第47回(コケミドロン)
夕方にクリスの村に到着する。
村からは見えないが、上空から確認するに村はオークや傭兵の小隊に囲まれているという状況。
クリスは命の木の無事を確認しにいく。
アルテア「命の木の周辺は魔力に満ち溢れています。周辺(30フィート以内)なら問題なく魔法が使えそうです」
村のエルフがまだ数人残っていた。
クリス「村の被害はどうですか?」
村エルフ「今のところ被害は出ていない」
クリス「ここへ来る途中の村は襲われてしまい命の木はやられてしまいました。木の根のワードストーンが狙われています」
エルフ警備隊長「おお、クリスじゃないか」
クリス「オルベイン隊長!お久しぶりです!」
アーベルン村長「クリス、久しぶりじゃの。しかし、そのダークエルフのような装備は?」
クリス「これは奪った装備です。堕ちてはいませんのでご心配なく。それより村長は逃げてください」
アーベルン村長「いや、わしは命の木を守らねば。多くの村人は泉の方へ避難させた。今は少数のエルフが警備のため村にとどまっているのじゃ」
警備隊長「周辺の村や森の木が腐っているという事件が起きている。何者なのか分からないが、危険な瘴気をまとっている。アンデッドなのか精霊なのか・・・」
クリス「それは通称コケミドロンのせいです。コケミドロンはマジックミサイルが効かないと聞きます。それだけでなく下位呪文が効かないそうです。しかし、炎が有効とも噂を聞きます。最悪ここでファイアボールを使ってもいいでしょうか?」
アーベルン村長「うむ、命の木を守るためなら仕方なかろう」
アルテア「コケミドロンはこんなところには普段いません。あのモンスターを知っているのは恐らく私たちだけでしょう。そういえば図書館の記録にいくつか該当するモンスターがいました。デカプスか、太古の異世界の生物タルトーバ、あるいはソウルイーターかもしれません。あとは・・・それらのハイブリッドでしょうか。モンスターを操る術を持つ者もいるそうですが、まさか遠い昔の話ですので現在ではあり得ないかと。しかし過去にはこういう例があります。ゴーレムが忌み嫌われるもっと昔、邪教徒の討伐にゴーレムが使われていた頃、邪教徒が不定形のモンスターを召喚してゴーレムに対抗したといわれています。その戦いではゴーレムが3体やられ、その後どんな方法か分かりませんが召喚モンスターは封印されたそうです。ですが、今回のはそれと同じモンスターという可能性は低そうです。あと考えなければならないのはコケミドロンがオークに操られているという点ですね」
ファルケ「コケミドロンは魔剣の意志によって動いていたはずだ」
ナイン「オークに使役できるのなら俺たちにもできそうだな」
アーベルン村長「襲撃があるなら夜じゃろう、みなさんは夜まで休んでくれ」
クリス「回復できるエルフシャーマンはいませんよね?」
アーベルン村長「泉に向かった村人の中にいる。今はここにヒーリングポーションが8本ある。スクロールもあるが、これはクレリックがいないと使えんな」
クリス「ヒーリングポーションを1人1本ずつお借りします」
ナイン「・・・(ん?何者かに見られているような気がするな)村長、クリス、なにやらコソコソと動いている者がいるかもしれない。お気をつけなされ」

パーティーは木の上のツリーハウスに案内されるが、クリスは命の木の前で見張りを続けた。
他にエルフ部隊は5人程いるが皆Lvは低そうだ。
夜になりサリア・ランスの見張り番のときに大きな馬のサイズのクモのモンスターと小型モンスターが登場!
サリア・ランスとエルフ兵Aが戦っている間にエルフ兵Bがパーティを呼びに行くが、呼ぶ前に倒されてしまった。
ナインとクリスが物音で起きて戦闘に参加し、どうにか討伐は成功するもサリア・ランスが大きなダメージを受け、エルフ兵Bは死んでしまった。
倒したゴブリンたちの持ち物を調べる。

ショートソード4本、12GP、怪しげな指輪、何かが塗ってあるダガー、ゴブリン語で書かれたメモ、9000SP

メモを村長に呼んでもらうと "敵の勢力を偵察し報告せよ" と書かれているようだ。
翌朝、呪文を覚え直し、朝ごはんを食べていると見張りから敵襲の知らせが入った。
人間型2体、旗持ちのオークが登場。
敵の傭兵「村長はいるか?これ以上もう抵抗するな。投降すれば泉の方は簡便してやる。森が枯れるのももう見たくなかろう。抵抗すれば互いに兵を減らすだけだ。どっかから援軍を呼んだようだが、エルフの軽戦士が増えたところで無駄だ。こっちには10倍以上の勢力がいる。所詮、魔法などというまやかしでは生き残れないぞ」
クリス「なぜ命の木を狙うんだ!?」
敵の傭兵「それはクライアントからの命令なんでね。私だってこの美しい森を破壊したくない、守りたいわけでもないがな。その木の根にある石っころだけもらえればそれでいい」
アーベルン村長「この木の力はエルフと森を守るためのものだ。それ以外の使い道は意味がないぞ。命をかけてでも木を守る」
敵の傭兵「3日間の猶予をやろう、それまで考えろ。もし3日後に解答が得られなければ毒の泉と化すぞ」
 と吐き捨てて去っていった。
クリス「サリア・ランス、やはり君も呪文も使うべきだ。ほら、これが君のスペルブックだ。剣もいいけどミラーイメージとかの呪文も有効だと思うよ?」
サリア「仕方ないな、一応返してもらっておくか」
アーベルン村長「あやつらの手に渡るぐらいなら・・・ワードストーンの自爆という手段もある。わしはこれから木と語り合って、命の木の意志を確認しておこう」
隊長「こちらも偵察にいくか。しかしアラネア(蜘蛛)までもいるとは厄介だな。森を枯らせるモンスターを探すのはたやすいだろう、なぜなら周りが枯れているからな」
クリス「このまま待っていてもやられるだけでしょう。こちらから仕掛けましょうか」
ナイン「偵察はいいが、俺を狙う何者かの気配を感じる。そちらも気になるな」

ファルケがグリフォンでナインを連れていき偵察しに行ってくれるので、クリスとサリアは残って呪文の準備をする。
遠話石はナインとクリスにセットして渡しておく。
上から見ると5つの箇所に陣が見える。トーテムが立っている陣3つ、立ってない陣が2つ。トーテムの陣はオーク軍と予想。
グリフォンで近づいて1つずつ陣を見て回る。
南西の陣が最もしっかりしていてサソリマークの旗も見え、どうやら本陣らしいことが分かった。
北西のオークの陣には、強そうなオークが確認できた。

時間がないのですぐに本陣へ向けて出発。
歩きで行くと1日かかる。ファルケが上空から見ていると、オークとゴブリンが何やら取り合っているような喧嘩をしている。
よく見ると何か光るものを取り合っているようだ。ファルケはグリフォンで突進していった!
あっさり蹴散らすと逃げたゴブリンたちが行軍していたパーティーの前にやってきて戦闘に。
ここもあっさり討伐。ファルケは取り合っていた光る物を回収。
バックパックとチェインメイルを取り合っていたようだ。

バックパックの中:ポーション2本、スクロール、矢2本(1本は矢羽が青い、もう1本は黄色)

安全そうなところを探して野営をする。
ファルケが見張りをしていると "パキ、パキ" と足音が聞こえ、エルフの女性が登場。
女エルフ「すいません、助けてください。近くに人間と手を組んだオークがいまして」
ファルケ「ちょうど我々は、その人間と手を組んだオークを壊滅させにいく途中です」
女エルフ「そうでしたか、強そうなお方ですね。1つ願いがあるのです、オークのせいで私の心がかき乱されているのです。この寂しさから解放してください・・・(何やら呪文的な接触をしてきた)」
ファルケ「(ST判定を通した)あなたは魅力的だが、オレには効かなかったようだな」
女エルフ「うう、ならもう小細工はやめましょう。私はこの森に棲むドライアードです。一目ぼれしました。本当は取り返してほしいものがあったのですが、もうあなたがいればそれでいいです」
ファルケ「大人しく森に引き込んでくれ」
女エルフ「いえ、私はもうすぐ死にます。この森が死にます。せめてその時までおそばでいて下さい」
ファルケ「この森を壊滅させないために来た。なんなら一緒に来るか?」
女エルフ「私はここから動けないのです」
ファルケ「森を守るためにしばらく放っておいてくれ」
女エルフ「それなら、必ず帰ってきてください。戦いが終わったらここで暮らしましょう」
ファルケ「あんまりしつこくすると嫌われますよ?とにかくこの森を守らないと大変なことになるぞ」
女エルフ「倒せるんですか?コケミドロンは泉の方へ向かっています・・・ダスライヒ・・・そんな言葉も聞いたことがあります。魔物をコントロールする力があるとかないとか。コケミドロンは遥か北の方から連れて来られてきました。もっと詳しい話は、次のドライアードに聞いてください。本陣にいる人間は手ごわいので気をつけて下さい。あと一人、別行動の弓を持った者もいたわ」

翌朝、呪文を見直して本陣へ向かう。
ファルケが上空から見ていると、敵の本陣側も出撃準備をしているのが分かった。
敵陣には歩兵部隊10人の隊列が4つとキマイラがいる。
敵陣の会話が聞こえる。
ライアン「ハインリッヒ、心配しすぎだ。スコルピオの半分の兵力が来ているんだ。だがダスライヒのタイプ・ゼロ・コードXとやらは当てにならん。それにオレはファルケとやらに会えると期待していたがいなかったな。ま、これだけエルフを潰していれば、そのうち出てくるだろう。それとお前、ちゃんとキマイラを操れるんだろうな?後ろから炎を吐かれたら我々も危ないぞ」
ハインリッヒ「そろそろいくか、こんな森さっさと片付けよう」

クリスはファルケのグリフォンに乗らせてもらいファイアボールによる先制攻撃の空爆を狙う!
敵の4隊のうち、3隊を見送り、一番後ろから出発する本隊をファイアボールで奇襲!
奇襲は成功し、敵の本隊を半分以上を吹っ飛ばした!ハインリッヒは倒れた。
「うお!エルフの奇襲か!?ハインリッヒ・・・チッ、死んでる!?」
キマイラが暴走し、生き残った敵本隊にブレス!
敵本隊はこれで壊滅状態になった!(ライアンだけ生き残った)
ライアン「クソッ、なんてことだ!」
ファルケとクリスはパーティーに合流する!
クリスは2発目のファイアボールでキマイラを撃破!
ライアンはまたも生き残ったが逃げて行った。


ファルケはハインリッヒにヒーリングポーションを飲ませる(死んではいなかった)
ファルケ「なんて馬鹿な、仕える者を間違えるとこうなる」
ハインリッヒ「お前は確か・・・ファルケか」
ファルケ「あの時、お前を生かしておいたのはこんなことのためじゃないぞ」
ハインリッヒ「あの後いろいろあったんだ、結局こういう組織に入るしかなかった」
ファルケ「それはお前が弱いからだ」

ナインはタイプ・ゼロ・コードXの動きを警戒するが、案の定アローが飛んできてハインリッヒに命中し今度こそ死んでしまった。

次は急いで泉の方のコケミドロンに向かう。
近づくと魔力が薄まりアルテアは倒れてしまった。
フェスタリア「クリス先生、これは魔力吸収の仕掛けでしょうか」
魔法使いのメンバーは、かなり気が重いが、日が暮れてきたので野営をする。
翌朝、呪文を取り直して出発。枯れた森を進むが、道中は一切の生き物を見かけなかった。
すると遠くの方で紫の影がユラユラとたくさん見えた。さらにスケルトンのような影もいくつか見える。
近づくとツタに絡まったスケルトンで、骨とツタが融合しているような感じで、ツタももう腐っている。
ナインはツタを斬ってみると胞子が飛び散った(ナインはST判定に成功)
ツタを放っておき警戒しながら進む。前方にキャンプのあとのテントが2つ見える。
おそらく、ここにいた人間かエルフがさっきのツタにやられたような雰囲気がした。
サリア・ランスはテントの中を覗き、魔法使いがいた痕跡と日記を見つけた。
日記「大陸から来た魔法使い。ある人物を追っていたが、とんでもない事件に巻き込まれた。古城に囚われたものを回収し、魔法の檻に入れてもって帰ること。エルフの村を焼き払ってワードストーンを回収すること」
さらに進むとエルフ以外のメンバーも気分が悪くなってきた(ダイス目が常にマイナス1される状態)

とうとうコケミドロンに追いつくが、ローブの男が宙に浮いている。
マスクがポトりと落ち、首だけ後ろを向いて睨みつけてきた!
ローブ男「命ある者よ、ここから立ち去れ。ここは生き物のいるところではない」
サリア「そんなことはない!森を守る!」
ローブ男「・・・生きた者が勝てる相手ではな・・・い・・・」
ローブ男は粉々になって崩れ落ちた。

いよいよコケミドロンと戦闘へ
サリア・ランスは先制のファイアボール!
効いてそうなのでクリスもファイアボール!
フェスタリアはマジックミサイルを唱えるが効いていなそうだった。
クリスはスクロールのライトニングボルト!しかし、あんまり効いていないようだ。
コケミドロンの周りは触手でおおわれているが、中心の核の他に魔剣のようなものが見える。
クリスはディスペルマジックを撃ってみると一瞬だけ瘴気が晴れた。
クリスはヘイストをかけ、パーティーは触手の先端の魔剣を集中攻撃!
魔剣には魔法の武器でダメージが入るようだ!
ファルケはエクストラダメージのお札を使い魔剣を攻撃!
魔剣はパキーンッと折れて地面に落下!そしてコアが小刻みに震え始めた!
クリスはコアにマジックミサイルを撃つが効いてないような感じ!
ナインはコアにファングで攻撃し、ダメージは入ったようだ。
クリスはさっき手に入れた黄色い矢を放ちダメージが入り、追加で電撃ダメージ!
コケミドロンはどうやら触手で生命力を吸い取りHPを回復するようだ。
ナインのファングが全弾命中し、コケミドロンの周囲のツタが消滅!
コアには真っ黒なワードストーンがみえる!
サリア・ランスが剣で攻撃すると攻撃は有効だがダメージの半分が跳ね返ってきた!
クリスは再度マジックミサイルを撃ってみるが無効のようだった。やはりLv1呪文は効かないようだ。
クリスはさっき手に入れた青色の矢を放つが命中せず(アイスストームの矢だった)
ナインはさらにファングで攻撃し、コアのワードストーンにかなりヒビが入ってきた!
ファルケがトドメの一撃を放ちコアが砕け散った!


魔剣の柄にあった宝石が輝き声が聞こえる。
宝石「助かった、礼を言おう」
クリス「あなたは何者ですか?」
宝石「剣の精だ。あまりにも長く剣の中にいた。吸血鬼の王に仕えていたのだが、異世界のゲートに引き込まれてしまった。気づいたらこのコケに取り込まれていた。そして森を破壊してしまった。こんな殺戮にはうんざりしていた。コアにあったものは普通のワードストーンとは違う性質の石だった。私の存在はじきに消えるが、残った宝石は高く売れるだろう。もしくは別の剣の柄に付けてくれると嬉しいがな」
クリス「森を回復させる術はありますか?」
宝石「焼くことだ。浄化の炎だ。そして、そこに新たな木を植えよ。さすれば森は復活するだろう」

コケミドロンが飲み込んでいたお宝
9000GP、ストライキングスタッフ、謎の軟膏、怪しげなポーション

経験点は前回分と合わせて今回出るが後日に計算

コケミドロンの設定公開
  • ノーマル武器は受け付けない
  • Lv1とLv2の呪文は無効
  • 本体にダメージを与えると周囲5フィートに胞子ダメージ
  • 触手にあたるとHP吸収
  • ノーマル飛び道具は跳ね返しカウンターダメージ