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=== 機能紹介<1> 概要 ===
熱膨張・収縮で生じる積層構造の反りを、材料力学の梁の曲げ理論を用いて解析する。各層の寸法と物性値(E,Tg,α1,α2)及び温度条件(T1,T2)を入力することで、縦構造が単一の10層までの多層構造の反り解析を行う。縦構造が単一でない複合・積層構造に対しては、縦構造が同じ領域で分割(最大5分割)してそれぞれの単独反り解析を行い、この結果を元に、各節点の整合性(傾きの連続性)を考慮して連結することにより、全体構造の反り変形を求める。
=== 機能紹介<2> データ入力と単体反り解析結果 ===
10層までの積層構造の各物性値を上詰めで入力する。樹脂などのガラス転移点を持つ材料に対しては、ガラス転移温度(Tg)と熱膨張係数(α2)を入力する。ガラス転移点を持たない材料では、Tgとα2を空欄とする。第1層の厚みを空欄とすると、解析を無効とし結果表示とグラフ出力を行わない。
解析結果として、反り変形曲線式(反りの原理から2次曲線となる)の各パラメータの値と、この最大たわみ量である反り量を算定する。
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<単体反り解析結果比較と複合反り解析結果(2分割)> |
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<単体反り析結果比較と複合反り解析結果(3〜5分割)> |
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