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本町1−9−3
いざというときの頼もしい助っ人です。
ただし、「魔法の弾丸」的な道具ではないので、基礎となる知識や技術があって、かつ、効果的な使いどころを見極めて、という条件がそろって効果を発揮します。
とはいいつつも、やはり「見える」ということには患者様に対しての何にも代えがたい説得力があります。
体内の組織が慣れ親しんだ解剖の本や写真とは全然異なる、独特の見え方をするので、見方を勉強する必要がありますが、鍼の安全性(例:肺のすぐ近くにある肋間筋などを狙う場合など)を高めることからも、今後、急速に広まっていくことと思われます。
鍼の東洋医学的なイメージと繊細な職人技がだいご味だという方からすると邪道に思われるかもしれませんが、私の場合、それまで、それなりに「深い」部位まで触知してコリにアプローチできているつもりでいましたが、全然触知できていない所でエコー画像の示すところに従って鍼を刺入した時にLTR(部分筋攣縮という反応)が出るのを確認した時に、これはいくら強がっても大人と子供の喧嘩だな、と思いすぐに受け入れました(笑)。魚群探知機(ソナー)なしで漁に出るようなもので、おそらく数年のうちに急速に鍼灸師界に広まっていくと思われます。
ただ、冒頭の記述のとおり、(目的なく探索的に使用しても貴重な時間を消費しますし)何でもかんでも使うというのは賢い選択ではないので、使いどころを見極めて使用すべきだと感じています。
例えば、比較的浅い部分においては、よほど細かく(1mm以下の単位でというように)取っていくのでなければ指の感覚に従って施術した方が断然効率的です。
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