第36回(番外編 ファシリア魔法学園分校)
今回のパーティー
テスタロッサ(エルフ 女)
ラタルク(ファイター 女)
タンクレート・シュレンドルフ(シーフ 男)
オースチン・エリース(マジックユーザー 男)
シュミット(クレリック 男)

ファシリア魔法学園の分校がゼーレの南東にある "フリューネ" という街に建設されている。
フリューネは遺跡の街で、すぐそばに大きな川が流れている。人工は500人ほど。
魔法学園の分校は、川の反対側にあり、渡し船で行ったり来たりしている。
以前は川の手前にあったが、魔法実験の失敗で被害が出たため川向うに移設させられたようだ。

魔法学園の拡張工事をするための土地の調査の仕事があるらしい。
パーティーはグランドパレスという名の木造の宿に到着。
魔法学園の生徒さんは現在3人だけ、先生も校長を含め4名しかいない。
校長はウラガンという名前。
グランドパレスの女将さんはフルダという名前。
仕事の募集の依頼主は "ファシリア王立魔法学園" となっていて、報酬はレベル×100GP、見つけたお宝は落ち帰ってOK、ただし歴史的な価値のものは国に渡すこと、となっている。
フリューネには宿屋、武器屋、雑貨屋、肉屋などがある。街は木の壁で囲われている。

朝食後に船に乗ってパーティーが学園へ向かおうとすると、知らないクレリックが1人乗って来た(名前はシュミット)
無事に川を渡り魔法学園に到着。
木造3階建てで、庭の中央に戦士風の石像がある。
小さな女の子がやってきて、ぶっきらぼうに案内してくれた(生徒だと思ったが先生とのこと)
職員室の受付に行くと、金髪の美青年のローブの男が出迎えた。
美青年
「ようこそ、お待ちしていました。私が校長のベノワ・ウラガンといいます」
テスタロッサ
「仕事の請負に来た」
ウラガン
「そうですか。それは助かります。コーヒーをご用意しますので少々お待ちください。おーい!オイゲン先生~!コーヒーをお出しして~!」
オイゲン
「何人分ですか~!?」
ウラガン
「5人でーす!」
オイゲン
「(しばらくして)お待たせしました。私が攻撃魔法を担当しているオイゲンです」
ウラガン
「我が分校も施設を拡張をしようと思いましてね。冒険者を育成するダンジョンアタックの訓練場を作りたいのです。そこで冒険者の皆さんにまず迷宮をクリア(制圧?怪物退治?)して頂こうという依頼なのです。以前に依頼した冒険者チームは街へ逃げ帰ってしまいましてね。あのときはクレリックがいなかったのが敗因でしょうかね。思い出とは実に儚いものです・・・。ほう、今回のパーティーはクレリックがいますね。これでワイトやグールが出ても大丈夫でしょう」
テスタロッサ
「ん?あんたはクレリックだったのか」
シュミット
「えぇ、フクロウを信仰しているクレリックです」
テスタロッサ
「じゃ、あんたのあだ名はフクロウ博士ね」
シュミット
「・・・えぇ、まぁ構いませんが・・・」
ウラガン
「セリュール・ボアラクテ先生は幻惑系の呪文の担当なのですが、今は不在にしています。もう1人のちびっこ先生はリモーネ先生です。リモーネ先生は探索系の呪文の担当です。今回は XE-101-1 というエリアの発掘、クリア、マッピングをお願いしたい。その次のエリアには行かなくていいです。あとガストンさんのチームが地表を調査しているぞ。詳しくはリモーネ先生にお尋ねください。必要な消耗品はお渡ししよう。あとお祈りする施設も建てるかもしれないから、クレリック殿、川向うの街へ帰ったら教会にでも相談をお願いしたい。とりあえず1週間の契約を結ぼうではないか」
テスタロッサ
「生徒にはならないが、クリア後に特別に学園で呪文を習うことは可能かい?」
ウラガン
「いいだろう、それに今回は冒険者としての経験も積めるハズだ。今晩は学園に宿泊するといい、部屋は用意しておくが、すまないが食事は簡単な冒険用のものしかないので適当にやってくれ」
エリースは学園でディテクトマジックのスクロールを購入した。

入り口のダンジョンの鍵を受け取り、2時間ほど歩いて遺跡に到着。
扉を開けて進んでいく。
壁に船を担いでいる人々のリリーフが描かれている。
歩くと埃が舞い上がる。
突き当りの左側からカサッカサッという音が聞こえ、瓦礫の中に隠れていった。
とりあえずスルーして反対側へ。
崩れかけた扉からムカデのようなモンスターが登場するが、テスタロッサがジャベリンで一撃で退治!
部屋にはテーブルと棚があり探索する。瓶3本(空、半分、満タンの瓶)、白骨化の骸骨(胸に剣が刺さっている)、棚は荒らされた形跡があるが、埃がたまっている。
指輪、短剣、本を発見。
再度ムカデが登場しシュミットが刺されて毒を喰らってしまった!
手に入れた瓶の液体を試すのは怖いとのことで、一旦、学園に戻ることにした。
リモーネ
「あら?もう戻って来たんですか?地図は描けたんですか?」
シュミット
「・・・ムカデに噛まれたので、治療に戻りました」
テスタロッサ
「ムカデの毒は自然に治るのかい?」
リモーネ
「10日ほど寝ていれば治ります。そうでないなら薬は300GPです」
シュミット
「・・・それは買えないや」
リモーネ
「報酬を前借してあげましょうか?」
シュミット
「ではお願いします(解毒剤を飲んだ)」
鑑定も依頼する。
本・・・ウッドゴーレムの本
指輪・・・プロテクションリング+1
短剣・・・ダガー+1

プロテクションリングはラタルクが持ち、ダガーはエリースが持つことになった。
本はリモーネ先生に預けた。

ダンジョンに戻り探索の続きを行う。
さっきの通路の先に行いくと前方から風を感じた。

部屋を発見し、ベッドがあり、何かが布団をかぶっているようだ。
鏡とドレッサーと棚もある。
部屋に入ると鏡が割れているのが分かった。周囲は黒焦げていて瓶などが割れて散乱している。
さらに皮鎧の者が倒れている(結構古そうな死体)
探索すると指輪、焦げた本、宝石4つ、怪しい造形のダガーを発見し回収する。

他の通路を行こうとしたが、床に穴が空いており、さっきの部屋の棚を橋にして通過する。
渡り終えたところで、何かの包み紙のような新しめのゴミを発見。
さらに曲がった先に糸が張られている罠を見つけた。
反対側の通路には人型の者が倒れている。赤黒い血が流れていて、新しめの死体のようで、斧や装飾品も落ちている。
よく見ると緑色の肌でオークだった、だいぶ痩せ細っていて、思い出を吸い取られた(レベルドレイン)と思われる。
ペンダントを発見し回収する。

奥の部屋から、本、瓶3本(紫、青、ピンクの液体)、ダガー、宝石箱、メモ紙を発見。
メモ紙は、アイラという女性に向けた手紙で "このゴーレムの実験が終わったら結婚しよう、ジャンより" と書かれていた。
瓶、メモ、本は回収。ダガーは錆びていたのでノーマル武器と判断し置いて行く。

糸の罠の通路に戻り、罠をどうしようかと相談する。
テスタロッサはオークの仕業ではない罠だと予想した。
一応、調べたが糸の罠は簡単にまたげるので、そのまま進もうとしたら先頭のラタルクがまんまと引っかかって(1ゾロが出た)矢が飛んできた!(笑)
ラタルクはバスタードソードの鞘が引っかかったと必死に言い訳をする(爆)
この手の罠は暗殺に特化した闇ゴブリンの仕業じゃないかと思った。

先に進むとT字路で、カンカンカンカン、カツンカツン、ヒューヒュー、グルルルルルと聞こえる。
カンカンカンの音は、何者かが登ってくるような音。
先ずカンカンの方に行ってみると、フードをかぶった赤い目のゴブリン達が木のハシゴを登ってきていて戦闘に突入!
テスタロッサは上から油をまいてたいまつで火をつけようとする!
タンクレートは弓で攻撃!4匹ほどいたが3匹が下の川に落ちた。
残った1匹には火を放ち、落としてあっさり討伐成功。

背後からガチャリガチャリと聞こえ、オーク語で "飯はまだか、ゴブリンどもめブヒ!" と聞こえた。
扉の前まで行き、テスタロッサがオーク語で会話する。
テスタロッサ
「お前らはここで何をしている?」
オーク
「何をだと?ここを制圧するのに決まっているだろ。っていうかお前は誰だ?」
テスタロッサ
「外でオークが倒れているのが見えた」
オーク
「何?まだワイトがいるのか、役立たずなゴブリンどもめ。だからシャーマンが必要だといったんだ」
テスタロッサ
「シャーマンはどこにいる?戦力が足りないというが、あと何人お前の仲間がいるんだ?」
オーク
「シャーマンはこの下の階だ。オレ様の仲間はまだ何匹かいるぞ。だが、ここにいた人間どもはもうやっつけた。お前らは増援か?とりあえずツラを拝んでやろう」
扉が開き戦闘に突入!
が、ここも簡単に迎撃に成功して勝利。

部屋を探索する。オークハンマー、プレートメイル、宝箱、地図を発見。
地図はちょうどこの階のエリアの地図で、キャリオンクローラーのいる部屋が記されている、ワイトはランダムにさまよってるようだ。
装備が心もとないので、ここまでで一旦撤収することにした。

夜になってしまったが、無事に学園に戻ってきて、報告と戦利品の鑑定を依頼する。
リモーネ
「オークが遺跡に入り込んでましたか。別の洞窟で追い払ったのが、遺跡に潜り込んだのかもしれません。では宝箱の中身を見てみましょうか」
戦利品:宝石6個、クレオーディエンスポーション(地獄耳)、クォーラル+2(15本)、スピア+1、プレートアーマー

ペンダントは魔力はありそうだが今は分からないとのことで鑑定の依頼をしリモーネに預けた。
怪しいダガーは、古いアサシンンダガーで、魔法はかかってないが毒が入れれるようになっていて貴重なもののようだ。
メモ紙は提出した。

経験点:2450
冒険の報酬は、まだダンジョンをクリアしていないので次回に。