第26回(ドワーフの要塞都市)
トンネルを抜けるとドワーフの門番が2人おり、そのうち1人が上官を呼びに行った。
門番「客人、ここでしばし待たれよ」
上官「ようこそ、ドワーフの要塞都市ヴォルボルバスへ。我らは人間には警戒中だが勇者様なら別だ。このトンネルを抜けてきたということは勇者ということなのだ」

街の中心にある城へ案内されるが、王が不在なので側近が出迎える。
側近「ワシが宰相のグエンだ。お前さんたちを勇者として称えるが、ここへ来た理由を教えてくれたまえ」
商人「かくかくしかじかで、プラームスの街に配備された投石器は使えない状態にある。別の反乱分子がドワーフの街を襲撃する計画をしていて、あの街の者は無罪なんだ」
グエン「しかし王がいなくなっては、易々とは信用できない」
アマリ「王はどうしていなくなったのですか?」
グエン「3週間前に東のドワーフのグルメ王に呼ばれ、晩餐会に出席された。が、帰り道に行方不明になったのじゃ」
ビニスティ「グルメ王から何か情報はありませんか?」
グエン「調査隊を出しているが、往復に時間がかかるのであと1週間は帰ってこないじゃろう。このタイミングで人間の街に大砲が配備されたとはどういうことじゃ?」
ビニスティ「竜骨船の者たちが、おそらくミュージカル王をさらったと思います」
グエン「ミュージカル王とグルメ王が定期的に行き来するのは、ここのドワーフしか知らないハズじゃ」
アマリ「この街には人間はいないのですか?」
グエン「ドワーフとノームしかおらん」
アマリ「ミュージカル王が出かけてから、外から人間の来訪はありましたか?」
グエン「元ファイアージャイアントの洞窟があり、そこから来るモンターがいてな。1週間前からゴブリンなどのモンスターが城壁付近で何やら動きを見せている。それを指揮しているのが、ローブ姿の人間だったようじゃ。まるで城壁の高さでも測っているかのようだ。怪しい飛行船も見たが、魔法的な船なら街の上空のアンチマジックバリアを超えることはできんじゃろう」
クレイ「その怪しいローブの者が、人間の街に大砲を配備した可能性があるのだ。その調査のために来た」
グエン「なるほど、ならば勇者様に調査を頼みたい」
ビニスティ「では調査のために滞在させて頂きます」
アマリ「ファイアージャイアントの洞窟の場所は分かりますか?」
グエン「ええ、分かります。さらに山を登ったところです」

翌日にファイアージャイアントの洞窟へ向かうため宿に戻った。
道案内兼証人として、戦えそうなドワーフを1人連れていきたいと話を通し、ガランシエルという名の6レベルのドワーフが同行することになった。
クレイの傷が深いので、さらにもう1日休み回復に専念した。
ビニスティとクレイは、アマリにコンティニュアルライトのコインを作ってもらった。
以前に討伐したのでファイアージャイアント自体は、もういないと思われ、その代わりヒルジャイアント、オーガ、ヘルハウンドがいるらしい。
ジャイアントは3~5体、その他で30匹ぐらいはいそうだとのこと。
ローブ姿の人間は1人だけだったとの目撃情報があった。

傷が癒えた頃 "またヤツらが来たぞ!" と城壁の門番の声が聞こえた。
すぐに見に行くと城壁の高さは250フィートぐらいあり、ヒルジャイアント1体、オーガ2体、ゴブリン10体ほどが上から見えた。
ビニスティ「そういえば、我々以外にも最近、人間が来ていたんですよね?」
番兵「ああ、もう1人勇者がいたな。ローブを着ていた気がする。その勇者の要求は城の地下室を見せてほしいということだった。アンチマジックバリアについても説明した。あれは2週間前だったかな」
ビニスティ「その人物、実に怪しいですね」
番兵「何?そうだったのか!」
クレイ「ジャイアントの洞窟に調査に向かうのだが、街の門は開けてもらえるのか?ジャイアントの洞窟はどっちの方向だ?」
番兵「おお、そういうことなら裏のトンネルを抜けていくがいい。洞窟は北東だ、あの峰のあたりだ」

城壁の下のジャイアントたちは調査したあと日が暮れる前に去っていく(洞窟のある北西の方に帰っていった)
城の地下室を見せてもらう。
ガランシエル「そなたらはワードストーンというのをご存知かな?アンチマジックバリアは、このワードストーンによって増幅しているのだ。危ないから近づくんじゃないぞ」
ビニスティ「なるほど」
ガランシエル「この鉄の扉は開かないように溶接してあるが窓がある。中を覗いてみるがいい」

中ではビホルダーが固定されていて、そのビホルダーによるアンチマジックシェルをワードストーンが増幅し街全体を覆っているとのこと。
ガランシエル「溶接しているので扉というより壁になっているし、ビホルダーを倒さねばバリアは消えぬ。だからワードストーンは安全じゃ」
ビニスティ「こんなことになっているとは・・・ならばこちらの情報も全てお伝えしましょう。かくかくしかじかで、飛行船、ブルードラゴンを探しているのです」
ガランシエル「ブルードラゴンは湖にいる。もう死んでいるハズだがね。竜の呪いの湖だ。噂では、その呪いによって湖の周りを走り続ける城があるという」
クレイ「(・・・昔のあの城のことか?)その城は特に害は無いのか?」
ガランシエル「今でも怨霊がいると言われている。それもこれもブルードラゴンが湖の底で死んでしまったからだと言われている。先日来た勇者はワードストーンを分けてくれと言っていたが、この状況なので断り、勇者も諦めた。バリア自体はビホルダーを倒さぬ限り破れはせんが、塔が物理的に破壊されてしまうとバリアの穴ができてしまう」
クレイ「このバリアはいつからあるんだ?」
ガランシエル「はるか昔からじゃ。一度はインフェルノの攻撃で塔が破壊されたこともあるがね。ビホルダーは400年は生きると言われている、まだまだ大丈夫だ」
クレイ「ブルードラゴンが死んだのはいつぐらいか分かるか?」
ガランシエル「50年ぐらい前だ。人間と我々ドワーフの連合軍が倒した。その際、人間とドワーフの間で宝の分配で揉め、結局は湖の底に宝も沈めた」


モンスターの測量隊は、ほぼ毎日来るとのことなので、翌日城壁の下で待ち構えて迎え撃つことに。
ヘイストとブレスでパーティーを強化し、ファイアーボール、サイレンス、スリープ、マジックミサイルで応戦。城壁の上から射撃もあり、ほぼ無傷でモンスターの一団を討伐成功!
スリープで眠らせたゴブリンを捕まえ、ドワーフに通訳してもらい情報を引き出してから殺す。
ゴブリン「洞窟いっぱい仲間、大きいの2、犬2、魔法の人間1、体内に毒の牙のヤツいる、ドワーフの王知らない、空飛ぶ船知ってる、魔法の人間その船からきた」
倒したシャーマンの戦利品
呪術のスタッフ、250GP相当の指輪、測量のメモ(角度、放物線、数字、設計図、テコの原理など)
クレイ「この設計図は何に見える?」
商人「またカタパルトを作ろうとしているに違いない。おそらく投石で300フィートは超えられるものだ」
クレイ「グエンにも報告しよう」
グエン「なるほど、洞窟にいるローブの者が何か知っていそうじゃな。ならば、できれば生け捕りにして連れてきてくれ」
クレイ「わかった。そうすればプラームスの街の者たちは無実だと分かってもらえそうだな」

翌日、洞窟に向かう。
道中に岩の切り立ったところがあり、待ち伏せされている気配を感じたので、商人の密偵(名前はコリントス)に岩を登って見てもらう。
偵察しながら進んでいると、谷の中腹あたりでモンスター軍団が出現!
ストライキング、ヘイストでパーティーを強化!
接近戦になり、ヘルハウンドが炎攻撃で突っ込んでくる!
コリントスは大ダメージを受けひん死に!クレイがハンドアックスを投げまくって、どうにかコリントスを援護!
クレイもだいぶダメージを受けるが何とか討伐成功!
傷が深いため、無理をせずドワーフの街に戻ることにした。


翌日も回復に専念し、翌々日に再度出発。
元ファイアージャイアントの洞窟に到着し、中からゴブリンたちの声が聞こえてくる。
コリントスに偵察してもらうと、カタパルト、ゴブリン、人間魔術師、マルフェーラが潜んでいた!

今回もヘイスト、ブレス、ストライキングで強化して戦闘に突入!
ビニスティはミラーイメージで幻影を4体出現させ、さらに会心のファイアーボールで先制攻撃!
ゴブリンの族長が吹き飛び、下っ端のゴブリンたちは戦意喪失!
人間のマジックユーザーはマルフェーラにヘイスト!
クレイはマルフェーラの触手に捕まってしまう!
アマリは魔術師にサイレンス&ホールドパーソン!が、どちらも失敗!
魔術師はアースエレメントをビニスティの横に召喚!
クレイは何とかマルフェーラを撃退し触手のホールドから逃れる!
アースエレメントを包囲!
魔術師は集中を解き、ヒーリングポーションを飲んで傷を回復。
魔術師「そこの魔法使いよ、貴様の名は?」
ビニスティ「名乗るほどではありません」
魔術師「名乗らぬか・・・顔だけ覚えておこう」
と吐き捨てて魔術師は煙になって消えていった。
アースエレメントはクレイがクリティカルでトドメ!
残りのゴブリンたちも倒しておく。

魔術師の戦利品:指輪


フレイムウェポンで点火しカタパルトを全焼させる。
ファイアーボールで焼けていない机があり中を探る。
白の導師からの指示書(カタパルトで1か月以内にドワーフの塔を破壊せよ)、マルフェーラの召喚書、7000GP相当の宝石、クレリック呪文のスクロール(プロテクション・フロム・イービル)を発見。

ドワーフの街に戻り報告する。
グエン「とりあえず脅威は去ったということだな」
ビニスティ「あとはプラームスの街の方の誤解を解いて頂ければと」
グエン「他に何か見つかったものはあったか?」
ビニスティ「ええ、指令書などがありました」
グエン「君たちの言う飛行船とやらの者が、この騒動を起こしているのだな。ならば我々は要塞の警備を強化しなくてはならない。しかし、王はどこに連れ去られたのか引き続き調査を頼みたい。それと人間の街にこれを持っていって頂きたい。ドワーフの友好の証だ(手紙と黄金の斧)」
クレイ「(こ、これは!!だが、もらうわけにはいかんな・・・)それと、角笛を作って頂きたいのだが頼めるか?」
グエン「よかろう、1週間ほどかかるので人間の街に届けよう」

プラームスの街の町長に手紙と黄金の斧を渡しドワーフの意向を伝えた。

街では、いくつかの噂を耳にする。
・ミュージカル王は音楽オーディション開催のため、優秀な音楽家を探しているらしい。
・南のトムスという街に、有名な吟遊詩人がいるとのこと。
・ドワーフの一団がメイド服姿の一団と一緒にいるのを目撃した。
・南には呪われた湖がある。

プラームスでも捜索隊を出し、ドワーフ王を探してくれるとのこと。
コリントスには王都へ報告しに行ってもらう。

今後の予定
・コリントスは王都に報告&ブルードラゴンの引き上げ方法の検討をしてもらいに行ってもらう。
・パーティーは先に湖の偵察に向かう。
・1週間後プラームスでコリントスと合流し、同時にドワーフに依頼した角笛も受け取る。
・魔術師が残した指輪、呪術のスタッフ、250GP相当の指輪を鑑定してもらう。
・7000GPの宝石も分配する。

経験点:16225