我が家にはツバメの巣があります。

でも2006年夏は、ちょっとしたハプニングがありました。

2006年6月上旬

去年、我が家にツバメが巣を作りました。

形状はお椀型。
喉の部分が赤く、尾が長いことから、ツバメだということが、わかります。

2006年、6月、彼らはこの地へ帰ってきました。
親鳥が巣のメンテナンスをしているところでしょうか?

6月19日

高いところに巣があるため、写真を撮るのも一苦労。
ヒナは全部で5匹です。

去年は、3匹だったかな?

鏡越しなので、逆に映ってます。

6月24日

なんということか…

この高さから、巣が落下してしまいました。

発見した時は、4羽はすでに、残念なことに。

残りの1羽を面倒みることにしました。

午前11時に保護。

お昼にミルワーム1匹を食べました。

以後、全然食べない。
ショックが大きかったようです。

6月25日

保護して2日目。

なんだか元気がないです。

 

朝、9時にミルワーム1匹。

それから私は近所の奥さんと一緒にモンシロチョウを
何匹か捕まえました。

11時 ミルワーム1匹・モンシロチョウ2羽
12時 ミルワーム1匹
14時 ミルワーム1匹・モンシロチョウ2羽
16時 ミルワーム1匹・モンシロチョウ1羽
18時 ミルワーム3匹

19時消灯

 

6月26日

目がしっかり開きました。
元気に餌を食べてます。

4時 起床 ミルワーム3匹
6時 ミルワーム1匹・モンシロチョウ2羽・羽虫1匹
7時 ミルワーム2匹
9時 ミルワーム3匹
11時 ミルワーム2,5匹
13時 ミルワーム1,5匹
16時 ミルワーム 3匹
18時 ミルワーム 2匹
消灯

6月27日

aya嬢に手伝ってもらいました。

巣の掃除中、ツバメをもっていてくれました。

手の中は落ち着くのか、丸くなっています。

ミルワームを元気にたべます。

5時 起床 ミルワーム2匹
7時 ミルワーム3匹
9時 ミルワーム3匹
11時 ミルワーム3匹
13時 ミルワーム4匹
16時 ミルワーム2匹
18時 ミルワーム3匹
消灯

羽ばたきの練習がはじまりました。
それに伴い産毛が舞い上がり、ちょっと不衛生。
おなかがすくと鳴いて知らせます(目安)。

6月28日

掃除の合間に、外へでて、一人で散歩してました。

5時起床 ミルワーム2匹
7時 ミルワーム2匹
9時 ミルワーム2匹
11時 ミルワーム2匹
13時 ミルワーム1,5匹
15時 ミルワーム1,5匹
17時 ミルワーム2匹
18時 消灯

6月29日

喉のあたりが赤くなってきて、だいぶツバメらしくなってきました。

5時 起床 ミルワーム1匹
6時 ミルワーム1匹
8時 ミルワーム2匹
9時 ミルワーム1匹
11時 ミルワーム2匹
13時 ミルワーム1匹
15時 ミルワーム1匹
17時 ミルワーム1匹
18時 ミルワーム1匹
19時 消灯

6月30日

保護した頃とは、すっかり違う姿に。成長、早いです。

5時 起床
6時 ミルワーム1匹
7時 ミルワーム2匹
10時 ミルワーム1匹
12時 ミルワーム2匹
14時 ミルワーム1匹
15時 ミルワーム1匹
17時 ミルワーム1匹
18時 消灯

なんだか餌の量が減ってきました。

7月1日

目が良く見えるようになったみたいで、じーーっと
見つめられます。

6時 起床
7時 ミルワーム1匹
8時 ミルワーム1匹
10時 ミルワーム1匹
12時 ミルワーム1匹
14時 ミルワーム2匹
17時 ミルワーム1匹
18時 ミルワーム1匹
19時 消灯

7月2日

鳥かご購入。(竹製です)

6時 起床
7時 ミルワーム1匹
8時 ミルワーム1匹
9時 ミルワーム1匹
11時 ミルワーム1匹
13時 ミルワーム1匹
15時 ミルワーム1匹・モンシロチョウ3羽
17時 ミルワーム1匹
19時 ミルワーム1匹
消灯

7月3日

本日からカゴをお外へ。
そしたらカゴから出て、初飛行。
しかし、低すぎる…ちゃんと帰ってきました。

5時 起床
6時 ミルワーム1匹
7時 ミルワーム1匹
9時 ミルワーム1匹
11時 ミルワーム1匹
13時 ミルワーム2匹
15時 ミルワーム1匹
17時 ミルワーム1匹
18時 ミルワーム1匹
消灯

7月4日

あーあー、手乗りになってるような…。
餌を貰いに帰ってくるところは、すごくかわいい。
しかし、慣れすぎるのは良くない。
早く自然に帰ってね。

こんなか細い足でも、体温が分かるんですよ。
ほんわか、あったかいんです。

エアコンカバーの上、散歩中。

5時 起床 ミルワーム1匹
7時 ミルワーム1匹
9時 ミルワーム1匹
11時 ミルワーム1匹
12時 ミルワーム1匹
14時 ミルワーム1匹
16時 ミルワーム1匹
18時 消灯

7月5日

行動範囲も広がり、屋根の上から帰ってこない。
しかし、雨も降り、動けない様子だったので、
強制的にカゴへ。

餌は、相変わらず1〜2時間おきにミルワームを
1匹食べてます。

7月6日

こんな感じに、巣から出て餌を待っています。
お気に入り?の門灯のところ。
いくら飛ばしても、人に戻ってきてしまう。
aya嬢、嬉しそうです。

激闘!
ツバメvsカマキリ

ツバメは興味なしでした。(笑)

7月7日

今日から、自由にその辺を飛んでいます。

これでも1時間おきにミルワーム1匹です。

私が子供らと散歩して帰ってきたら、何処からともなく
飛んできて腕に止まってくれました。

だいぶ、しっかりしてきました。

餌も飛んでる虫を見てますので、そろそろ、自力で食べられるかな?

7月8日

外が気に入ったのか?
なかなかカゴに入りません。
餌も2時間おきに1匹ずつ。

まだ、他のヒナたちは飛んでいないようです。

7月10日

ふと外を見ると、他のツバメが、近くを飛んでいました。
どうも、仲間だということが、分かっていない様子。

私が出て行くと、餌をねだりに飛んできました。
その間、よそのツバメは、見てました。

7月12日

ツバメ同士で何をはなしているのかなぁ?

この日は計5羽のツバメが来てました。
よそのヒナは間違って私に止まってましたけど…。
大人のツバメは尾が長く、喉も真っ赤です。
それは2、3羽いるのが確認できました。

7月13日

ひどく暑い日です。ツバメは、トータルで3回しか餌を食べに来ません。
夜はお祭りがあるので、カゴに入るかどうか分かりませんが、外に置いて出かけました。
しかし、帰ってませんでした。

祭りに行く前、空高くを20羽ぐらいのツバメの群れを見ました。
あの中に入っていたらいいな…と。ツバメって空中で餌を与えるのですね。

7月14日

今朝も、家の周りを見渡しましたが、いません。

どうやら仲間に入れてもらえたのかもしれません。

落ちていたのはツバメの羽。
今日を持って巣立ちとします。

 

<あとがき>

野生の鳥を育て上げることは、容易ではないことは知ってました。
ましてや、自分がそういうこと出来るとは。

今回はいろんな意味で幸運が重なり、1羽のヒナを救うことが出来たのだと思います。

ツバメの巣からヒナが落ちた場合。
よく助けてあげたが、手遅れだった、病気で死んだとか聞きます。
自然界では、強いものしか生き残れません。生まれつき、何らかの障害があった場合、
長生きは出来ないのです。
うちでヒナを助けたのは、そういうことではなく、単に巣が落ちたということで、本来なら
助かるべき命だったということだからでした。

弱々しいヒナを手にして思ったことは、人間が手を加えてもいいか、どうか。
私の判断とはいえ、重い選択には変わりません。
強いヒナの生命力と、栄養のある餌によって、大空の元へ帰ることが出来ただけでも
言いようのない達成感がありました。

本当は、都道府県に届出して専門家に引き取ってもらうのが筋ですが、彼らが巣を作った
この地で、また帰ってくることを願って育てたいと思った次第です。

どんなに、人になついても、手や頭に乗っても、野生の動物は野生に帰れるものですね。
寂しい感情がないと言えばウソになりますが、自由に空を飛びまわる勇姿を見ることができ、
そして、ヒナからの成長を追ってみられただけでも、幸せだと思います。

今後、同じようにツバメを保護したりする人がいるかもしれません。
そういう時は、このページが少しでも役に立てばいいなぁと思いました。

2006年7月14日