第23回(天に空賊、地に天国門)
前回のお宝
 ジニスの盾(ミディアムシールド)、スクロール2本(1本はキュアシリアスウーンズ、もう1本はプロテクトが掛かっている)、瓶2本(ポーション?)、邪悪なホーリーシンボルセット、ロープ(?)、宝石10個(1つ500GP)、装飾品3個(1つ1000GP)、金貨6000枚と銀貨8000枚(軍資金だったようだ)、書簡
※ジニスの装備:プレートメイル、ミディアムシールド、ロングソード、ダガー(全てノーマルアイテム)

 ミラはキュアシリアスウーンズ、宝石10個、装飾品3つ、邪悪なホーリーシンボルセットを持っていく。
 クリスはジニスの盾、プロテクトのかかったスクロール、ポーション2つ、ロープ(?)を持っていく。
 お金は全部は無理なので持てる分だけ持って帰ることに。
 ファルケが獣人の死体からラージサック4つを発見し金貨2400枚を入れる。
 ジニスもバックパックを持っており金貨400枚が入った。

シズマの話
シズマ「私はシズマ……この度は神殿の汚れを取り除いてくださってありがとうございました。あなた方はこの辺りの人ではないようですね。私はシズマの心の欠片です。ここはイルマナの神々の一番北の領地です。そこの山を越えてさらに北へ行くとゾラキアの神の領域となります。今、世の中は大変不安定な要素が入り込んでいます。異界からこの世界の者ではない者がやってきました(=ムスターファ)。その者がゾラキアの神と契約してその力を借り、神もまたその者の力を利用しました。そしてその男の動きで世界のバランスが崩れようとしています。サラニス村は彼らの前線の拠点となっているのです。この地は非常に困難な土地でした。そしてその麓に住む巫女(サイファ)が私を熱心に信じてくれました。これで彼女も私の施す力を使えるようになった筈です。とりあえず、あなた方の傷を癒してさしあげましょう。ミラさん、いずれまたあなたに会うこともあるでしょう。あなたの役割はまだ……」
ミラ「シズマ様のお名前は本名なのですか?」
シズマ「ええ、そうです。私の本名はシズマです」
ミラ「異界の門から来たわけではないのですね?」
シズマ「私は元々この世界にいた無彩の民です」
ミラ「シズマ様とコンタクトをとるにはどうすれば?」
シズマ「強く念じて頂ければ大丈夫です」
アル「ミラの持っている邪悪なホーリーシンボルはゾラキアの物ですか?」
シズマ「えぇ、その通りです。しかしゾラキアにいる者が全て邪悪というわけではありません。私はゾラキア教の神とはちょっと合いませんけど(シズマはそう言ったが、ゾラキア教そのものはやはり邪教=ケイオティック宗教のようだ)」
クリス「シズマ様はムスターファによって封じられたのですか?」
シズマ「ムスターファがここに来た時に、私の力が失われました」
アル「ムスターファを封じる方法はありますか?」
シズマ「2つあります。彼を改心させるか、もしくは殺すかです。魔法的な封印は魔法使いの方に聞いて頂きたいと思います」
クリス「ムスターファを殺すことは可能ですか?」
シズマ「できるでしょう」
ミラ「憑依している肉体からムスターファを追い出す方法はありますか?」
シズマ「とりついている肉体を危機に追いやればきっと抜けるでしょう」
クリス「ここからファシリアに戻る方法はご存知ですか?」
シズマ「帰る方法はきっとあるでしょうが、この神殿にはそういった方法やゲートはありません。遠い旅になるかと思いますが無事をお祈りしております。ナイン、クィスは特にここまでよくがんばりましたね」
ナイン「これまでの会話を聞く限り、あなたは大した神ではないようだな。あなたが神の力を見せれるというのなら、オレの専用クォーラルを2倍の数にしてみろ」
シズマ「……す、すいません、私にはできません。次に会う時までにもっと修行しておきましょう。他のものならなんとか……あ、そうだ、あなたは私のことを信じていますか?」
ナイン「あなたが我々を信じているのなら、オレも信じよう」
シズマ「……ではお互いに信じ合えているということで」
クリス「サイファさんがここに来たらあなたに会えますか?」
シズマ「ええ、私はここで待っています」
ミラ「神様とは心で通じるのですよ」
 と、ここでシズマとはお別れに。

 続いてさっきのジニスが持っていた謎の書簡を読む(普通の文章の中に暗号が書かれていてナインが解読)
・キャンプ地の設営命令
・ひまわりの種作戦(対象サラニス、テレニス)
・太陽の角、月の牙族との連合
・モールスコード表(音で連絡する方法?)
 という4つがベロキア語で書かれていた。
 ナインはひまわりについて「ひまわりといえば1匹に対して大人数でボコる作戦のことだろう」とだけ思った(よく分からなかった?)

 ミラがよく見るとジニスの死体が変異しており、ファルケがブッた切ったところに目があった!(もう死んでいるが)
シャリア「これはミュータントというヤツじゃないか?」
ミュータント:強すぎる魔法を浴びて突然変異した人間(生物)のこと。

 ナインはジニスの装備をひっぺがすが、他には特に変わったところはなく通常の人間と同じように見えた(ジニスの刺青はそこそこ有名な傭兵団スコルピオの紋章だと分かった)
ミラの知識:サソリの紋章とクモの紋章の傭兵団が2つあり、幹部には刺青が施されるとのこと。

 パーティーは一旦サラニスに戻ることにした(ジニスの死体も運ぶ)
 1日掛けて村に到着するとサイファが出迎えてくれたが、ジニスの死体を見て絶句。
 アルがジニスについてそのまま説明する。
ナイン「だが安心しろ、ジニスの抱えていたアレはオレが大事に保管している」
長老「ジニスが……」
 ミラとナインはジニスの刺青と目を見せる。
アントン「それは申し訳ないことをした。こちらの不手際だ。まさかジニスがスパイだったとは……」
クリス「ジニスはいつからこの村にいたんですか?」
アントン「ほんの2年前からです。出入りが激しいヤツでした。各地を旅をしていたようで、北の方の出身らしい。ここに来た目的はわからない。この地の温泉が気に入ったようでした」
ナイン「村人の中でこのような目を持つ者がいるのか?」
アントン「いや、それは知らなかった」
 その後、会議を開き村人たちに聞かれないように密に行われる。
集まったのはアントン、サイファ、長老、我々一行。
ミラ「ジニスみたいに遠くから来た人は他にいますか?」
アントン「この辺りで旅をするのは大変なことです。そういう人はいません。近くの村から移住してきた者ならいますが。そうそうナイン殿、ジニスが持っていた大切な物とは?」
ナイン「あまり見せられないものだが、ひまわりの種と呼ばれる物だ」
サイファ「ひまわりの種といえばジニスさんがよく食べていましたね」
ミラ「ひまわりはこの村に咲いていますか?」
サイファ「いえ、南方の地域に生える植物と聞いていますが……彼にはよく薦められたのですが、この村では他に食べる者はいませんでした」
ナイン「ひまわりの種といえば太陽の姿に似た花だが、この辺りで太陽といえば何だ?」
サイファ「太陽……そういえば今日は曇ってますね……」(普通に太陽としか分からないようだ)
アル「テレニス村はどこにあるんですか?」
サイファ「ここから3日程行ったところです」
アル「ひまわりの種を食べた人はいます? 体調が悪くなったりしてませんか?」
サイファ「少しだけ私も食べましたが特には……ジニスさんの家に行けばあるかもしれません」
ミラ「実はジニスがこんな書簡を持っていたんですが?」
アントン「(読んで)……特に意味は分からんな。何か陰謀が含まれているのか」
ミラ「あ、それとシズマ様の神殿はもう開放されましたので」
サイファ「ありがとうございました。明日にでも行ってお参りと片付けをしてきます」
長老「祠に覆った影を綺麗にしてくれて本当にありがとうございました」
クリス「サイファさん、クレリックの力は取り戻せましたか?」
サイファ「大丈夫です、私もシズマ様を近くで感じることができます」
クリス「テレニス村で最近起きた事件などはありますか?」
アントン「最近は行き来していないので分かりません。以前は何度か行き来していたのですが。テレニスには南からの商人が来ているかもしれません。南の情報が聞けるかもしれません」
 ファルケは何やらアルティアと会話。
アルティア「ファルケ君は私に大きくなってもらった方がいいのかな?」
ファルケ「今後の問題だ」
アルティア「それは学校に戻ってからにしましょう。私がここで皆さんと同じ大きさになったら……」
※他のパーティーメンバーにはよく分からない話だった。

 ナインとクィスがジニスの家を探索しにいく。
 概観はみすぼらしい小屋だが、見た目によらず造りはシッカリしているようだ。
 鍵を除し中へ入ると、部屋はキレイに片付けられていた。
 ベッド、机、イス、チェストがあり、ナインとクィスが手分けして調べる。


 手紙(紙の束類)、書簡と同じような内容の書類を発見。

ベッド
 ひまわりの種の食べカス(スモールサックの中にひまわりの種が入っている)

チェスト
 軍服の衣装(傭兵の服)、勲章や飾り物(階級は大尉)、ジニスではない人の名前(マスターがまだ決めてない)、ダガー1本を発見。

 ナインはとりあえず軍服を着てみた(笑)
 書類には『ZMXの使い方』と書かれていて「能力アップ、戦闘能力の向上、服用しすぎに注意。指揮官は絶対に服用しないように。可能な限り多くの人間に種を撒くべきだ。完全に指揮できるようになった場合の指揮するためのモールス信号もここに記す。痛覚がなくなる兵になる」
 ナインの知識でゾンビメーカーという薬だと分かった。
ナイン「クィス、この軍服を着てみるか?」
クィス「私にくれるのか!? ……少しダブダブで動きにくいな。どうだ似合うか?」
 ということでクィスも着た(笑)
ナインとクィスは手に入れた物を持って戻ってきた。
ナイン「これがひまわりの種だ。普通の種なら食えるハズだ。だがこれはカクカクシカジカでZMXと呼ばれる薬的なもののようだ。この種を食うとどうなるか分からないが、おそらくジニスのようになるのではないか」
ミラ「ジニスはひまわりの種はどうやって手に入れてたのですか?」
サイファ「テレニスの商人から買っていたようです」
シャリア「このひまわりの種から魔力を感じる。その短剣からも魔力を感じるぞ」
 ダガーには3人の名前が彫ってある。軍服にあった名前ともう2人は別の名前(まだマスターが考えていない)

 続いてナインは暗号文の書類を読む。
暗号文「まどろっこしいカタチですまん。人の目に触れるのを避けたい。ジニスよ、今オレはテレニスで作戦を行っているが人々は口にしない。だが、あるこじきに対して大量に投与できた。しかし大量に服用させるとうまく制御できない。その適量が難しい。そっちはどうだ? ニズモより」
 すると外が騒がしくなってきた。
 飛空船が上空を飛んでおり、南の方に飛んでいった。テレニスに向かっていて、時折ここを飛んで商人が物を運んでいるようだ。
 ミラは長老に頼み、テレニス村への紹介状を書いてもらった。テレニス村のリーダーはジャイバという名前。
 テレニスにはサイという巫女がいて、サイファとは双子とのこと(おそらくサイもクレリックの能力が回復しているハズ)

 一行はサラニスで一泊することに。
 ファルケはアントンと手合わせをし激闘の末ファルケがまさかの敗北!(追いやりのルールを試してみた)
アントン「これが君の実力だ。力任せに剣を振っているだけじゃダメだ。だが君も何かを学んだハズだ」
魔剣「うるせー!」
アントン「久しぶりに楽しませてもらった……(あとHP4点だった危ねぇ~)お前も良い騎士になるだろう」
魔剣「ファルケよくやった、褒めてやる。じゃがワシの勝率に傷を付けた、おしおきだ。楽しみにしておけ」
ファルケ「(人目のないところでヒザをつき)クッ! 師匠以外に始めて負けたぜ……」

 その夜ファルケは戦う夢を見続け、よく眠れず朝を迎えた。
 クリスはミラーイメージをスペルストアに詰め込んで、翌朝に魔法を覚えなおした。
 ナインはひまわりの種と軍服を持っていく。
 荷馬車を借りて2800GPをテレニスに持っていく。神殿に残した金貨は神殿の復興に使ってもらう。

2日目にイベント
 街道上にマストの一部が落ちていた……見に行くと爪で引っかいたような痕がついていた。
 何者かに思いっきり掴まれてマストがバキっと折られているような状況に見える。
 折れたマストには被弾したような痕もところどころに見え、黄色と赤の模様もついている(ただの商人のマーク?)
 一緒について来ているサラニス村人によると、この辺りには緑の竜が現れるとのこと。

 その後なにもなく無事にテレニスに到着すると、飛行艇も着陸している(若干、焦げた痕が見えた)
 話を聞くと緑竜ではなくワイバーンに乗った空賊の襲撃を受けたとのことで、飛ばすための動力ワードストーンを盗まれてしまった。
 かなり大きいワードストーンじゃないと飛べないと困っている。
 商人たちはライン=ラントなまりの言葉を話している。
 パーティーたちも帰れなくて困っており、互いに相談する。ファシリアへは歩きで帰ると2ヶ月かかる。
商人「もしワードストーンを取り戻してくれれば1週間ぐらいで帰れるぜ。船体とフレームは修理できても動力がなぁ……」
 クリスの持っているワードストーンのサイズだと50個ぐらい必要とのこと。
ミラが色々と交渉していると、
商人「あんたらの言いたいことは分かった。こっちも素直にワードストーンの奪還を頼みたいのだが、どうだね?」
クリス「空賊は何匹ぐらい出るんですか?」
商人「いっぱいだいっぱい、10~20はいるぜ」
ファルケ「ワードストーン発掘現場はあるのか?」
商人「ファシリアの湖の方だな。とりあえず何か買っていかねぇか?」
 ナインはワザとひまわりの種をこぼして見せてみるが、商人のリアクションは普通。

売り物
・ルールブックに載っているもの
・バリスタ
・ドレス
・ドワーフ細工の飾り物(アクセサリ)
・ダークエルフのピストル
・ピストルの弾20発(1発で金貨10枚)
・服
・宝石
・ヒーリングポーション(500GP)
・スパーヒーリングポーション(1000GP)
・魔法の鎧(レザーアーマー+1は4000GP)
・魔法の矢(1本50GP)

 パーティはヒーリングポーション4本、クロスボウの弾、ノーマル装備を購入。
 村の魔術師にマジックアイテムの鑑定をしてもらった。

ポーション2つ……インバネラビニティ(ACとSTに+2ボーナス)、スピード・ポーション
ロープ……クライミングロープ

3人の名前が彫られたダガー……ダガー+1
 スクロールはオッティが鑑定してくれてファイアーボールだと分かった。

 外で巫女がさっきの船長になにやら怒っている。
巫女「ちょっと早くそこをどいてよ。損害賠償も払ってよ」
船長「飛べるようになったらすぐどきますよ……」
巫女「いつ? あと何時間?」
船長「飛べないのでどけないんですよ」
巫女「いつどくのか神に誓いなさい」
船長「そんなこと言われても分かりません」
ミラ「どうしました?」
巫女「あ、これはどうもどうも」
ミラ「あなたの妹や聖女シズマ様に会ってきました」
サイ「まぁそうでしたか、私の力も元に戻りました」
ミラ「神殿の悪魔は退治してきました」
サイ「それはそれは英雄じゃないですか。私たちの教会にもぜひ立ち寄ってください」
ミラ「飛行船の動力源を私たちが取り返してくることになりました。あぁ、そういえば妹さんからの紹介状があります」
サイ「それはそれはお恥ずかしいところをお見せしました。ではいろいろとお話を聞かせてくださいな」
ミラ「アル、紹介状を渡しておくから村長の方はよろしくね」
 ということでミラはサイの教会へ行く。
サイ「よくぞ、この遠いところまでお越し下さいました。でも助かります、動力を取り返してもらえればあの邪魔な船がどきますので。あの船が教会の一部を壊してしまったので弁償してもらう証人になって頂けませんか? だいたい、あの商人が来るようになってから村ではハレンチな格好が流行ってしまいました(ミニスカート)」
ミラ「やはり神の前では人は平等ですから、厳しく自分を律する人もいれば違う面で律する人もいるでしょう。ところでサイファさんからの紹介状にあったと思うのですが、ゾラキア教がどうも怪しい動きをしているということでサラニスの村にはスパイがいました。きっとこの村にもスパイがいるでしょう」
サイ「この村にいた物乞いが狂人になってしまいました」
ミラ「ニズモという人物が……」
サイ「そうなんです、ニズモさんが物乞いの人に施しをしていたのですが、その物乞いに殺されてしまいました。それがこんなことと繋がっていたとは……」
ミラ「ニズモさんと接触していた人はいましたか?」
サイ「たまに彼を尋ねてくる人がいました。南から来たお金持ちの方がニズモさんを尋ねていたようです」
ミラ「この村での計画は失敗したんでしょうね」
サイ「イマイチひまわりの種は私たちの口には合わないようで」
ミラ「あの種は変異を起こす薬です」
サイ「そうでしたか、確か物乞いの方には尻尾が生えていました」
ミラ「太陽や月の話は知ってますか?」
サイ「この付近にいるオークやライカンスロープのことかと思います」
ミラ「空賊については知っていますか?」
サイ「強力なモンスターであるワイバーンを扱っています。リーダー格は術使いと剣士です。家畜や商人の被害が出ています。そうです、とにかく空賊たちが悪いのです」
ミラ「ちなみにムスターファという名前に心当たりは?」
サイ「……思い出しました、かなり前に北の山へ行った旅人がいました。その人が確かムスターファという名だったような」
ミラ「空賊の規模は?」
サイ「20人ぐらいでしょうか。あと部下に巨人もいます、石を投げたりします。直接この村を襲うことはないです。村がなくなるのは空賊にとっても不利益ですから。ここを通る商人はこの村を超えベロキアの方にも行っています。ここから南側には畑もあります。この辺には領地様の軍隊がおりますが、なかなか来てくれません。あなた方が空賊の退治に行ってくれるのですか?」
ミラ「そのつもりでいますが、そんなに強いモンスターが出るとは」
サイ「私からは何も出ませんが……ここの土地でとれたじゃがいもと毒消しぐらいでしたら提供できます」
ミラ「もしなんとか帰ってこれたら治療をお願いするかと思います」
サイ「えぇ、それはもちろん喜んで」
 アルとクリスは村長のところへ紹介状をもっていく。
アル「すいません、紹介状を持ってきました。読んでください」
村長「わかりました。もう宿はとったのですか? 宿代は我々が面倒みましょう」
クリス「早速 本題なのですが、空賊の根城はどの辺ですか?」
村長「沼地を越えた山のところ。荒れた山です。沼地にはアンデッドが出ます」
クリス「獣人は出現しますか?」
村長「たまに出ます、群れをなして」
クリス「空賊は毎日やってきますか? 出現頻度は?」
村長「飛んでくる船はさっきのだけですが、歩いてくる商人も襲われます。空賊の出現頻度はたまにです」
クリス「ひまわりを運んでくる商人はご存知ですか?」
村長「ニズモという男が以前もってきたが、それ以外は知りません」
クリス「ニズモさんの家の場所を聞きたいです。調査のために入ってもいいですか?」
村長「今は空き家になっていたか、それとももう人が入っていたか……空き家でしたらどうぞお調べください」
クリス「空賊は昼でも夜でも出ますか?」
村長「あそこのワイバーンは夜目が利かない。昼しか出現しないでしょう」

 ということで宿に戻りパーティーに報告し、ナインとクィスを連れてニズモの家へ向かう。
 クィス、ナイン、アル、クリスで向かうと明かりがついており、オバちゃんが出てきた。
オバちゃん「ニズモ? またお前か、私は知らないよ。私はここに越してきたばかりなんだ」
アル「謝礼をお渡ししますので、お話を……」
オバちゃん「いらないよ! 私は物乞いじゃない。情報屋でもない!」
アル「ニズモさんが取り扱っていた物が危険物だったので、その調査をしたいだけなんです」
オバちゃん「もう何もないよ。私は夕食の準備で忙しいんだ」
 ナインはモールスコードを足のステップでやってみる。”ひまわりの種作戦の続行”とタップを踏んでみるが、オバちゃんは無反応。
 オバちゃんは家の中に戻り子供と夕食を食べはじめた。
 ナインが家の中を覗いてみると子供が3人いることが分かった(子供に尻尾は生えてない)
 するとナインの背後にスタッ! という足音が! 男がスーっと近づいて来るが、クィスが「フリーズ!」と男を止めた。
「待て、仲間だ。代わりが来てくれたのか? ヤツは使い物にならない」
 と、ナインは突然レスリングを仕掛けて捕まえた。
ナイン「フリーズは貴様の方だったな」
「しまった!」
ナイン「1ラウンドやる、お前のコードネームと目的を言え」
オバちゃん「ちょっとアンタ達まだいたのか!? 早く帰りなさい! 人の家の前で何してるんだい!」
ナイン「クィス、オレ達に襲われそうになったと言ってあの家の中に潜入しろ」
クィス「(了解)オバちゃん助けて! この連中に襲われてっ!」
オバちゃん「なんだって? さぁ家の中にお入り! お前ら、私の斧のサビになりたくなければさっさとどっかにお行き! 私は元冒険者だ!」
ナイン「ご覧の通りだ男よ、ここは引き下がった方がいいぞ?」
「……そうだな、引き上げるとするか」
 ※オバちゃんの能力値:Lv5ファイター HP41 18、8、9、12、13、10
ナイン「貴様(男)は何者だ?」
「テメェこそ所属を言え」
ナイン「もしや所属が言えない部隊なのか?」
「そうだ、お前もか?」
ナイン「そうだ、奇遇だな。お互い事情がありそうだな」
「少なくとも困ったことになった。オレはデータを持っていかねばならない」
ナイン「ひまわりの種か?」
「それだ、オレはジニスってヤツに作戦の中止を伝えなければならない」
ナイン「オレも任務がある。データならば宿に置いてある、一緒にきてくれ」
「わ、わかったぜ」
 ということでナインが男を連れてきた。
「ここか……ずいぶん派手に宿をとっているんだな」
ナイン「コソコソすると返って怪しまれる。堂々としていれば逆に怪しまれないものだ。そうそう、ここには心に刃を持つ姉御がいる」
 宿に入り、ミラをみつけると、ナインはあからさまな演技をはじめる。
ナイン「姉御、彼は例のひまわりの種に絡んでいる者です」
ミラ「(演技に乗っかって)姉御って呼ぶなって言ったでしょ!?」
ナイン「す、すいやせん姉御!」
「すいやせん姉御!」
ミラ「(それでも姉御と呼ぶ二人をキッ! と睨みつつ)で、所属と名前は?」
「……(ガクガク)……あっしはヘブンズゲートに属する下っ端の売人でございやす。姉御もご存知でしょう。今回の作戦は失敗です」
ミラ「で?」
「本部から命令がありまして、場所をさらに南に移します。南ではより安定のとれている旧バージョンをバラまきます。そこでデータをとります」
ミラ「どこの本部から?」
「あっしは傭兵連合から来たんですよ」
ミラ「何か思い違いしてるんじゃないの? どうやってここへ来たの? 山を越えてきたの?」
「歩いて山を越えてきやした」
ミラ「どうも情報が古いようね」
「古いってどういう? それならばジニスにも伝えないといけないんです」
ミラ「ジニスなら通りすがりの冒険者に消されたわよ」
「なんだって? ZMXのテストの件を伝えたかったんだが。まぁ自分は使おうとは思いませんがね、心が溶けちまうんだ」
ナイン「今ここでは空賊騒ぎでもちきりだ」
「あの船か、船長はランドバッカーという商人だ。昔はしがない冒険商人だったらしいが。ワイバーンはうちらとは関係ねぇ、空賊は信用できねぇ。とりあえずあっしはどうしましょ?」
ミラ「今から帰っても2ヶ月かかるでしょ?」
「それもそうだ……」
ミラ「いっそのこと、あの空賊を退治しちまって」
「なるほど、そういうことですか。ここで名を上げれば」
ナイン「ここにはニズモだけに用件があってお前はきたのか?」
「そうだ」
ミラ「ちょうど空賊の動きを探る者を探していたんだ」
ナイン「いいんですか? ヤツを消せって……おっといけねぇ」
「待ってくれ、ここでミラ様の帝国を作るのはどうですか? あっしは手伝いますよ」
ナイン「だとするとやはり空賊が邪魔だなぁ」
「あっしはミラ様のためなら何でもやりますぜ女王様」
ミラ「……あんたが使える男かどうか見させてもらうよ。例の空賊のアジトを探ってみてくれないかい?」
「一人でか?」
ミラ「その方が身軽だろ? もし逃げでもしたら次会ったときに……ねぇ?」
「わかりやした、このソニックがミラ様のために一生を預けます。では早速 行ってきやす!」
 と、ソニックは勢いよく出ていった(笑) アルが一部始終がどういうことだったのか聞こうと後を追ったがすでに遠い影となっていた。
 クリスはポカーンとしながらやりとり(演技)を見ていた……

ソニックの能力値:Lv4シーフ HP16 10、9、8、18、14、10

 クィスは一晩戻ってこなかった。翌日ナインが迎えに行くと、クィスはすっかりオバちゃんの家族と溶け込んでいた。
ナイン「クィスよ、ここは人の心を学ぶいい機会だ。空賊を退治するまでお前はここにいろ」
クィス「わかった。子供の世話は楽しい。よくエサを食べる。それにあのオバちゃんはいい人のようだ。それにファルケ並に強そうだ」
ナイン「ここは安全そうだな、ではまた後日会おう」
子供「おい待て、そこの変質者」
ナイン「なんだ?」
子供「お前たちは痴話喧嘩をしてたのか? まぁでも敵じゃないことは分かったからもういい」
ナイン「クィスよ、よく子供を観察しておけ。もしも子供がほしくなったら……また会おう」
 ナインは宿に戻り「クィスは安全だ。あそこで待機しろと命令を下してきた」とパーティーに報告した。

ヘブンズゲート:ダスライヒから分家し、お金に走った傭兵団。ライトな盗賊みたいな感じ。

 沼地まではここから1日かかる。沼地を迂回するには3日かかる。
 食料4日分と騾馬を買って(残りの300GPは商人に預けてきた)沼地へ真っ直ぐ行ってみることに。
 夕方に沼地の入り口の小屋に到着し、ここで一泊する。翼に乗った空賊の絵が飾ってある。
 中でつい最近、誰かが過ごした跡がある。ミラのことを書いたようなものを発見する(ソニックかな?)
 遠くの方でうめき声などが聞こえたものの小屋は無事に朝を迎えた。
 沼地を目指し乾いた部分を探しながら前進していく。
 沼地へ降りていくと霧が立ち込めてきた(ここは毒の沼地を言われているようだ)
 と、ここでアンデッドが出現し戦闘! スペクターの手により、驢馬がご臨終してしまった! スペクターに苦戦したもののどうにか撃破!
※今回から戦闘でファンブルのルールを適用する(命中判定時に1が出ると次は攻撃不能に)

今回の経験点:2200
終了時のゲーム時間:1994/10/28
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