3py-plot-R7
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3パラメータワイブル信頼性解析(3oy-plot Rev5.3)から大幅に機能拡張を図った高機能版です。最大データ数は、3条件各1,001ポイントに拡張しました。位置パラメータの探索精度の向上と、探索範囲を拡張(1e-3〜1e7)しました。サンプルデータも5種類用意し、機能確認と操作性の習得をより容易にしました。 |
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3パラメータワイブル信頼性解析ワークシート( 3py-plot-R7 )
【1】用途
ワイブル統計理論に基づく信頼度解析
【2】新機能
本ソフト(3py-plot-R7)は、既存ソフト(3py-plot)の機能拡張版です。
3py-plot_Rev.5.3 → 3py-plot-R7_Rev.7.0への主な新機能は以下の通りです。
(1)入力データ数の上限を、「250」→「1001」に拡張した。
(2)分布パラメータの設定範囲の下限値を、「1」→「0.001」に拡張した。
(3) 位置パラメータの推定アルゴリズムを改良し、解析精度を向上した。
(4) グラフの書式設定で、X軸の表示形式を選択設定(標準形式、指数形式)を可能とした。
(5) 保存ファイル(*.3py)は、下位バージョン(3py-plot Rev.5.3)との下位互換性を確保した。
(6) データ解析結果の検定範囲に、「F(t)=63.212%」を追加した。
(7) 専用データファイル(*.3py)をインポートした際に、同時に解析実行、図の軸設定、図の書式の再設定を
自動実行するように改良した。
(8) サンプルデータファイルを追加することで、機能と操作性を理解し易くした。
【3】特徴
(1) 信頼度データ(故障率、不良率)を基にして、3パラメータワイブル理論を用いて信頼度解析を実施し、
ワイブルチャートの作成と信頼度検定を行う。
(2) 独自の計算アルゴリズムにより、高速・高精度の位置パラメータ推定を行う。
(3) 3条件各1001ポイントと十分なデータ量に対応し、ワイブルチャート作図では、
作図条件の設定と図の編集作業を効率よく行える。
(4) 入力データや作図条件などの解析パラメータを一括してファイル管理できる。
【4】解析手法
4.1 本プログラムで用いたワイブル関数は以下の通り。
(1) 2パラメータワイブル・・・ F(t)=1-exp(-(t/η)^m)
(2) 3パラメータワイブル・・・ F(t)=1-exp(-((t-γ)/η)^m)
ここで、
・F(t) :累積不良率
・t :分布パラメータ
・γ :位置パラメータ
・η :尺度パラメータ
・m :形状パラメータ
4.2 計算アルゴリズム
(1) 2パラメータワイブル・・・最小自乗法による直線回帰計算。
(2) 3パラメータワイブル・・・独自開発の計算アルゴリズムにより高精度・高速解析を可能にした。
【5】基本機能
5.1 入力データ制限
(1) データ数:最大3組、各組最大1001ポイント
(2) 入力規則:上詰入力、解析対象外のデータ欄は全て空欄とする
5.2 ワイブルチャート
(1) X軸目盛の最大値:1.0 〜 1.0E+7(プルダウンメニューから選択)
(2) X軸目盛の最小値:1.0E-3 〜 1.0E+6(プルダウンメニューから選択)
(3) X軸表示形式:標準表示、指数表示(プルダウンメニューから選択)
(4) X軸名 :任意
(5) グラフ題名 :任意
(6) 作図条件 :
・線の色(56種←カラーインデックス番号を指定)
・線種(実線,点線,なし)
・線の太さ(細線,普通,太線,極太)
・マーク(●,■,▲,◆,なし)
5.3 データ解析
検定範囲 :F(t)(%) 0.001、0.01、0.05、0.1、0.5、1、10、20、30、40、50、60、
63.212、70、80、90、95、99、99.5、99.9、99.95、99.99、99.999
5.4 データ管理
入力データ、作図条件、図の書式の各データの保存と読込(シート内、外部ファイル)
5.5 グラフ編集
コメント挿入及びコメント挿入後の図の更新などの編集作業を効率よく行える。
【6】インストール
インストール時は圧縮ファイル(.lzh)を任意のフォルダに解凍する。
実行ファイル(.xls)、説明ファイル(.txt)、データファイル(.3py)が生成される。
・圧縮ファイル:3py-plot-R7_7.0.001.lzh
・解凍ファイル:3py-plot-R7_7.0.001.xls(エクセルワークシート)
readme_3py-plot-R7_7.0.001.txt(解説テキストファイル)
standard_A_(N=20).3py(標準データファイル A) ・・・データ数20ポイント
standard_B_(N=400).3py(標準データファイル B)・・・データ数400ポイント
sample_A_(N=20).3py(サンプルデータファイル A)・・・データ数20ポイント
sample_B_(N=20).3py(サンプルデータファイル B)・・・データ数20ポイント
sample_C_(N=20).3py(サンプルデータファイル C)・・・データ数20ポイント
※ 試用版で、データ数20ポイント以上のデータを読込んだ場合には、
20ポイント以下のデータの解析を行う。
【7】起動方法
(1) エクセルの「マクロ機能」を有効に設定して、本ソフト(エクセルファイル)を開く。
(2) 初期画面で「ライセンスキー」を入力することで、全機能有効の環境で利用可能となる。
(3) 試用時は、「ライセンスキー」を入力せず、「OK」をクリックする。
(4) 試用期間(14日間)・・・・ 取扱いデータ数:各20ポイント以下
(5) 試用期間終了以降 ・・・・ 利用不可
(6) ライセンス取得後 ・・・・ 制限なし
【8】解析手順
(1) 「データ入力・結果表示」ワークシートは「黄色のセル」のみ入力可能。
(2) 初期データを[clear]ボタンで削除した上で故障率データ(%単位とする)を入力する。
(3) [解析実行]ボタンでワイブル解析を実行する。
(4) 【解析結果】欄にワイブルパラメータ の解析結果が表示される。
(5) 【検定結果】欄に信頼度の検定結果が表示される。
(6) 【ワイブルチャート】欄でX軸範囲,X軸名,グラフ題名を入力する。
(7) [作図開始]ボタンでワイブルチャートが作成される。
(8) 「ワイブルチャート」シートでグラフの書式を設定する。
(9) [図の書式設定]ボタンで設定した書式を更新する。
(10) [図の複写]ボタンで、ワイブルチャートの作図結果を「図(拡張メタファイル)」として、
「図の編集」シートに複写するとともに、Windowsクリップボードにコピーする。
(11) エクセル機能でコメントなどをワイブルチャート(複写した図)上に記入する。
(12) ワイブルチャートを更新する場合は、前の図を削除した上で再度[図の複写]を実行する。
※更新した図は、既に書かれたコメントの下に自動的に挿入される。
(13) 完成した図をコピー&ペーストすることで、他のアプリケーションで利用できる。
※図とコメントの両方を同時に選択してコピー&ペーストを行う。
【9】操作ボタンの機能
(1) [Export]:ファイル名を設定して全入力データ(*1)を専用データファイルに出力する。
(2) [Import]:ファイル名を指定して全入力データ(*1)を専用データファイルから読み込む。
(3) [Backup]:個別入力データ(*2)をシート内に格納する。
(4) [Recall]:個別入力データ(*2)をシート内から読み込む。
(5) [Initialize]:個別入力データ(*2)にプログラム利用開始時の初期データをセットする。
*1) 解析データ、解析名称、ファイル名、作図条件、図の書式及び基本情報の全データ
*2) 各データ入力欄に応じて、解析データ、作図条件及び図の書式の個別データ
【10】動作環境
(1) 本ソフトはエクセル2007では動作しません。
(2) 本ソフトの開発環境は、Windows XP+エクセル2003VBAです。
(3) 本ソフトを利用するにはエクセル2003のマクロ機能を有効に設定しておく必要があります。
(4) エクセル2000では一部機能制限(保護セルの書式変更不可)がありますが動作確認済みです。
(5) 但し、上記環境で全ての動作を保証するものではありません。
【11】利用条件(同意事項)
(1)必ず事前にソフトを試用し、正常起動と機能・仕様を確認した上で 購入して下さい。
(2)購入代金は如何なる理由でも返金できません。
(3) ライセンスはライセンスを取得したレビジョンのみに有効です。
※既存ソフト(3py-plot Rev5.3とはライセンスは独立です。)
(4) ライセンスは購入者本人(個人)が主として使用する複数のPCにインストールして使用することができます。
(5) ライセンスは第三者に譲渡、貸与または販売することはできません。
(6) ソフト使用よる如何なる損害他に対して作者はその責を負わない ものとします。
(7) ソフトに含まれる如何なる不具合に対して作者はその修正義務を負いません。
(8) ソフト説明内容とソフト機能・仕様が異なる場合は現行機能・仕様を優先します。
(9) ソフトの解法またはプログラミング方法に関する問い合わせには対応しません。
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