第44回(V3編 魔女ツタヤー)

マイク:ファイター
ハーディー:ファイター
ルーイ:エルフ
キルート:ハーフリング
ジョルジュ:シーフ
ポンダリング:クレリック
グリム:ドワーフ

パランケトスの酒場で "もう一人ぐらい前衛メンバーが欲しいねぇ" などと話しをしていると、屈強そうなドワーフがちょうど酒を飲んでいる。
西の音楽王の街シュワリバイツ出身のドワーフで、リュートの楽器を持っている。
ドワーフがリュートを奏でると、美しい音色が宿に響き渡る。
ジョルジュ
「マスター、このリュートの演奏者に酒をおごりたい、金は払うからお酒を出してあげて」
マスター
「はいよ。じゃぁ、レッドドラゴンクラッシュの酒を出しておこう」
ドワーフ
「うまい酒をありがとう」
ジョルジュ
「あんまりいい音色だったから」
グリム
「もしやあなた方は冒険者のパーティーかな?ワシも冒険者をやっているんだが一人でな。もしよければ仲間に加えてくれんかね、名はグリムという」
ちょうどいい前衛が見つかったとパーティ―は歓迎する。
ハーディー
「ところでマスター、バスタードソードのマジックアイテムが高くてね、なにか金になりそうな冒険か、もしくは魔法武器とか直接バスタードソードが手に入りそうな冒険は無いかね?」
マスター
「うーん、いきなり言われてもなぁ。冒険先で見つけたアイテムを売るぐらいかな。それより、あんたのところの盗賊は魔女ツタヤーの塔に行かなければならないという噂を聞いたぞ?そこで何かしら手に入るんじゃないか?」
ハーディー
「魔女ツタヤー?」
マスター
「ツタヤーならば面白いマジックアイテムや、面白そうな仕事もあるぞきっと。他の仕事だと、波止場ネズミのライカンスロープを治療するのに高名なクレリックのもとに運ぶ仕事ぐらいだな」
ハーディーはパーティーにツタヤーの話、ライカンスロープの依頼の話をし相談する。
魔女ツタヤーは、東の塔に住んでいる偏屈な婆さんとのこと。
ジョルジュは酔っぱらていてツタヤーのことはちゃんと説明できないが、ツタヤーのことは知ってはいるようだ。
ツタヤーの塔へは2日ほどかかるとのことで、翌日準備をして出発することに。
ジョルジュは多くは語らないが、塔の場所を知っているそうなので道案内をしてもらう。
ツタヤーの塔は6階まであり、2階がフロントで、ジョルジュは1階の石像が多く並んでいるところから本を盗んで来たことを思い出した(パーティーには言わない)
一日目は何事もなく夜になり野営をする。
ルーイは "森の妖精さん" を12体連れてきている。
森の妖精さんことスケルトンに囲まれて野営をすることにグリムは戸惑っている(笑)
3番目の見張りの時間帯に大量の足音が聞こえてきてゴブリンの集団に囲まれる。
森の妖精軍団がゴブリンに弓で総攻撃。
壊滅状態に追い込んだと思いきやゴブリンの増援部隊が登場。さらにデカい猪が突進してきた!
ゴブリンシャーマンのホールドパーソンにより、キルート、グリム、ハーディーが固まってしまうが、ルーイはスリープで反撃して両軍とも次々に倒れていく!
思わぬ乱戦状態(?)となったが勝利。残ったゴブリン2匹は撤退していった。

戦利品:28SP


翌朝、猪の肉を焼いて朝食とした。
森を抜けると塔が見え、入り口まで到着。
入り口にライオンのノックがあるので、ノックするが反応が無い。
2階が受付と言っていたのでそのまま入っていく。入り口の手前が階段になっていて、入り口がもう2階という造り。
グリムが扉を入ると脳内に声が聞こえてきた。
「魔女ツタヤーの館へようこそ。私は勇気ある者しか謁見しない。私は5階にいる。登ってこられよ」
森の妖精軍団は、塔の外に待機させてパーティーは塔を登っていく。
3階に上がると、フワッと亡霊のような者が2体出現。
亡霊
「ここはダンスホールじゃ、そなたらの踊りを披露せよ」
敏捷性かカリスマのチェックをして判定。
亡霊
「お前ら(失敗した者)はセンスがないな、金を置いていくか、私たちワイトが手取り足取り踊りを教えてあげよう。金を置いていくならレベル×10GPを置いていくがいい」
ポンダリング
「では3つ目の選択肢を選びましょう。ターンアンデッド!(成功)」
亡霊
「ひぇ~、なぜ魔女ツタヤーの塔にクレリックがぁぁ・・・(消えていった)」
4階では石像が部屋の中に置かれている。そしてフロアには上への階段が無いことに気が付いた。
ジョルジュは以前もここまで来たが、石像が動きそうだったので、ここで引き返したのを思い出した。
天井は特に何もない。調べると石像の尻尾が動かせそうだ。
ジョルジュが罠を調べると、罠は無さそうだった。
さらにシークレットドアも探すが見つからないので、尻尾のレバーを作動させてみた。
目から怪しげなライトが照射される。押すと回転するので、グルーっと石像を回していくと、レーザーで照射した先に階段を発見。
グリムは敏捷性の判定に成功し階段を上がっていく(チェックが必要な階段)
ジョルジュも判定に成功するが、一瞬カチっという音がしたので罠があると気づき調べ、階段の一か所から刃が飛び出る仕組みになっていた。
罠のある段を避けて通りパーティーは無事に通過。
しかし、上がった先の扉にも仕掛けがあり、グリムは押し戻され階段の刃に当たりそうになった。

5階に上がると魔女ツタヤーが出迎える。


ツタヤー
「よく、下の毒ガス爆弾をクリアしてきたな。して、この魔女ツタヤーに何用じゃ?」
ジョルジュ
「毒ガス爆弾とは?」
ツタヤー
「石像を破壊しようとすると毒ガスが噴出する仕掛じゃったのよ」
キルート
「ここまで来たらプロテクションリングがもらえると聞いて来たのですが?」
ツタヤー
「ほう?そんなのでいいのかい?」
ジョルジュ
「いや、待って。そうじゃない」
ルーイ
「面白い仕事があると聞いて来たんだが?」
ツタヤー
「仕事はたくさんあるが、どこまで敵に回す覚悟があるかい?国を敵に回すという仕事でも引き受けるかい?」
ジョルジュ
「そこまでじゃなくてもいいんだけど、規模や場所にもよりますが・・・」
ルーイ
「善の国は敵にしたくないな」
ツタヤー
「では、3つ質問させてもらおう。そなたらにとってゴーレムは敵か?」
パーティ―の総意は、ゴーレムを敵に回すのは問題ない。
ツタヤー
「2つ目の質問。そなたらにとってヴァンパイアは敵か?」
ハーディー
「昔ヴァンパイアと人間が手を組んでゴーレムと戦ったというレリーフを見たんだが、良いヴァンパイアもいるのか?」
ツタヤー
「それは人間側がどう思うかにもよるな」
ジョルジュ
「ローフルのヴァンパイアもいるのですか?」
ツタヤー
「もちろん、いると思う。では、3つ目の質問じゃ。そなたらにとって歴史改変は悪か?」
ジョルジュ
「・・・難しい質問ですね」
ポンダリング
「ダメな気もしますが・・・」
ルーイ
「もうすでに歴史改変者を倒したよな」
グリム
「過去の遺物を破壊するとかなら許せん」
ハーディー
「難しい話は分からんが、良い歴史なら改変する必要が無いわけだし」
キルート
「悪い歴史なら改変しなきゃ」
ハーディー
「そうだな」
マイク
「もうすでに敵対しちゃったわけだし」
ツタヤー
「わかった、ならば何でもできるというわけじゃな。東の鉱山でリザードマン事件が起きている。それを私の仕事の依頼としよう。報酬は何かのマジックアイテムじゃ。そなたらは魔法の武器を持っているのかい?報酬の参考にさせてもらうぞ」
ハーディー
「ツタヤー殿はゴーレムの研究をしているのか?」
ツタヤー
「ほう、それを聞くか。私の妹がしておった。おそらく今でもしておる。わしの妹は魔女アラヤという者じゃ。大きなことに巻き込まれたくないなら、これ以上知らない方がよいぞ」
魔女ツタヤーが窓の下を見る。
ツタヤー
「ところで、あれはお前らが撒いた種か?お前らが片付けてくるのじゃ」
というと、塔の外にトロール3体とゴブリンが見え、逃がしたゴブリンが連れてきたのだと分かり戦闘しに行くことに。
グリムは、トロールは傷が再生するモンスターだと知っていてパーティーに伝える。
オイルを巻いてルーイのファイアーボールで燃やすという作戦を立てながら1階に降りていく。
イニシアチブをとってルーイ以外のメンバーでオイルを投げつける。
トロール3匹に見事命中し、ルーイがファイアボール!!
トロール達は抵抗に失敗し、さらにファイアボールのダイスがさく裂!
オイルのダメージも加えて一気に壊滅!無傷で勝利!
この戦いぶりに、塔の上からツタヤーはニヤリとした表情で見下ろしていた。

経験点:2298