに開けるだけなんですけど。
 中段板には見えてない裏側にも等間隔で深さ10ミリの穴を開けます。
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c)下の丸棒とセットで3つの穴を10ミリ丸 棒でを通して固定します。これが意外と難しく苦労しました。
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d)長さ600ミリ太さ24ミリ。旋盤は使わないで鉋で削りだしまし た。10年経ったら曲がるのではないかと心配しましたが大丈夫でした。
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e)なかなか厄介な加工が必要な胴部分です。
ここは一本のナラ角材を旋盤で外側と内側ともに加工。それを3つに分割。現在は旋盤はないので市販のものを買うしかありません。
 アリの部分はこれでもよいのですが、他の方法で接合する図面(ネジ使用)はできています。
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f)脚3本。アリは入れたり抜いたりして組み立て・分解ができるように するには難しい。何年か使っていると、上の胴部分を持ち上げると抜け落ちてしまうことがあります。アリの平面部分にセロテープなどを貼って調整が可能で す。
 しかし、演奏会場で脚が抜け落ちてしまっては場がしらけてしまうので、違う接合方法が必要です。ネジを使う図面は改めて。
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g)上記a,b,c を組み立てたの図
写真では両サイドに譜面おさえがついています。これは塗装のときにつけたのですが、もう少ししっかり固定しないといけないかも。
 丸棒は何カ所がゆるくても穴の位置が微妙にずれているため、全体が結果としてまとまり、バラバラにはなりません。ほんとはこれじゃいけないんだろうけ ど。オペラの総譜の分厚い本をのせてもへっちゃらです。
 ここの2カ所のアリもやはり緩みますのでテープで調節がひつようです。ここもネジを使えば他の簡単な方法があります。
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 e,f のまとまり。
譜面台だけではなく、他にも使えそう。
胴は丸くしましたが、6角形もいいかなと考えています。
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 d,g のまとまり。

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 胴に差し込むだけで固定はしてません。
なので、胴部分をもって持ち上げないと抜けてしまいます。また段調整のピンも胴にのっかているだけなので、譜面台は360度、何度でもまわせます。
 試作品ではそれを止めるための工夫がしてありますが、こちらはなし。
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 一番短い状態。
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 一番長い状態。
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譜 面台SketchUp8図面ダウンロード


こんな譜面台はどうでしょうか。

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