第19回(帰還)
塔の1階でペルセウス達との別れのシーンから
ペルセウス「我々はこれで立ち去るが、警告として一言言っておく。今まで戦ってきた者として言える立場ではないが、ムスターファとダスライヒには気をつけろ。ヤツらの思惑は様々あるようだからな。いろいろ世話になったと言うべきか……ではシャリア姫もお達者で」
リリエル「あなた方が勝ったのは運で勝ったんだから、そのことをお忘れなく。次こそ私達の必殺技を浴びせてやるわよ」
クリス「ところでヒロシはどこへ行ったんだ?」
アルブレヒト「そうだ、あの戦士は何者なんだ? まるで一回死んで蘇ってきたかのような異様な迫力を感じたよ?(謎)」
ペルセウス「私が思うに、あの戦士はかなりの凄腕の騎士に値するだろう。あの身にまとう禍々しいオーラは只者ではない。ムスターファとはなんらかの契約があったようだ。我々とはあまり深く関係はない。どこへ行ったのかも分からない」
クリス「それとワードストーンを破壊したら過去に遡ってどうのこうのと言っていたが、お前たちは普通のエルフに戻りたかったのか?」
リリエル「ちょっとアンタ、普通のエルフってどういうことっ?」
クリス「ダークエルフではないエルフのことだ」
リリエル「……」
ペルセウス「もし過去に戻ることができたら悲劇は起こらなかっただろう。我々は限られた命をまっとうする、ただそれだけだ」
 一通り真面目な話が済むと、何を思ったかアルブレヒト(以下アル)が3人娘の1人・カリンを皆の輪から少し離れた場所に呼び出す。
アル「ちょっと不思議に思ってたんだけどね。リルエル……リリカル……あーっと君たちのボス女エルフはまああんな性格で言いだしっぺだろうし、リーシェは疑問もなく従うのは分かる。けどカリン、どうして君は乙女タイフーンなんかに参加しているんだい?」
カリン「……………定めだからです。次、また会うことがあったらその身を持って直接教えてさしあげましょう。とにかく、今回は助けてくれてありがとう」

 そしてペルセウス達と別れたあと塔から出ると、なんと学校の寮が炎に包まれて燃えていた!
 その際ナインはどこからか視線を感じる(監視されているような感じ?)
 パーティーはすぐに寮に向かうことに! どうやら2階から出火しているようで、1階にも引火している!
 寮の入り口に何か(人影)が倒れているのが見える。
 クリスは様子を見に行くというアルにファイア・レジスト・リングを貸し与える。
 アルが様子を見に行くと、ゴブリンが剣で切られて死んでいた。
 アルが周囲を見渡すと矢が壁に突き刺さってたり、テーブルが巨大ハンマーで潰されているような跡を発見。
 パーティー達の部屋は裏側なのでここからはよく見えない。裏手に回るとやはり自分たちの部屋も燃えていた。
 リヒトとギリアムは慌てて水のバケツを持って寮へと入っていった。
 ナインが聞き耳を立てると女子寮の建物の中から剣劇の物音が聞こえ、まずは1階のホールへ入ってみる。

各自の所有魔法
シャリア:ライト
クリス:ウェブ、ウェブ(リング)、ファンタズマルフォース(リング)、マジックミサイル(スクロール)

 ゴゴゴと振動がし、ホール左手から戦闘音が聞こえる。
 ホール内の壁にもところどころに鉄球の跡があり、ゴブリンの死体も散乱している。
 女子寮への扉は破壊され開いており、柱も崩れそうになっている。
 女子寮の中へ入ったところで、先頭のアルの前にゴブリンが落ちてきた!
 さらに奥からゴブリン達が雪崩れ込んできて戦闘に突入!
ミラ「上にナディア達がいる! サリア・ランスもいる! 彼女達の必殺技の声が聞こえたわ!」
クリス「サリア・ランス大丈夫か~!?」(返答は聞こえなかった)
※今回から戦闘フェイズでは DEX 順に行動する。早い人は行動を遅らせて後に回すことができる。
※アルティアもLvアップしたためキュアが2発使えるようになった(アルに1回キュアを使った)

 ゴブリンを倒すとアルの私物なんかを持っていた。
 2階へ進むと、サリア・ランスの「撤退! 撤退~!」と叫び声が聞こえた。
 さらに上がっていくとゴブリンの渋滞が見える。どうやら扉が開かなくて先頭のオーガーがウガウガ言っている。
 アルがダメージを負ったもののオーガーも撃破!
 扉には魔法がかかっておりファルケもナインも開けられなかったが、オッティがオープンロックの魔法で解除。
 クリスは「サリア・ランス大丈夫か~!?」と叫ぶが返事はない……
 この先に炎が迫っており、反対側の男子寮はもう崩れ落ちてしまった。
 背後からリヒト先生が「君達ももう戻れ! 崩れ落ちるぞっ!」と叫ぶ。
 先の通路にも出口があり、サリア・ランス達は平気だろうということで我々も撤退する。
 外で先生とサリア・ランス組と合流。
サリア・ランス「大変でした兄貴! あのゴブックスというヤツはとんだ曲者でした! ここにゴブリンどもを呼び寄せてきたんですよ! でも大事なことが分かりました、どうやらゴブリンとダークエルフは仲たがいしてましたぜ兄貴!」
クリス「サリア・ランス無事でよかった。火を放ったのはゴブックスだったのか?」
サリア・ランス「そうだ、他にもオーガー3体もいたんだ。2体はオレ達が倒した」
アル「グロスターは無事ですか?」
 そう尋ねると、本人が前に進み出てきた。
グロスター「ああ、なんとか。だいぶやられてしまったけど……」
 お互いの無事を確認しあうと、一行は装備を補充したいということもありガンテツの武器屋に行ってみることに。
ガンテツ「おぉナイン戻ったか! エルフや仲間の仇は討てたのか?」
クリス「……」
他全員『失礼しまーす』
ガンテツ「お~! 全滅したはずのクリスたちの亡霊が!? ……いいや、お前たち生きていたのか、てっきり死んでしまったのかと!」
ナイン「オレ達はどん底から這い上がってきたのだ」
ガンテツ「何はともあれ無事だったなら良かった。とりあえず今日はゆっくりと休んでおけ」
アルティア「ヒロシにも注意しなければなりません、恐ろしい邪気を感じます」
 というところで食事と弾丸をもらって補充。
 クリスはペルセウスの折れた剣をガンテツに預けてダガーに加工できないかとお願いした(魔力は落ちるができるかもしれないとのこと)
 ギリアムはグロスターにキュアをかけて回復。
 レザーアーマー+1は今晩中にガンテツがナイン用に調整してくれた。

その夜
 ナインは呼ばれるような声が聞こえた。
ナイン「……何者だ?」
 気づくと反対側の建物に見覚えのある女、ナンバー X がおり、ナインは光るブーツを使い飛んでいく。
X「警告にきた」
ナイン「警告だと?」
X「早くここを出た方がいい。私のオリジナルの意志に従いなさい」
ナイン「オリジナルがいるのか?」
X「そう、あの時あなたにありがとうと言ったのは私のオリジナルよ。私は彼女の意志と記憶を全て引き継いでいる。私の中のオリジナルは、あなたに生き続けて欲しいと言っている。もしあなたが警告を無視して塔に戻るなら、私達と戦うことになる。私達はどうしてもあのゴーレム使いを殺さなければならない。あなたが彼らの味方をするなら私たちと敵同士になってしまう」
ナイン「オリジナルの意思イコール、ムスターファの意思ということか?」
X「いいえ、それは違う。ムスターファとは別物よ」
ナイン「一体、目的はなんだ? お前達は何がしたいんだ?」
X「私達の存在意義は戦闘によって成り立つ。そもそも私たちダスライヒはグラストの闇の中に芽生えた暗殺組織。ただグラストはその光を正しく見せるかのように私たちを排除した。ダスライヒは平和な世界には存在異議がない。これは善悪の問題ではない。私達が存在するために戦闘が必要なの」
ナイン「ムスターファとダスライヒの関係は?」
X「双方の利益が一致している」
ナイン「オレはムスターファの敵だ」
X「それがムスターファの全ての計画だとしても? あなたが私のオリジナルを倒したのも計画の一部だったのよ。ただあなたの調整を担当したあの女があなたに心を植え付けた。あたかも自分の子供のように扱ってしまった。人のいうところの良識をもって接してしまった。だけどゴーレム使いが現れてしまった。そうなると戦争自体が違ったものになってくる。私たちはゴーレムを潰すだけよ。ムスターファはただ争いを望んでいるだけ」
ナイン「ならば、オレが組織に戻らなければプログラムミスということだな」
X「……」
 するとナインは背後に殺気を感じた。
X「!?」(驚いている)
 ナインは先制攻撃するが、相手はムチのようにしなる剣でハジき返した!
「話し過ぎだナンバー X 。お前はもう立ち去れ」
X「はっ、分かりました。ナイン、とにかく警告を聞きなさい」(去っていった)
「ナイン、塔の上で待っているぞ。そこにはムスターファもいる。お前がどう動こうが私はあのゴーレム使いを殺す」
ナイン「なにか勘違いしているようだな。オレはゴーレム使いなど関係ない。オレは自分の運命を変えるために戦っている。オレがお前らに従わなければプログラムミスということだ、ざまぁみろ」
「ずいぶん人間らしくなったな。今日のところはこれで立ち去ってやる。私を面白くするぐらいやってみろ、期待しているぞ。塔でお待ちしている」
 ナインが戻ってくるとそれにアルが気づいた。
アル「どうかしましたか?」
ナイン「……血に飢えているのさ。アル、これから戦争がはじまるぞ」
アル「清掃ですか? 確かに鏡の破片やらゴブリン、ダークエルフの遺骸やら血痕やら、あの塔は今大変ですもんねぇ……」

翌日
サリア・ランスがクリスに必殺技の提案をしてきた。
サリア・ランス「クリス、俺は合体必殺技を考案中なんだ。名前はツインビームアタックというのはどうだ? Lv1魔法を消費して剣に魔力をつける。ダブル攻撃すると敵をより捕らえやすく、また隙を大きくさせるために致命傷を負わせやすくなるという優れものだ。ちゃんとポーズも考えたんだぞ」
クリス「……そ、そうか、一応考えておくよ。そうだ、オレが使っていたチェインメイル+1を君に預ける。いつかのツインビームアタックのためにがんばろう。近々ツインビームアタックを練習しような」
サリア・ランス「わかった、話が分かるなクリス! それで兄貴、編成はどうしますか? オレ様が先生を解放せねばならん。だが兄貴には従いますぜ。ゴブックスと違って裏切りはしませんぜ。全員で行って全員で帰ってくるのはどうだ?」
グロスター「まだゴブリンがいるということなら、塔の下にも見張りがいるな」
サリア・ランス「そうだ、ゴブックスを倒すのはオレの使命だ」
 とのたまい、サリア・ランスは勝手に隊を作りゴブリン討伐隊を結成してしまった。
サリア・ランス「兄貴チームで先生達を解放してやってください。オレ達チーム・サリア・ランスはゴブリンどもを叩きます!」
ファルケ「……」(好きにしろと言わんばかりに無視)
アル「塔は破壊されても立て直せるけど、人の命は神の軌跡にでもすがらない限り取り戻せないからね」
ナイン「オレには塔の攻略と先生の救出以外に個人的な任務があって、途中で単独行動になる可能性がある。詳しくは言えないが、察してくれ」
 クリスは遠話石をナインにセットアップして渡す。クリスも先生の救出を優先したい。
 オッティはサリア・ランス隊に付いて行ってもらうとしたが、サリア・ランスに「扉しか開け閉めできないなら要らない、ここで待っていろ」と断られた。
 グロスターもサリア・ランスの意見に賛成する。
グロスター「もし何かに巻き込まれたとき、僕たちではまだオッティを守りきる自信がないんだ」
 それを聞いたアルは、オッティに直接聞いてみた。
アル「オッティは? オッティ自身はどうしたい?」
オッティ「……どこにいても狙われるのなら、私もみんなの力になって戦いたいです」
 それを聞いたファルケは、オッティに問いただした。
ファルケ「狙われていると分かっていて乗り込む根性はあるか? 敵を倒す勇気がお前にあるのか?」
オッティ「あります! いえ、ないかも知れませんが、なければ作ってみせます!」
ファルケ「ならついてくれば良い。ただし、自分の身は自分で守るくらいのつもりでいろ」
アル「うん、OK。これからは本当の意味で仲間だね。……一緒に頑張ろう」
 するとナインもオッティに声を掛けた。
ナイン「もしオレが戦いで我を忘れて、ゴーレムシッターを狙ってしまった場合、これを使え(ファング1つとプロテクションリングを渡す)貴様の護衛も任務に含まれているんだからな」
オッティ「ナインがそうならないことは知ってるけど、私もがんばります」(ナディアからスリング、アルフレッドからもスクロールをもらった)
クリス「サリア・ランス、ゴブックスの魔法には気をつけろ」
ランス「おうよ、全部(セービングスローを)通してやる」
アル「グロス、君も死んだりしないよう、しっかり頑張ってね。だって僕はまだ『重責を担っている者の努力』ってやつを見せてもらってないんだから」
グロスター「努力か……善処してみるよ。そっちはファルケを頼む」
アル「OK……もっとも誰かに頼まれなきゃいけないようなヤワな人では絶対にないけどね」
 その後、アルはパーティ仲間にムスターファ討伐が先か先生救出が先かの相談を持ちかけが、一人だけ聞き忘れたシャリアに、
シャリア「なるほど、仲間ではない私の意見はいらんと。なるほどなるほど」
 と愚痴られたらしい(笑)
改めてアルがシャリアの意見を尋ねると、明快に答えが返ってきた。
シャリア「私は個人としてお主らの意思とは変わらない。どちらに行くにしてももちろん一緒に行くぞ」
 サリア・ランスチームはゴブリン討伐へ向かっていった。
 ギリアム導師はここで陣地をとる。リヒト先生は少し不安なのでサリア・ランスについて行った。
 アルティアはファルケのそばにいるためパーティーと一緒に行動する。
 出発前にギリアムがキュアで回復してくれた。

クリスの魔法
マジック・ミサイルX2、ミラーイメージ、ウェブ、マジック・ミサイル(スクロール)、ファンタズマルフォース(リング)、ウェブ(リング)

 パーティーは塔に入っていく。
 エレベーターを呼ぶと中に「サリア・ランス参上」と書かれているが無視し、まずは20階へ移動。そこから1階ずつ下に降りて調べていく。
 19階には鏡があり、中には羽の生えたハットをかぶったレイピアを持った軽装の戦士とニワトリのようなものが白黒で映っている。
 さらに近くには「3」と書かれた宝石が転がっている。
 とりあえず、ここは見送って同じ階の別の鏡を見てみると、今度は街の風景とグロンフォルム先生が映っていた。
 ここも後回しということで18階に行ってみる(街の風景のモンスターって一体 何だろうか?)

 18階へは階段で移動するが、裏階段の途中でカティナ、グロンフォルム、オーギュール、リヒトのドッペルゲンガー4体とオーガーに遭遇し戦闘に突入!
 ちなみにオーギュールの姿をしているドッペルゲンガーは先ほど19階の鏡で見たのと同じ格好をしている。
 オーガーはグロンフォルム(ドッペルゲンガー)を担ぎ上げてパーティーの後方へ投げつけようとしたが、なんと天井に当たってしまいこのドッペルゲンガーは散々な目に(笑)
 難なくドッペルゲンガー達を撃破したが、オーガーには逃げられてしまった。
 そのまま進み18階のエレベーターホールを目指す。



 18階の鏡にはカティナ先生が映っているが、一緒に山羊の頭・ライオンの頭・ドラゴンの頭というモンスター(キメラも2匹映っている。
 皆が陣形をつくりシャリアが射撃で鏡を割る! 死闘を覚悟していたものの、なんとアッサリとキメラ2匹を撃破!
(1匹は集中攻撃で倒し、2匹目は飛んで来たところをクリスがウェブで絡めとり落下のダメージ&タコ殴りで秒殺!)
 これによりカティナも無事に救出成功!
ナイン「グロンフォルム先生は?」
カティナ「どこかの階に捕らわれているのではないでしょうか。それより、校長先生がムスターファに乗っ取られてしまったの」
アル「ムスターファについて何かご存知ありませんか?」
カティナ「ムスターファは精神だけの存在で、常に何かに憑依してなければなりません。それとダスライヒが絡んでいるらしいの」
アル「その霊体を封じ込めるようなものはないんですか?」
カティナ「どこかにマジックジャーのようなものがあります」
アル「校長がおかしくなってから頻繁に通うようになったところはありますか?」
カティナ「地下の区画66かしら……」(クリスは行ったことない)
カティナ「それとヒロシという男が何者なのかよく分かりません。ですが時折、しっかりした仕草をしますので、それなりの身分なのかもしれません。とにかくムスターファが望んでいるのは争いよ」
アル「上の階に街の風景が映ってた鏡があったんですが、何か分かります?」
カティナ「いえ……なんでしょうか、分かりません。あとオッティ、あなたは恐れているようだけど、あなたと対になるゴーレムがいなければ脅威にはならないのよ」
シャリア「……それじゃ逆にオッティと波長の合うゴーレムがいれば、我々の戦力となるわけか」
 ちなみにカティナは呪文をかけられたため魔力がない状態とのこと。
 次は19階へ戻りオーギュール先生を救出する。

コカトリスの知識
・少しでも触れたら石になる。
・食べ物と同種以外は石化する。
・飛ぶこともできるかもしれない(低空のみ?)

 鏡を割る前に陣形を整え、少し距離をとって射撃で鏡を割ると、中から3匹のコカトリスと石化したオーギュール先生が出現!
 一旦はアルが攻撃を喰らい、セービングスローも1回は失敗! しかしフェイトポイントで成功! セーフ!
 2匹は射撃&打撃で倒し、1匹はクリスがまたもウェブで絡め獲った!
 ウェブにオイルを撒き、炎で焼き払って3匹目も討伐成功。



 そしていよいよモンスターが不明なグロンフォルム先生の鏡へ。
 今度は背景の画が変わっており、薄暗い部屋に盗賊らしきものが見えた。
 しばらく見ていると鏡の中でグロンフォルムは牢屋に入れられてしまった……6人ほどの盗賊に捕らえられている。
 よくよく見ると鏡の中の盗賊の体にはダスライヒの紋章が描かれていた。
 ナインはこの中のメンバーをなんとなく見たことがあるような無いような……
ナイン「あ!? こ、この場所はひょっとして……!?」
シャリア「む!? あの男は……」
 しばらく見ていると鏡の中の盗賊たちは牢屋の部屋から出て行って見えくなってしまった。
 と、いったところでシャリアが射撃し鏡を割りにかかるが、なんと割れずに鏡の中に矢が入ってしまった!
 ナインが近づいて調べると、どうやら鏡の中の空間に入れそうだ。
 ナインがフック付きのロープを投げて引っ張ってみるとロープは鏡の外の我々の空間に戻ってきた。
 意を決してナインが入っていくと、ようやくグロンフォルムの声が聞こえ「来るな~! よりによってなぜお前が!?」
 ナインは先ほどの人物を思い出し、昔の母だった人物だった。
グロンフォルム「私もなぜここに来たか分からない。ヤツらが言うにはここは時代も違うらしい。さっきの女がムスターファだ」
 クリスが遠話石で話しかけるが、向こうからの音は返ってこない。
 しかしジェスチャーを要求するとナインは応えてくれたため、こっちからの音声は伝わっているのが分かった。
ファルケ「アルティアは何か知らないか?」
アルティア「これは擬似的な空間を作り出すもの。中に人が入れる仕組みは不明。ただし何かカギがあるハズです。しかも誰かの記憶にある風景のハズです」
 クリスはこれを遠話石でナインに一字一句 伝えた。
 ナインはオープンロックをしグロンフォルムを牢屋から出した。鏡の中は6年前とのこと。
グロンフォルム「ここは傭兵連合のなんとかという場所のようだ」
 と言っていると、鏡の中で誰かが戻ってきたようだ。
「もういい、ヤツを処分しよう。クソの役にも立たない。ムスターファ様はまだ忙しい。これから狙撃手の援護をしないと。もう早く殺そう。とりあえず我々はこのカギを守るだけだ」
 ファルケはオッティのファングを受け取り鏡の中のナインに渡す!
 ナインは先生に扉を蹴飛ばすように言い、牢屋の前の盗賊たちと戦闘に突入! 
 ナインは背後をとり先制攻撃!
 これを見てファルケは鏡の中の盗賊に向かって切りかかった! が、刃物は届かなかったようだ。(さっきファングは渡せたのに攻撃は届かないのか?)
 アルは弓を撃ってみるが、矢は通るものの射線は歪んでしまうようで命中はしなかった。
 クリスはナインの背後に入り込み、ナインには当たらないようにファンタズマルフォースのライトニングボルトを発動! 見事4人に成功し、続々とパーティーたちも鏡の中に世界に入り込み加勢! 
ナイン「ゴーレムシッターを倒すのはオレだ」
オッティ「私もがんばります!」と、ナインの言葉を特に気にする様子は無い(必死に闘ってて聞いてなかった? )
 4体を撃破し、ナインが最後の1人を脅迫して降伏させた!

▼クリスがライトニングボルト! 幻影ではあるが相手はそれに気づかず大ダメージ! ▼

 盗賊&魔術師たちの持ち物を調べるとカギ1つ、スペルブックを発見(ライト、スリープ、プロテクション・フロム・ノーマルミサイル、シールド、ノック)
「分かった分かった、降伏だ。それよりもお前達は何者だ?」
ナイン「お前の方こそなんだ」
「ここは傭兵団だ。彼(グロンフォルム?)はアドバイザーとして雇ったエージョントだ。ムスターファは基地に戻った。どこから来たのかも分からない。突然美人が現れ、クレリックでありながら魔術も使ったのだ」
 だんだんナインはこの場所を思い出した。以前にナンバー X と対戦した場所の近くらしい(?)
 ムスターファがナインに宛てた手紙を発見「当然ここに来ると思ったぞ。私は時を超越する能力を持っている。近々お前たちのもっている小さな妖精を取り返す。塔の頂上で待っているぞ」
アルティア「計算できました。先ほどの盗賊が持っていたカギを使えばもとの世界に戻れるハズです」
ファルケ「何気にここに存在するムスターファと戦ってみたい気もするが……」
アルティア「時間的にナインが子供のナイン君と会うのは危険です」
ナイン「なぜこのオレに宛てた手紙がこんなところにあるのだ……」
 するとそこにムスターファ(女)が現れた!
ムスターファ「教えてやろう。しかしアルティアがここにいるとは思わなかった。おそらく最上階にいる私は、すでに次のプロセスに移っている。最上階でお前達を倒す。だがここへは一度きてもらうように仕向けた。お前達は我と意味も分からず戦っているのだろう? ナインは中途半端に人間の心を持ってしまった」
アル「自分たちのいる学校が壊されそうになれば、そりゃ戦うさ」
ムスターファ「それはお前にとってのみの正義だろう?」
 アルはさらに言い募ろうとしたが、そこで何かに気づいたのかムスターファを睨みつけながらも黙ってしまった。
ファルケ「思想など関係ない。お前が気に入らないから倒す、それだけだ」
ナイン「俺も同じだ。塔がお前の大きな墓になるだろう」
ムスターファ「おや? そこにも出来損ないが1人いたな、オッティ」
オッティ「……」
ファルケ「お前こそ肉体を持たない出来損ないだろう。お前を必ず倒してやる」
ムスターファ「フ、愚かな……」
 と、そこで現代に戻るための計算をはじき出していたアルティアから声が上がる。
アルティア「戻る方法が完全に計算できました」
 その方法とは、グロンフォルムが捕らわれていた牢がある回廊に入ること。パーティは急いで回廊の中に入ったが、ナインはムスターファ(女)の方へと向かう。
ナインがムスターファに接近すると、容姿はエリーゼであると確認。
オッティ「私は出来損ないで嬉しいわ。エリーゼさん目を覚ましてください」
ムスターファ「そういえばこの体はかつてエリーゼと呼ばれていたな。お前らは軍門に下るか……」
 と言ったところでナインがムスターファにレスリングを仕掛けた!
 ナインはホールドしたまま魔法の靴でジャンプし、同時に皆で元の世界へ戻った! 
ナイン「6年後のお前の行く末をその目で見るがいい!」
 しかし寸前でムスターファは悪事ポイントを使い、エリーゼの肉体から魂を抜け出し逃げていった!

 こうして元の世界に無事 戻ることができた。エリーゼの肉体は存在するようだが……(シナリオが予想外な方向になったのでDMがエリーゼをどうするか考えるとのこと)
 ただ最後に、アルはオッティに向かって「良かったね、君の知っている彼女が帰ってきたよ」と言った。
アルティア「あ~、大変です。歴史が書き換わってしまっています!」
 とりあえず一旦は塔から出て態勢を整える。
 石になっているオーギュールと意識を失っているエリーゼを先生達に預けた。
 オーギュールの石化を治せるようになるまで、カティナがしっかり保存してくれる。カティナ曰く「まあこの方が静かでいいでしょう♪」とはここだけの話(笑)
 カティナは、区画66については調べてみないと分からないと告げる。
 アルは区画66を調べたほうが良いのでは、と主張したが、しかしもし大切な物があったとしても近日中に塔に大崩落を起こそうとしていた事を鑑みれば、大切なものをその塔の地下に置いておく筈はない、というファルケの意見に納得し、引き下がった。

 パーティーがガンテツのところまで戻ると、塔の地下へゴブックスを討伐しに向かったサリア・ランス・チームと合流。
サリア・ランス「兄貴!? 戦利品がありやす! ラーデン産の葉巻です!」
 クリスはこっちの戦利品を見せて対抗した(笑)
サリア・ランス「さすが兄貴っすね。ですがこっちも敵のボスを倒しやしたぜ! ゴブリン数匹とオーガー1匹ですぜ!」
アル「あー、はいはい、強いねサリアさんは」
リシア先生「彼の言うことに大きな間違いはない。……それらを倒したのが私だということ以外は、な」

今回の経験点:3645
終了時のゲーム時間:1994/10/15

※第13回でのギリアム司祭様からのマジックアイテムはまだもらってない。