心地良い空間を創る
敷地周辺の関係
日の当たり方
風の流れ
視野の広がり
視線の抜け
涼しさ
あたたかさ
香り
新鮮な空気
季節を運ぶ風
明るいとか暗いとか
高いところとか低いところとか
適度に囲まれていたり
爽快に吹き抜けていたり
季節をもたらす光を取り込むこと
自然を感じさせる植栽があること
など、これらは心地良さを決める要素だと思います。
時間と空間の関係を楽しむ
朝夕を通じて
四季折々に
年月を経て
一生のうちに
時代の中で
タイムスケールを一種の定規とし、それぞれの変化を受止めそれぞれの局面を楽しみます。
つなぐ
空間と空間
自然と空間
人と空間
人と自然
内と外
上と下
人と人
人と建築
それぞれが無意識につながるように意識します。
確かな材料
気持ちがいい
主張し過ぎない素っ気なさ
時間の経過によって古びて味が出る
住む人と一緒に年をとるということ。
人の手と歳月という二つの雑巾で磨くと、確かさや魅力や自然の美しさがにじみ出てきます。
基本的に手づくりなので、おおらかな気持ちで住まいづくりを楽しんでほしいと思っています。