第37回(番外編 “力”とは)

 今回はグラスト内の小さい独立国でのお話。
 この国の領主は、ヨハン・フォン・シュトラールという名前である。

▼今回登場するプレイヤーキャラクター
 ジャン・ケンザキ・ジルバール(男シーフ)
 ジル・バレンタイン(女マジックユーザー)
 サガ(男クレリック)
 リガード・クアドラン(男ファイター)
 ドルフ・ジグラー(男ファイター)

 ジャンはシュトラール家に仕える(?)諜報員。
 ジルは、旅の魔法使いという触れ込みの調査員。
 サガはシュトラール領内の神官。
 リガードとドルフはシュトラール家に仕える家臣。

 話は、グラストとライン=ラント、ファシリア低地諸国の国境付近に位置する小国で起こる。
 小国の領主の名はヨハン・フォン・シュトラール。妻はフローラ。
 二人の間には息子が一人。ちょっと血気盛んな10歳未満の少年、エーリッヒ・ファルケルツ・シェトラール。
 現在、小国の周辺で疫病が発生している。
 ジルは疫病と、行方知れずとなっている魔術師の調査のためこの国に来ている(“時の扉”についても調査)。
 最近になり謎の魔法使い2~3人の一団が城に出入りしているが、家臣のファイターとは一切口を利かない。
 魔法使いたちは付近にある遺跡を調査するらしく、領主に許可をもらいに出入りしているという噂。

 そんな神聖暦1985年。夏が近づき、人々の格好も薄着となりつつあるある日。先輩魔術師マーティンを探す手がかりを求めて旅を続けているジルの元に、一人の女魔術師がやってきた。

ジルの宿泊している宿屋の食堂にて
魔術師「遺跡の探索と解析に協力してくれないかしら? ここらは魔術師が少ないの。古代の魔法遺跡の調査に仲間が必要なんです」
ジル「その前に、あなたは誰ですか?」
魔術師「あ、これは申し遅れました。ファシリアの魔法使いロルフです」
ジル「貴女がファシリアの魔術師だというのなら、なぜファシリアに協力を求めないのですか?」
ロルフ「個人的な調査なので費用がかさむからです。グラスト側からは我ら魔術師が疫病を流行らせているという噂が立っています。そんなことはないと、潔白を証明したいじゃないですか」
ジル「他に仲間は?」
ロルフ「これから必要に応じて集めたいと思いますが」
ジル「じゃあ、メンツが集まれば考えてもいいですけど」
ロルフ「どこそこに私達はおりますから、気が向いたらお願いしますね」
ジル「どちらにしても魔術師だけで遺跡に行くのは危ないですからね」
ロルフ「そうですね、弾避けもいくつかほしいわ。ぜひ前向きに検討してください」

別の日
 旗を立てた小さな馬車集団が街にやってきた。
 リガードとドルフは上官から様子を見てくるようにと命令される。
 馬5、馬車1、歩兵5の集団。
ドルフ「おいおい、誰の許可で入り込んだんだ?」
騎士「グラストの大公陛下からの書状である。私の名はハルトムート・デューラー(アルの父親)と申す。勝手に押し入ったことは申し訳ない」
ドルフ「では書状を見せてもらおうか」
別の騎士「無礼だぞ。一兵に見せるわけにはいかない。領主に伝えればよい」
ドルフ「伝えるっつっても、どう伝えるんだ? 何しに来たんだ?」
ハルトムート「我が国に対するテロ行為の調査だ。急を要するのだ、ヨハン殿に会わせてほしい」
リガード「では隊長を呼んでくる。ドルフ、この場は任せたぞ」
ドルフ「わかった、なるべく早く頼む」
 街中が騒がしくなり、サガも野次馬的に様子を見にきた。ジルもまた、騒ぎが大きいために宿屋の2階からでもそのことは窺い知れた。
ドルフとサガは、リガードが戻るまでの間にハルトムートへ世間話を振る。
ドルフ「最近ちょっと疫病が流行っているが、そちらの領土は大丈夫か?」
ハルトムート「その件での調査だ。噂ではここに魔法使いが出入りしているらしいな?」
サガ「魔法使いのメンバー構成なんかは分かってるんですか?」
ハルトムート「それもこれからの調査だ」
ドルフ「さっき言ってた、そちらへのテロ行為というのは疫病のことを言っているのか?」
ハルトムート「それも含めてお話を伺いたい」
 一方、リガードは城に戻り上官に事の次第を報告する。
リガード「上官、カクカクシカジカで街にグラストの騎士団が来ています」
上官「ふむ……ここに連れてこい」
 リガードとドルフは城へ案内することを条件に馬車の中を調べるが特に怪しい物は無かった。
サガは顔見知りなのでドルフとリガードと共に城へ行くことに。
ハルトムートが領主ヨハンに面会中、ドルフたちはハルトムートの部下たちに接触を図るが……
リガード「テロとはどんなものだ?」
歩兵「あ、すいません、職務中なので他言はできません」
ドルフ「サガ、疫病については何か分かったことはあるかい?」
サガ「まだ原因は分からないけど、手洗い、うがいはかかさずにだね。何かあったら対応できるように教会は準備しているよ」
ドルフ「そうか」
サガ「あなた達のお仲間に疫病にかかった人はいます?」
歩兵「す、すいません。先ほども言いましたが任務中なのでお話できません」
 サガはさすがに城の中までは入れてもらえなかった。
ドルフ「何か分かったらあとで伝えにいくよ」
サガ「わかった、よろしくね」

 ハルトムートとヨハンが会談するが、その前にジャンが謁見の間に潜り込むと、先に忍び込んでいたファルケ少年と、飾り物の甲冑の中で鉢合わせ(笑)
 仕方ないのでジャンはクロスボウを構えつつ暖炉に場所を移し潜入。ファルケをそのままにしたのは、領主か中隊長のどちらかに潜伏の気配を察知された時、ファルケは都合の良いフェイクになるという考えから。
ハルトムート「軍隊の駐留を認めてほしい、いくつかの証拠がある。調査のためにしばらく留まりたい。ここに怪しい魔術師が出入りしているのは分かっているから、その魔術師たちを引き渡しても頂きたい。あと、領内の探索を妨害しないこと、この地に騎士1名の派遣もお願いしたい」
ヨハン「それはさすがに認められない。ここは小国であっても独立した国だ。まずグラストから謝罪してもらいたい。もし仮に、我が国がテロリストをかくまっていたとしても、先ずは今回の押しかけを詫びるのが筋だろう? それに貴殿の先ほどからの態度も、いかがなものか。私は小なりと言えど一国の領主、そなたは一介の騎士に過ぎん。礼を尽くすべきではないのかね?」
ハルトムート「貴殿のその態度、よろしいのですか? 自分の立場と身の程をわきまえるべきではありませんか。私の無礼はお詫びしますが、今のお答えはそのまま陛下に報告せねばなりませんよ。私はこれで失礼しますが、もしお考えが変わられたら直ちに早馬で伝令を頂きたい」
ヨハン「了解した。私は両者の間に血が流されないことを祈る」
 ハルトムートの一団は仕方なく引き上げていく。
その会合結果に、ハルトムートは廊下で溜息を付いた。
ハルトムート「やっぱりこうなるか。ヨハン殿の言い分は正しい。不本意だが戦の準備をしなければならんな」

 教会ではサガが、上位の司祭に街で見聞きしてきたことを報告する。
司祭「よそ者には警戒しなさい。見た目は普通に過ごしてくれれば良い。教会から出ても平穏にしていなさい」
サガ「了解しました! 普段通り布教します、主に美しいご婦人をメインに!
司祭「……あー、そうしてください。そうすればそなたが警戒していると疑う者も少なかろうから

 二人が客室から退出すると、ジャンもファルケを甲冑から出し、謁見の間を出る。
ファルケ「グラストはどうして態度がデカいの?」
ジャン「国がデカいからですよ」
ファルケ「僕たちも大きくなればいいの?」
ジャン「大きな国でも態度がデカくない国もあるんですよ」
ファルケ「ならば僕も強くなる!」
ジャン「まずコンスティテューションを鍛える方がいいですよ。戦士はやはり、まずHPですから」
外野『えらく具体的だ!?(笑)』
ファルケ「わかった、頑張って修行する!」

 ジャンは街に戻り、ジルの宿屋に潜入。その背後を取り、クロスボウを突きつける。
ジャン「怪しい魔術師とはお前のことか?」
ジル「キャッ!? ……誰かと思えばジャンさん。いきなり何ですか?」
ジャン「謁見の間でカクカクシカジカという話があったんだ。お前も他国の魔術師だろう」
ジル「何ですって? 実は私も怪しい魔術師に遺跡の調査を誘われました」
ジャン「ほう、その話も面白そうだな」
ジル「では仲間でも集めて調査しませんか? 協力するふりをして、私たちでその魔術師たちを監視するのです」
ジャン「それもいいな、ヒマそうな下っ端の兵士も城にはいるしな」
ジル「ドルフさんとリガードさんのことを言っておいでなら、下っ端というのは適切な表現ではないでしょうけど……それはともかく、私とジャンさん、そして戦士が二人。あとは……」
 そのとき、何故かこの場にいない僧侶の「そしてジルは、かつてハンサムな僧侶と冒険したことも思い出しましたね!」という声が聞こえてきたような気がした。
ジル「あとはマトモなクレリックがほしいですね(笑)」
ジャン「そうだな、後はマトモなクレリックだけだな(笑)。とりあえず領主に報告し、人員を集めてもらおう」

 ジャンは城へ情報を伝えにいく。
兵士「親方様は今、魔術師を呼び出して謁見中です」
ジャン「そうか、遅かったか」
兵士「それにしても魔術師とは怪しいな」
ジャン「なら今のうちに中堅ファイターにジルの依頼を伝えにいくか」

 その頃と同じくして、ドルフとリガードは領主から呼び出されていた。
ヨハン「明日からしばらくお前たち2人に、城と街の警備を任せる」
ドルフ「それは昇格ですか?」
ヨハン「まあ、そのようなものだ。カクカクシカジカこういう話(騎士団の事?)があったんだ」
リガード「分かりました。ではドルフが警備主任、私は副主任ということで」
ドルフ「お? また昇格ですか!?」
外野『いや、それリガードに体よく責任押し付けられてんじゃね?(笑)』
ヨハン「お前たちには問題となっている遺跡の話をしておこう。あの遺跡の奥には、私の持っているこの剣の、魂となるべき精霊を宿した像が安置されている。魔法使いたちでは封印は解けないだろうが、その件がなくとも解放の時期だと思っている。一応お前たちに2つのペンダントを預けておこう。その2つを合わせれば、精霊の像が安置された祠を開く鍵となるのだ。ここ何代も精霊に触れた当主はいなかったのに、昨日その精霊が目覚める夢を見たのでな。いずれ精霊が目覚める時がこよう。だが、それは私が必要とするものではない。そろそろ、ファルケを本格的に鍛えておこうと思う」
リガード「つまり、この剣は坊ちゃんの剣なのですね」
ドルフ「我々2人で剣の封印を解けということですか?」
ヨハン「あぁ、必要な時になったらな」
リガード「坊ちゃんがこの剣を手にすれば、ヴァンパイアすらも恐れるに足りませんな」
ヨハン「そうだ。あと街の中で戦をしてはならんぞ」
リガード「分かっております」
ドルフ「だったら城や街の警備ではなく、私たちが遺跡の調査に行った方がいいのでは?」
ヨハン「君たちは切り札だ。ハンス兵長が君達に警備をしてほしいと言っておるのだ」
ドルフ「そうですか、わかりました」

 サガがジャンとジルを尋ねる。
サガ「最近この街に来たという、よそ者についての情報はあるかい?」
ジャン「グラストの騎士団と魔術師か?」
サガ「ほう、魔術師?」
ジル「遺跡を調査したいという女の魔術師がいました。接触したのは1回だけだから詳しくは分からないけど、この時期に接触してくるなんてさすがに怪しいと思うんです」
サガ「なら、その件でご一緒したいんですが?」
ジル「とりあえず様子を見ましょう。こっちから行動を起こすと私たちが怪しまれるから大きくは動かないでくださいね」
サガ「はい、あくまでも平穏を装います」

 数日後、ヨハンが再びドルフとリガードを呼び出す。
ヨハン「ハンス兵長からの連絡が途絶えた。悪いが遺跡に向かってくれないか」
ドルフ「いつから連絡がとれてないんですか?」
ヨハン「一昨日に戻る予定だったのだがな。念のため遺跡を調べてくれ。そして剣の精霊を呼び出してくれ。私も見たことがないから、どんな風になるかも分からないが」
リガード「精霊を呼び出すと、その場で剣に宿るのですか?」
ヨハン「なんらかの儀式が必要なハズだ。この剣も持っていけ。これが我が家の宝剣だ」
リガード「では私が持っていきます」
ドルフ「ファルケ坊ちゃんも連れていきますか?」
リガード「いや、それは危険だろう」
ドルフ「2人だけで行けってことですか?」
ヨハン「それなりの仲間は用意しよう。魔術師も1人いた方がいいだろう」
 そうした経緯で、城にサガとジャンが召集され合流。
リガード「魔術師も欲しいのだが、誰か知っているか?」
サガ「おお、ジルがいるじゃない」
 ということでサガの紹介でジルも合流。必要なアイテムは城から支給される。遺跡の方角は北西で、歩いて1日かかる。ヨハンは謎の魔術師軍団とも連絡が取れなくなっているとのこと。ハンスは魔術師たちの足取りを追っているかもしれないが、本当のところは全く不明。
ヨハン「おそらく遺跡でヤツらは何かを探しているだろう。封印が解かれることはないと思うが……まさかゴーレムの化石を動かそうとでも言うのか」
サガ「ジルさんはゴーレムについて何かご存知ですか?」
ジル「グラストでは大崩落がたびたび起きた経緯で、魔術師が忌み嫌われています。そのために魔術そのものが疎んじられ、結果的にグラストは魔法技術が衰退の一途を辿っていると伝え聞きます。逆に言えば、魔術の研究が少ないこの国では未確認の古代遺物が多く眠っている可能性が残されています。そこから、魔術師たちがグラストでゴーレムを探しているのではないかと推測されますね」
ドルフ「先日のグラストの一団はあれから何か接触はあったんですか?」
ヨハン「間もなくあちらの騎士が来るだろう。まだ交渉中だ。とりあえず今回の遺跡の件とは別で考えてもらっていい。できることなら騎士たちと魔術師をつき合わせてみたいものだがな」
 会合が終了し、退出し掛けたヨハンを、ジルが呼び止め内々の話がある、と別室に移動した。
ジル「ご領主たるヨハン様には身分を明かしておきます。私はラインラント魔術師団ホワイトローブの一員、名もジルだけではなく、バレンタインという姓を持ちます。私もまたこの国の遺跡を調査しにきています。もし怪しいと思われるのなら拘束してもらっても構いません。身の潔白は証明したいと思いますので」
ヨハン「大丈夫だ、君は自由だ」

 次の日、準備を整え遺跡に出発。
ドルフ「ようやく堅苦しい城から出れる、昇格がかかってるからリガードしくじるなよ?」
リガード「それよりもドルフ、坊ちゃんにこの剣はまだ早いと思わないか? この剣に精霊が宿れば相当なものだ。オレは鍛冶屋の目利きがある。自分用に作り変えることもできそうだ」
ドルフ「その剣が欲しいのか? オレは昇格さえできればいい。昇格できたなら剣はくれてやるよ」
リガード「もし任務に失敗して降格したらグラストに行かないか?」
ドルフ「おー、それもいいな。あんな小国どうでもいいしな」
サガ「あの……領主様に仕えているんじゃないのか?」
リガード「もちろん任務には忠実だ。だが、オレはこんなちっぽけな国の騎士で終わりたくない。それにこの宝剣がオレを選ぶかもしれない」
サガ「ドルフはこの意見にどう思うんだい? 君も領主に仕えているんだろ?」
ドルフ「オレは金さえ手に入ればいい」
リガード「サガよ、お前の力が増せばもっと多くの人々を救うことができるぞ。力と富が手に入ればな」
ドルフ「そうだ、富だ!」
ジル「……あのー、私がご領主様に1から10までそのまま報告できないような会話は慎んでいただけませんか? 密告するような真似はしませんし、仮にしたところで余所者の私の話をご領主様が安易にお信じになられるとも思えませんが、私も聞かないフリは精神的に疲れるので……」

 夕方に遺跡に到着。
 近づいていくとキャンプ跡があるが、テントは引きちぎられて倒されている。
 地面には直径30フィートぐらいの焦げた跡が残っており、焼けた人の残骸もある。
 死体を見ると顔見知り兵士たちだった(ハンス兵長の姿は見当たらない)
 サガはできる限り丁重に葬る。
ジル「これはファイアボールですね。おそらく魔術師たちに襲撃されたのでしょう」
リガード「では魔術師たちが裏切ったとでも?」
ジル「そう思われますね。何か企んでいるのでしょう」
ジャン「兵長の姿が無いのも怪しいな。まさか兵長と魔術師がツルんでいるんじゃないか?」
リガード「むむ、そのようなことは……とにかく兵長が危ないな」
ドルフ「では悲しむのはここまでだ。さぁ遺跡に入ろう。それとジル、裏切るんじゃないぞ?」
ジル「……先ほどの会話を聞く限り、あなた方よりは信頼していただいてよろしいのではないかと愚考いたしますがいかがです?」
ドルフ「よかろう」
 しばらく進み、徐々に下っていく。
 床に兵長のヘルメットと思われるものを発見。だいぶ傷や歪みがあり、黒い煤のようなものも見える。
 さらに奥へと進んでいくと血痕が続いているのが見つかった。
 その先に激しい戦闘の跡や血だまり、人間ではない指なんかが落ちていたりもする(オークっぽい指)
 ここでリガードが奥から男の悲鳴が聞こえ、濃厚な腐臭も漂ってきた。
 ジャンもモンスターの声と足音を感知し戦闘開始! しかしリガードとドルフでオーク2匹をアッサリ撃破!
 奥の広間には穴があり、その穴には多くの死体が放り込まれていた(オークと兵士の死体)
 下への階段を降りると、ジャンが謎の(プレイヤー的な?)直感を発動しシークレットドアを発見! (笑)
ジャン「金の匂いがこっちからするぜ」
ドルフ「何? それは行くしかないな」
 シークレットドアからさらに下への階段があり、またまたジャンの謎の勘が働きシークレットドアを発見!(爆)
 シークレットドアを探している時、右側から敵襲の音と女の声がする!(ジルはすぐにロルフの声と分かった)
 そして強そうな主任オークが登場! オークは笛を吹いて仲間を呼び寄せ戦闘開始!
 ジャンはシークレットドアの後ろに隠れる!
 オークは "ガズロック! ガズロック!" と叫びながら切りかかってきた!(ガズロックとは自分の名前らしい)
リガード「ドルフ、そのオークとの主任対決は名誉あるタイマンなのか?」
ドルフ「おうよ、ここはオレに任せてもらって結構だ!」
リガード「では任せよう、お前の功績はヨハン様に伝える」
ドルフ「わかった!」
 っとドルフ vs ガズロックが主任対決で一騎打ち!
さらに奥からロルフが、反対側からオークも登場し挟み撃ち状態に!
サガ「お前(ロルフ)が魔術師軍の親玉か!?」
ロルフ「そんなの答えるわけないじゃない」
ジル「ロルフ、私を親愛なる友と思いなさい(と、チャームの呪文)」
ロルフ「(チャーム成功?)あら私たちは友だったわね、じゃぁ私のダーリン(ガズロック)を助けてあげてよ」
ジル「わかったわ……ドルフちょっと戦いをやめて!」
ドルフ「???」
ジャン「ジルが裏切ったか!?」
サガ「一体どういう状況なんだい?」
ジル「(小さめの声で)違う違う、向こうの魔術師に魔法で仲間と思わせてるの。ロルフ、そちらのダーリンも止めてちょうだい」
ロルフ「……ダメよ、こっちのダーリンは戦いになると熱いんだから」
ジル「ロルフ、そこの2人は重要な情報を持っているの。殺させないでちょうだい」
ロルフ「ゴーレムを知っているのね? 分かった。ダーリン(ガズロック)その者たちは生け捕りにしなさい!」
 背後の下っ端オークはリガード、ジャン、サガで撃破!
ジル「ドルフ攻撃を止めて! あちらの魔術師が話を聞いてくれそうだから防御に専念して!」
ドルフ「……分かった、次からそうしよう(今回は攻撃した)」
ガズロック「ウガッウガッ! ウガッウガッ!(状況が分からずドルフを攻撃してきた)」
ジル「ロルフ、ドルフ、攻撃をやめてちょうだい!(名前がややこしい(笑))」
ドルフ「……本当に信用していいんだな?(ガズロックへの攻撃を止めた)」
 しかし相変わらずガズロックは言葉が通じずガンガン攻めてくる!
ドルフ「おい! オークの野郎は攻撃してくるぞ!? ジル話が違うぞ! (とオークを再び攻撃)」
ジル「やれやれ、どうしたものか……」
 リガードはロルフに接敵し気絶させた!
サガ「お前(ガズロック)、ハニーを助けたければ降伏しろ!」
ガズロック「ウガウガ?(言葉が通じてない)」
 最後までガズロックが粘って(ドルフの攻撃がグダグダで(笑))何とかドルフが主任対決に勝利!


 ドルフはガズロックの大型の包丁っぽい武器を奪い取る(ショートソード扱いとのこと)
 サガはドルフをキュアで回復。
 ジルはロルフのスペルブックを奪い取って縛り上げた。
リガード「サガよ、ロルフを回復してやってもお前に惚れることは無いと思うぞ。なんせオークをダーリンと呼んでいたのだからな」
 ロルフは指輪も持っていた。
リガード「この指輪をハメていれば、サガもオークを好きになれるかもしれないぞ?」
 サガはその気があるのか指輪を身につける(笑)プロテクションリング+1だと分かった!
 ロルフとガズロックの息はまだ若干あったが、しばらくして死亡。
 戦闘後、ジルは戦闘中のやりとりを「裏切ったのではなくチャームの魔法での駆け引きのつもりだった」ことを説明。
 その説明に、ジャンが当然の一言を返した。

ジャン「ジル、今度からそういうことは先に言え
ジル「……気をつけます(汗)」

 シークレットドアの中を探索すると、さらに下に降りる階段が見つかった。
 階段の下からハンス兵長の悲鳴と "そろそろ封印の解き方を教えろ。口を割らないのなら城を攻めるまで。すでにゴーレムは準備できているんだ!" と聞こえた。
リガード「ドルフ、この奥に手柄が待っているぞ」
ドルフ「よし行こう」
 そしてハンスが掴まっている大きな部屋の奥には門があり戦闘開始!
ハンス「お、お前ら……来るな! ここから出るんだ! 城に戻れ~! ゴーレムを止めるんだっ!」
敵魔術師「もう遅いわ! こやつをやってしまえ!」
ハンス「うわ~っ!(オークに殺されてしまった)」
ドルフ「隊長~!」
 メインの戦闘のハズだったが、オークたちはジルのスリープで全滅&敵魔術師はサガのサイレンスで即終了(笑)


 ジャンがダッシュで接近し敵魔術師に降伏を迫りアッサリとふん縛った。
 魔術師の所持品を探ると魔法の杖、宝石、スペルブックが見つかった。
 サイレンスの魔術師を少し遠ざけ、リガードとドルフが奥へ行きペンダントを使い封印を解く。
 奥の祭壇に人型の像があり、胸に宝石のようなものが埋まっている。
 ジャンが宝石を取ろうとすると、バチッっと手がハジかれダメージ。
「気安く私に触るな。今は何年だ?」
ジル「神聖暦1985年です」
「ほう、ずいぶん長く眠ったのぉ」
ジル「あなたが剣の精霊ですか?」
リガード「あなたがこの剣に宿れば完成なのか?」
「いや、宿るだけではダメだ。相応しい使い手が手にしてこそ完成だ」
リガード「あんたを解放したのはオレだ」
「解放しなければならない時になったのだな」
リガード「ゴーレムを倒せるのか?」
「それはやってみないとな。この辺りにはゴーレムが多く眠っている」
ジル「ならば最大級のゴーレムが現れたら、あなたは倒せますか?」
「使い手が現れれば可能だ」
ジル「あなた様を使う条件は?」
「先ず我を宿せる剣が必要だ」
リガード「この剣ではどうだ?(宝剣を取り出す)」
「基準は満たしておるな。だが、この剣には兄弟がいるハズだ。できればもう1つの剣と比較し選んで宿りたいが」
ドルフ「確か領主様が同じような剣を持っていたな」
リガード「私が仕える領地がゴーレムに襲われている。我らが領地を守るために、あんたは力を貸してくれるのか?」
「わらわもシュトラール家には恩がある。ではその剣を出すがいい」
 と、リガードが宝剣を向けると青白く光に包まれ精霊が宿った!
(ディフェンダー+1:ディフェンスモードならプロテクション+1、オフェンスモードなら命中とダメージ+1)
ジル「では城に戻りましょうか。さっきの魔術師は正当な裁判にかけるために連れていきましょう」
ドルフ「サガ、ハンス兵長にお祈りを捧げてもらいたい」
サガ「分かりました……安らかにお眠りください。隊長職はドルフが受け継ぎます。城と街はこのサガがお守りしてみせます」
 封印が解かれると、奥の壁が崩れ出口へのショートカットが現れた。
 休憩もとらずに急いで城に戻る。
 丘を越えた朝方、城から煙が出ており、街は軍隊に囲まれている光景が広がっていた!
ドルフ「おい魔術師、どうなっているんだこれは!?」
捕虜魔術師「もともとこうなる予定だ。私はグラストに恨みがある。魔法使いになった時点でリスクを負っている。お前らとは違うんだ。私に目的などない。ただ偉大なる力が発動するのを見たい。ムスターファ様が実現してくれる。結果的にグラストは罪のない国を攻撃することになる。後々これが大きな負い目になるだろう。やがてこの世界は力を巡って争いが起こる。せいぜいその舞台で踊ってくれたまえ」
サガ「リガード聞いたかい? 力を追い求めた者がこうなっているんだ」
リガード「男ならば力を追い求めて当然だ」

 城へ急いで行く。
 街中は特に被害はないようだが、城の中では "ゴーレムだ~! 戦車を前に!" などとグラストの騎士たちが大慌てになっている。
ジル「どのようないきさつで城に戦車を向けるなどという非道を? ゴーレムとは何です?」
グラスト兵「あの忌まわしいゴーレムだ! お前達も逃げろ!」
リガード「ヨハン様、今向かいます! 剣よ、我に力を貸せ!」
 城の中ではファルケとフローラが倒れており、ゴーレムが暴れている!
白銀の騎士とヨハンがゴーレムと戦っている!
リガード「ヨハン様! この剣をお使いください!」
ヨハン「危険だ! ここは私に任せろ! だがよくやってくれた!」
リガード「全てはドルフが……ドルフのおかげです」
ヨハン「リガード、ドルフは無事なのか? ドルフに伝えろ、降伏するんだ!」
 と言い、白銀の騎士とヨハンはゴーレムに挑んでいった!
 リガードはファルケを助ける(フローラは死亡?)
 ヨハンと白銀の騎士はなんとかゴーレムを撃破!
 ハルトムート・デューラーはその戦いをそばで見ている。
 ゴーレムを倒した後しばらく会話を交わし、今度はヨハン vs 白銀の騎士の闘いが始った!
 それを無益と止めに入ろうとしたジルだったが、傍で見ていたハルトムートに邪魔されてしまう。
ジル「戦争の決着は付いています。なのになぜ、この期に及んであのお二人が一騎打ちなどしなければならないのですかっ? どうして、戦いが終わった後に無益な血を流すのです!?」
ハルトムート「そなたは魔術師。まして女の身では分からんだろう。騎士とはそういうものなのだ。神聖な一騎打ちを汚してはならない」
 と戦闘を続けるが、ヨハンは白銀の騎士に倒され、精霊の剣がパーティーのそばに突き刺さった。
 サガが剣を手にするがさっきのオーラが消えている。
 息絶え絶えのヨハンがリガードとドルフを呼び出す。
ヨハン「お主らはもう自由だ……あとは頼んだ。お主らの功績はこの剣に命を吹き込んだことにある。ルーデル殿(白銀の騎士)を恨んではいけない。彼は騎士として私と戦ってくれた。わかってくれるハズだ」
リガード「ルーデル殿、あんたの剣の太刀筋に惚れた。オレを弟子にしてくれないか? もうオレは自由の身だ。力をつけたい(いずれこの精霊の剣を我が物にする。そのためにグラストでも何でも仕えよう)」
ルーデル「力は制御すればいい。力とは己のものだ。ゴーレムなどは力ではない。下っ端の兵士からでも良ければ我が軍門に下らせてくれよう。そこのお前(ドルフ)はどうする?」
ドルフ「この城を襲ったのはゴーレムか?」
ルーデル「結果的にはゴーレムが襲った。だがそのおかがでこの国の疑いは晴れた」
サガ「ではここを襲う正当な理由があったのですか?」
ルーデル「正当な理由はあったさ。だが事実は違った。この国は潔白だったのだ。私は全てを正すためにクエストに出る」
ドルフ「……オレはヨハン様の意思を引き継ぐ。グラストの軍門には下りることになるが、ここに残って地方領主として再建を目指したい」
ルーデル「そうか、ならばここは、やがてお前に任されるように取り計らってやろう」

各キャラクターのその後
 ジャンは宝物庫をあさってラーデンに行き金を儲けるとのこと。
 ジルは国に戻ってホワイトローブに報告。
 リガードは虎視眈々と力をつけ、10年後ぐらいに剣を巡ってファルケに挑むかも?
 ドルフは地方領主にまで一気に(棚ぼた式に?)昇格して再建を目指す。
 サガもドルフと一緒にここに残り再建に尽力する。