第45回(番外編 ダムドは2度死ぬ)

※ゼーレ編 37章:番外編 種族を超えた恋 の続き。

バズ(マジックユーザー 男)
マックス(ファイター 男)
テスタロッサ(エルフ 女)
ラタルク(ファイター 女)
タンクレート・シュレンドルフ(シーフ 男)
オースチン・エリース(マジックユーザー 男)
シュミット(クレリック 男)

バズとマックスは、本校から分校へ向かう学園の生徒。
道中の冒険を経て、ようやくフリューネの街の分校に到着したとき、ゴブリンのような怪物が校舎に入っていくのが見えた。
一方、学園の中のパーティーは襲撃を察知して身構える!
フードを被った男がジャンのようだ。
ジャン
「ずいぶん冷たい出迎えだな。いい加減、先生も出てきた方がいいんじゃないか?交渉しようではないか。学園が持っている鍵を渡してもらおうか。そうしないと、残り2人の生徒の命は無いぞ」
オイゲン先生
「そんな交渉は受けれないな」
ジャン
「もう生徒のフリは疲れた。鍵をさっさと渡すがいい」
オイゲン先生
「生徒は無事なのか?」
ジャン
「生かしておかないとカードとして使えないからな。ここでお前らを焼き尽くしてもいいんだぜ?あの鍵は学園にあっても役に立たない。学園に正したい過去など無いだろう?」
オイゲン先生
「過去をやり直せるわけがない」
ジャン
「私は鍵があれば可能だ。さぁ、時の書に繋がる鍵を渡してもらおう!ホールドパーソン!」
シュミットは固まり、テスタロッサは固まったフリをした。
ジャン
「この学園は包囲されている、無駄な抵抗はやめたまえ」
オイゲン先生
「くそっ、人の命には代えられないか・・・鍵を渡そう。だがここには1つしかない。時の回廊を開くには2つ必要なのだ」
ジャン
「なに?2つあるのか?」
オイゲン先生
「生徒2人を解放しろ」
ジャン
「そこのパーティ―の麻痺の解けたら迎えによこすがいい。この前、調査した遺跡の前に置いておく。では、これで用は済んだ。ゴブリンども引き上げるぞ」
入れ違いで、バズとマックスがやってきた。
オイゲン先生
「おや?どなたかな?」
マックス
「おぉ、あなたも凄い筋肉ですね」
リモーネ先生
「そういえば遅れてくる生徒さんが来ると聞いています。あなた方がその生徒さんですね」
オイゲン先生
「動ける者はいるか?固まった者を運ぶのを手伝ってくれ。腹も減っただろう、食堂で話そう」
マックス
「さっきゴブリンたちとすれ違ったけど?」
ゴブリーナ
「ジャン様・・・助けにきてくださったんじゃなかったゴブね。シクシク・・・あなたがたの対応が悪かったからジャン様が帰ってしまったじゃない。責任を取りなさい」
オイゲン先生
「さっき渡した鍵は偽物だ。仮眠をとってすぐに2人の生徒ダムドとサリーンの救出に向かってくれ。それと、このゴブリン姫はどうしたい?とりあえず、ここで保護しておくが。それに過去をやり直すとは一体なんなのか」
エリース
「ゴブリーナちゃん、ジャンがどこに戻ったか分かるかな?」
ゴブリーナ
「おそらく、分かるゴブけど・・・たぶんここゴブ(地図を書き始めた)ここに秘密基地があるゴブ」
エリース
「ゴブリーナちゃんは行ったことがあるのかい?」
ゴブリーナ
「行ったゴブ、中は古い遺跡ゴブ。中には祭壇みたいなのがあって、ジャン様はそこでおかしくなったゴブ」
テスタロッサ
「そこは、あんたとジャンの愛の住処なのか?」
ゴブリーナ
「・・・そんなようなことでもあるゴブ(照)」
オイゲン先生
「もしや、そこが時の回廊へ通じているのか」
エリース
「率直に聞くけど、ジャンはダークエルフかい?」
ゴブリーナ
「そうゴブ」
テスタロッサ
「ダークエルフの仲間は他にいるのか?」
ゴブリーナ
「いないと思うけど・・・でも外部の何者かに連絡をとってたゴブ。三兄弟がどうのこうのって」
エリース
「先生、もう1つの鍵はどこに?」
オイゲン先生
「1つは本校にある。もう1つはどこにあるか分からない。私が持っていたのはダミーのみ、ここには本物は無かった。鍵の1つは本校が襲われたときに紛失したと聞いている。強力な魔法がかかっている錠前が2つ。それで物理的な封印が解ける。だから鍵が偽物だとバレる前に生徒を救出してほしい」
リモーネ先生
「大したことはできませんが、ヒーリングポーションを皆さんに1人1本ずつ渡しておきます。ですが無理をしてはいけませんよ」
仮眠をとり翌朝に出発。
前回のダンジョンの入り口に向かう。ジャンの秘密基地は、そのダンジョンからさらに半日ほど行ったところ。
無事に前回のダンジョンの付近に到着。番人のゴブリン2匹が見える。
テスタロッサ
「何をやっているんだ」
ゴブリン
「!!!」
テスタロッサ
「人間の2人を返してもらおう」
ゴブリン
「お前らか、聞いているゴブ。だが問題が起きたゴブ」
テスタロッサ
「問題とは?」
ゴブリン
「お前らだな?この前このダンジョンを侵略したのは」
テスタロッサ
「確かに我らは姫様の友人だが?」
ゴブリン
「姫様?ここにいるゴブか?」
テスタロッサ
「連れてきてやろうか?」
ゴブリン
「いいや、いや、けっこうゴブ。オレはゴブオ。他のゴブリンより頭がいい。オークみたいに戦って死のうとは思っていないゴブ。オレはお前らと交渉したい。問題を解決してくれれば解放するゴブ。人間はちゃんと生きている」
テスタロッサ
「なら、こちらも教えてやろう。姫様も生きているぞ」
ゴブリン
「なに!?姫様を人質にしても、それは意味は無いぞ」
テスタロッサ
「それは、こちらにとっても同じこと」
ゴブリン
「なに?ちょっと待った。お前、人間じゃなくエルフだな。聞いてる話とちょっと違うゴブ・・・わかった。お互い持っているものは取引のカードにはならないということだゴブ。ちょっと困っているゴブ。お前たちが襲撃したあと、ダンジョンの中のハシゴが壊れたゴブ。下には牢屋がある。そこは地下墓所だったゴブ。アンデッドが出てきてしまったゴブ。牢はガッチリとしているから大丈夫だゴブ。鍵はここにある。だからアンデッドを倒してほしいゴブ。お前らが捜している人間2人は牢の中ゴブ。鍵は渡すゴブ。それと、もたもたしているとダークエルフが戻ってくるからな、早くしろゴブ」
テスタロッサ
「ゴブオよ、お前たちは姫様を良く思っていないようだが?」
ゴブリン
「人使いが荒いゴブ。姫様がトップになってから最悪ゴブ。なんでもかんでも文句。そのくせジャン様、ジャン様って」
テスタロッサ
「安心しろ、姫様はすぐにお前らのもとに戻るぞ」
ゴブリン
「・・・それは・・・もし、姫様を始末してくれるなら、この宝石とキノコをやるぞ。姫様の首を持ってこいゴブ」
ラタルク
「分かった、引き受けてもいいよ(ジェムとキノコを受け取った)」
テスタロッサがパーティ―のもとに戻り報告する。
ダンジョンに入り、前回調査したので、1階部分はすぐにわかり、下へ降りるところまで着たが、やはりハシゴは無い。
下から鎖を引きずるような音が聞こえた。
ロープひっかけて下りていくことにする。マックスから降り、無事に全員降りた。
扉と通路があるが、通路側は崩れていて行かれないので、扉の方へ。
進むとスケルトンが登場。
引きずっている鎖を振り回して襲い掛かってきた!
さらに後方からもスケルトン3体が出現!
シュミットがターンアンデッドで4体ともデストロイし勝利。



進むと、何か生っぽいものが通路にある。近づくと緑色の足っぽいのが見え、殺されたゴブリンだと分かった。
広間に到着し、暗闇から何やらムシャムシャ、ピリピリという音が聞こえる。
テスタロッサがインフラビジョンで見ると、熱は感知できないが、人型のものが分かった。
扉を開けると、死体を喰らう死体2体と戦闘に。ターンアンデッドで討伐。
扉が3つあり、真ん中の扉を開けると女性が捕まっていた。
テスタロッサ
「サリーンか?」
サリーン
「そうよ・・・誰だ?ジャンか?」
バズ
「学園の者だ」
サリーン
「助けに来てくれたのか?ダムドは?ゴブリンどもは?」
テスタロッサ
「ゴブリンは、もう倒してきたぞ」
サリーン
「早く逃げた方がいい、奥からアンデッドが大勢やってくる。ダムドは連れていかれてしまった。両隣の扉はダムドかミノタウロスだ、気を付けてくれ。」
タンクレートが鎖の鍵を外してみるが失敗。
マックスが力で鎖を引きちぎる(成功)
サリーンは目隠しされていたので外してあげた。
右側の扉の鍵穴をテスタロッサが覗くが、インフラビジョンでも分からなかった。
バズは喰われていた死体の中から鍵の束をみつけ、サリーンの手首の枷を解いた。
右側の扉を開けると衰弱したダムドを発見。
シュミットはダムドにキュアをかけ、歩けるぐらいまで回復(移動力は15フィートまで)
引き返すべく、サリーンとダムドを護衛しながら戻る。
もう少しで出口というところで、聞いたことのない言葉の声が聞こえた。
エリース
「サリーン、ダムド、この声や言葉に聞き覚えがあるかい?」
サリーン
「分からないけど、奥から来たアンデッドかもしれない。鎧を着たアンデッドが出たという話もあった」
行きにロープで降りたエリアの、通路が崩れていた方から、アンデッド軍団が出てきて、何かを大勢で引っ張っている。
アンデッド軍の先頭は、ローブが浮いていて先導している。
ここを通らないと帰れないので戦闘に突入!
先ほどの聞き覚えのない言葉の声は、どうやら浮遊ローブの声のようだ。
サリーン
「みなさん、魔法の武器はあるの?通常の武器は効かないかもしれないわ」
エリース
「ダムド、動けるならばダガー+1を貸すぞ」
ダムド
「私は体力が厳しいからマックスに渡して来よう(受け渡した)」
シュミットがターンアンデッドを試みるが失敗!
一気に接敵され囲まれるが、ウェブで食い止める!
レベルドレインがマックスに命中!
ダムドが倒されるもキュアで復活!と、思いきやダムドが再び攻撃され残りHP1点で重症に!
最後はシュミットの再ターンアンデッドでどうにか討伐成功!

戦利品:竜骨のデザインの古い指輪

アンデッド軍が引きずっていたものは棺桶のようなものだった。
今、開けたり触ったりするのは怖いので、そのままにして退散することにした。

棺に文字のようなものが書かれているので、リードマジックで読んだ。
"竜の大司祭ここに眠る"



ロープを登って外に出ると、もう暗くなっている。
番人ゴブリン
「アンデッドは倒したのかゴブ?」
ラタルク
「倒したよ。姫様の件も任せておけ」
番人ゴブリン
「頼むゴブ、姫様を殺るゴブ」
無事に分校へ到着。
ゴブオから受け取った宝石は200GP相当だと鑑定されたが、何か魔力を感じるようだ。

古い指輪
ゴーレム戦争時代のもので、ドラゴンを信じる教団の物で、呪われてはいないが何か分からない魔力を感じる。

前回の経験点:3000
今回の経験点:2850