105*粘土の感触は


粘土の感触はいつの時も
とても心地よく
触り始めると 時間を忘れます。

私にとって
ビスク制作の時は
最終目標(原型)を創ったら
それに向かってひたすらに
そこに気持ちを結晶させていく
という感覚なのですが

粘土人形の時は
手の動くままその時の想い入れで
一番好きな形にして
ああでも無いこうでも無い
と 粘土を付けたり削ったり
それを楽しんだり苦しんだりして
夢を膨らませていく
という感覚で

まあそんなこんなで また今も
粘土を付けたり 削ったり
果てし無い時間を過ごしています。


これはずっとキャビネにいた
粘土製の眠りっ子ヘッド。
今度こそきっと仕上げて
人形にしよう。

この子はずっと
腕の中で眠り続ける
柔らかなふかふかの縫いぐるみに
してみようかな と想っています。
















つづく

2018年05月11日