施術所兼自宅 〒177-0053 東京都練馬区関町南3-8-6
生理学・解剖学的に
○血流・リンパ流が即時的に改善されること→体温保持につながる
○整形外科疾患の場合、筋肉の患部にダイレクトにアプローチできる
○即効性に優れている
○副作用がほとんど無いと考えられる
眼精疲労、肩こり、慢性腰痛などはその部位の血流が悪くなり、そこに老廃物等が溜まって筋肉が固くなってしまいます。また捻挫・腱鞘炎等をおこすと患部に発痛物質が停留して炎症と痛みが生じるのです。患部に鍼を打ち血流を回復させることによって老廃物・発痛物質を多く含んだ古い血液を押し流し痛みを緩和させるのです。また酸素を多量に含んだ新しい血液が送られる事によって細胞の活性がすすみ患部の修繕が促進されるのだと考えています。鍼灸は即効性があり、ギックリ腰や捻挫などの急性期には即効性が顕著です。慢性のコリや痛みは「施術の翌日に身体が軽くなった」「コリがとれた」とおっしゃられる方も多いです。
四肢の血流が改善されれば内臓を含む身体の多くの部位の血流も良くなるわけですから、内臓疾患にも効果があらわれてくるのだと思います。また各内臓にかかわっている神経は身体の表皮・筋肉にもつながっており(デルマトーム・ミオトーム)、ある表皮・筋肉を鍼で刺激することによって神経によってつながっている内臓にもその刺激が伝わり効果をもたらすと考えています。ですから不妊やリウマチ等にも効果があるのだと考えています。
東洋医学的に
からだの中には「気」(生体の活力としてはたらく物質)・「血」(血液)・「津液(気血以外の水分)」があり、これらが程よく巡ることによって健康(恒常性)が保たれていると考えています。たとえば「気」は361ほどのツボをつなぐ経絡(主に14種類)の中を巡っています。この「気」が停滞すると様々な症状があらわれてくるのですが、この「気」を鍼によって過不足なく身体中に巡らせることが痛みをとり健康を維持する大きな一因だと考えます。経絡は「手から足」・「足から手」「頭から足」等全身にはしっているので、筋肉痛や臓器の病を治すのに手足に刺鍼することが多々あるのです。
灸の特徴
鍼に準ずる効果があると思いますが、患部への直接のアプローチは弱くなります。しかし身体を温め、また白血球を増加させると言われていますので免疫力が増し、病気に強くなることが期待出来ます。成人病予防や癌の予防などにつながると思っています。
不妊について
不妊の原因は大きくいくつか考えられます。ホルモン分泌のアンバランス等の機能的障害、解剖学的障害の器質的障害、ストレス等の心理的障害です。これらに大きくかかわっているのが血流の悪さです。運動したり、身体を温める食物を摂取することは妊娠しやすい身体に改善していくことになります。前述のようにハリは血流が抜群に改善されます。また、血管を拡張させる副交感神経を亢進させると言われています。血流が改善され血管が拡張されれば体温が保たれ、受精しやすくなり、また妊娠を維持しやすくなると考えています。ストレスは交感神経を亢進させますので血管が収縮し体温を下げる原因になりますので妊娠しづらくなります。仕事が終わったら、リラックスする時間、リラックス出来る空間を気楽につくることをお薦めします。東洋医学的に言えばやはり気血の巡りをよくすることだと考えています。臓器の活動は、気の巡りによって営まれていると考えられています。過不足なく気を巡らせることによって子宮や卵巣の活動を正常に保たせるのです。
機能的障害がある場合でも、鍼によるリラックス効果によって、器質的障害がある場合でも体温上昇による機能の活性化が見られれば妊娠の確率は高くなるでしょう。
また、クイックはりでの対応も可能だと考えています。はり治療の頻度を上げることによって継続的な体温が維持(上昇)が期待できるからです。週に一回1時間の治療より週に3回20分毎の治療の方が効果的だと考えます。
妊娠を望んでから2年以上たっている方、産婦人科医の受診でもかなわなかった方、是非お問い合わせ下さい。
ストレスと自律神経失調症について
前ページの適応疾患をご覧下さい。
〒177-0053
東京都練馬区関町南3-8-6
TEL 080-3385-3330