振り込め詐欺とは、「オレオレ詐欺(恐喝)」「架空請求(恐喝)」「融資保証金詐欺」「還付金等詐欺」の4種類を総称して呼びます。
警察や金融機関の対策を横目に、振り込め詐欺は、今なお発生しております。
ここでは、その対処方法を簡単に紹介いたします。
●被害者の約6割は、60歳以上の女性です。
☆電話を切った後、すぐに振り込まず、まず家族、知人、警察に相談しましょう。
親族、警察官、弁護士等を装って電話を架け、交通事故の示談金や会社の金を横領したための補填金等の名目で、現金を振り込ませ ようとします。
すぐに振り込まず、警察などに事実関係を確認したり、親族や知人に相談するようにして下さい。
●男女とも被害者の約3割は、30歳代以下です。
☆利用した覚えの無い請求元には、振込みも連絡も無用です。
債権回収団体や官公庁、企業などを装って、有料サイト利用料金や地デジ移行に伴う工事費用等、架空の事実を口実にした請求書を 送付し、連絡先先へ電話すると指 定口座へ現金を振り込ませようとします。
利用した覚えの無い請求元には振り込みも連絡も無用です。
ただし、発信元が裁判所の場合は、電話帳等で電話番号を調べて、必ず裁判所に確認してください。
●男性は40〜50歳代、女性は30〜40歳代が中心です。
☆保証金などを要求されたら、すぐに振り込まず、警察や消費者センターに相談しましょう。
実際には融資しないにも関わらず、低金利や有利な条件で融資する旨のはがきや電子メール等を送るなどして、融資を申し込んでき た者に対して、保証金等を名目に 現金を振り込ませようとします。
正規の金融業者が、融資前に保証金等の振込みを求めることはありません。
●被害者の約5割は60歳以上の女性です。
☆ATMの操作を指示して、税金等を還付することは絶対ありません。
税務署や社会保険事務所などの職員を名乗り、税金等の還付金や返戻金名目で、あたかも税金等を還付するなどの手続きであるか のように装って、ATMまで誘導しま す。
誘導後、携帯電話でATMの操作を指示して、自己の口座から犯人の口座へ現金を振り込ませようとします。
ATMを操作してお金が振り込まれることは、絶対ありません。 |