2014年7月製作。ネットで製作が簡単で安くて集塵しそうなものを調べこのタイプに決定。最初はバケツ(CAINZで購入)ではなく、同じ大きさのペール缶だったのだけど、掃除機の吸い込む負圧に負けて凹んでしまうので丈夫な金属バケツに変更しました。
 自作した方のHPでは隙間対策を念入りにすることがしきりに書かれていて、心配しましたが、こんないい加減なものでも、隙間対策はゼロです。蓋はMDF5ミリで塩ビ管との接続は塩ビ管の雄ねじでMDFにネジ穴を作れば空気が漏れる心配はなくなります。
 また蓋の周囲からの空気漏れは負圧で蓋をかなり吸い込んでくれてピシッとしまってくれます。中のペール缶側面のダストの跡を見ると斜めになっているの で、きっと中ではサイクロン状態orトルネード状態だろうということが予想されます。ダストではなくかけらが吸い込まれてしまうとカランカランと周ってい る音がするのでやはり中では渦巻いているはず。
 
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 ルーター加工やおもちゃのバンドソーでしっかり吸塵してくれているのでグッドです。欠点はバケツの半分くらいで一杯になってしまうこと、管が細いのでつまることがしばしばあることくらいです。
 本格的なサイクロン集塵機では難しい理論や試行錯誤の結果の市販品や自作のものがたくさんありますが、こんなに簡単なしくみでも渦さえつくってあげればしっかり機能することが意外でした。吸い込むための掃除機のゴミパックの方はダストゼロです。
 なおここで使用したTS継手給水栓エルボ(FL-25)の内径は32ミリで洗濯機の排水ホースにピッタリ差し込むことができます。
SketchUp8図面のダウンロード

 ペール缶で新しいのを作りました。こちらのほうが更に簡単に作ることができます。バケツより倍以上の集塵量がありました。

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