Dance  -神様も踊る-




◆神様も踊る

『ナタラージャ』
インドの神様の一人、シヴァ神の別のお姿だ。
「ナタ」は踊り、「ラージャ」は王。
2つをそのままくっつけて「踊りの王」
シヴァ神はインドの神様の中で一番の踊りの主である。
普段はヒマラヤ山脈の頂で
瞑想しながら行をしているが、
神々の前で軽々と108つの踊りを披露したと言われている。

インド舞踊家は舞踊の前にこのシヴァ神を讃えるお祈りをする。
上手に踊れますように
踊りの王の恩恵を受ける事ができますように
こうして舞台で踊れる事を感謝いたします…
祈りを込めて大地に挨拶をする。
足で大地を踏みしめるインド舞踊は、
大地とつながった踊りだからだ。


あなたのお姿は神聖なるもの
シヴァ神の装飾品である月と星は尊いもの
神聖なるシヴァ神様 あなたにご挨拶をいたします


神様も踊る。
いや、神様が踊るから
人も踊りに魅了されるのかもしれない。


<ナタラージャの銅像>
舞踊でもナタラージャをこのように表現する



<シヴァ神>

身体に灰を塗りつけ、虎の毛皮を身にまとい、
ヒマラヤ山の頂で瞑想行をしている。
頭に月と星が輝いており、生命の源である蛇を身体に巻きつけている。
額にある第三の目からは、全てを焼く尽くすエネルギーが発光される。
頭上にはガンガーとうい女神がおり、口から水を噴出している。
これがインドのガンジス川。 ガンガーはガンジス川の女神。

<踊るシヴァ神と息子のガネーシャ神>

ガネーシャ神は学問の神でもあり障害を取り除いてくれる神でもある。
商売繁盛の神としても崇められ、人気が高い神様。
象の顔を持つこの神様を知る人は多いのではないだろうか。
もちろん父親譲りで踊りも得意。 彼を讃える演目もある。
てっぷりとしたお腹がキュート。



                             Dance Creative Airtist ★ Aiko Chikamoto(近本あいこ)




大阪の印度的占師 ☆ あいこ の インド舞踊〜神様も踊る

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